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HSPとして感性を活かす ver02

この記事は、HSP傾向のある方々に向けに書いています。HSPは感覚が鋭く繊細です。その特性を良い方向に活かす事を書いています。

結論
五感で価格の妥当性を考えよう
「どう感じたか?」で評価しよう

五感で価格の妥当性を考えよう

HSPは感性をつかさどる脳の扁桃体が大きい為、感情が細かく動きやすい特性があります。その感性は価格の妥当性を判断する時に有効に使えます

先日、嫁と江ノ島に行きました。

休憩に入ったモスカフェでは、アイスティーを二つ頼みました。合計800円です。この800円は適当な価格でしょうか?

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まずこのモスカフェは店内が広々としており、テラス席もあります。また、道を挟んだ向こう側は海であり、サーフボードをもって自転車をこぐ人々の姿は開放的な気持ちにしてくれます。更に昨今のコロナ事情でお店の席数も減っており、スペースを贅沢に使うことができました。

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これらの体験を鑑みると、800円以上の価値があると考えました。(同じ道沿いにあったスターバックスが閉店したので、近場で同じ価格帯のお店は、モスカフェしかないのではないでしょうか、、、?)

この体験から、”同じチェーン店でもお店によって価格を変えるべきでは?”と思いました。都内の狭いお店でコーヒーを飲む事と、自然の目の前でコーヒーを飲む事では、たとえ同じコーヒーだとしても全く違う体験を得られます。観光地であれば、人々も少し高い金額を抵抗なく払ってくれるでしょう。

チェーン店だとしても全店で同じ金額なのは、勿体ないように感じます。(勿論、運営の合理性や消費者に「モス=コーヒーが×××円」と覚えて貰う等を鑑みて、同一価格が都合良いのでしょうが、、、。)

「どう感じたか?」で評価しよう

その後、江ノ島に移動して海鮮丼を食べました。江ノ島ですので特産の海鮮に期待をしていましたが、感想としては「次は江ノ島ではなくて、少し遠くても良いので逗子や葉山に行こう」と思いました。

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近郊に住んでいる方々はご存知かと思いますが、江ノ島は治安が良い場所ではありません。周辺地域から、高校生や大学生が友達と一緒、もしくはデートで行く場所として江ノ島は人気です。私も大学時代はよく男友達とドライブに行きました。島全体から少し危ない雰囲気を感じます。

更に、エンジン音や音楽を爆音でかけた車やバイクがひっきりなしに通ります。(夏の江ノ島は夜間パトロールが行われるようです、、。)

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そのような雰囲気で食事をしても、リラックスする事は難しいです。江ノ島は友達同士で盛り上がって行くには適した場所かもしれませんが、夫婦でのんびり時間を過ごすには適した場所ではないかもしれません。

リラックスしたいたいならば、例え時間をかけてでも逗子や葉山の方が良い体験が出来たでしょう。(逆を言えば、江ノ島のお店は、雰囲気ではなく味に絞って勝負をしているのかもしれません。)

今回のように、様々な体験は五感を通して感じられます。HSPはその豊かな五感を、一つ一つの消費が妥当かどうかを評価し、消費者にとって豊かな消費とは?を考える事に活かせると考えています。

以上です。HSP傾向のある方々にとって役立つと幸いです。