メガネのデザインで一番大事な箇所は…っ
こんにちは、ふくこです。今日もじわじわメガネのデザインをしています。
ワタシがメガネをデザインしてきた経験上、メガネで一番大事なポイントはどこですか…っていわれたら、そこは「フロント(前枠)」と答えます。
お顔にかけるところでございます。もちろん、素材や機能性、テンプルのデザインも大事だろぅが…ってご意見もありますが、
やっぱ、メガネは掛けてなんぼのアイテムだとおもいますので。
わたくしは、日本国内向けにデザインしているものが多いので、やはりエンドユーザーさまたちは、普段使いができて、オーソドックスなものにちょっと付加価値がついたものを好まれるようでございます。
なので、あまり奇抜すぎるものや、掛けてなんか違和感ガ―ってものは、売れ行きはしょっぱいですね。
フロント(玉型)にも、よく売れる形とそうでもない形があります。受け入れられやすいものは、最近だとややふっくらした感じのラインが人気の様です。
例えばですが、
このフロント(玉型)だと、下のラインが上がりすぎているので、メガネをかけたとき、メガネが吊り上がっているようにみえるんですね。そして吊り上がっているのって、あまり好まれない傾向があります。
そこを、ちょいといじってみます。
cadソフトを使って、マウスでカチカチと…
こんな感じで、いい感じのフロント(玉型)にバランスを取っていきます。画面上だけでは雰囲気がわからないときは、図面をプリントアウトして、やっぱ違うな…と思ったら、手書きでラインを修正して…整えて…もう一度図面で修正していって… を繰り返し繰り返し行います。
結構地道でコツコツな作業なんですよね。
そして面白いことに、手書きの文字の癖と同じように、フロント(玉型)にも人の癖があるんですよね! そして私の癖は「吊り気味」の傾向…っ
十分注意が必要ですね!(やべぇ…っ)
フロント(玉型)の種類はまた後日ご紹介いたします。ここまでお読みくださりありがとうございました^^
明日もデザインがんばりまーす。
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