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年が明けたから寝屋川ハーフマラソンのコースで20.23キロ走る

年末年始でダラダラと過ごしてしまっていたので、なにかしようとした結果がこれ。寝屋川ハーフマラソンのコースをなぞって20.23キロ走る。終わった今は破茶滅茶な筋肉痛に襲われている。ちなみに今年の寝屋川ハーフマラソンは中止となっている。ゲリラで寝屋川ハーフマラソンを開催する。

体調と装備

1月2日の午前11時30分頃にスタート地点へ向かう。寝過ぎたので気分がふわふわしてる。当然寒い。天気も良くない。

靴はワークマンの2000円。バイトとランニングに使い過ぎて靴底が薄くなりすぎている。靴底界で一番薄い。あと汚い。

靴下は電気グルーヴのグッズだった気がする。長い靴下を探したらあった。

新年初走り

寝屋川ハーフマラソンは寝屋川公園がスタート地点になっているらしい。寝屋川ハーフマラソンは3年連続中止になったので実際のことはわからない。

ここに何千人とランナーが集まって走り出す。車道を一斉に走っていくのは壮観だろう。中止になっちゃったんだけどね。

というわけで写真の交差点からスタート。道に出てすぐに右に曲がる。

すぐに第二京阪にぶつかるので右に曲がる。奥に見えるのは上り坂だ。

実は寝屋川ハーフマラソンは坂の威力がすごいことで知られている。主催者側も上り坂の多さをアピールしている。やめてくれ。全て均してください。平坦な道だけを生きていたい。

まだ1キロも走ってないのにちゃんと坂
坂を下ると高架下をくぐる
くぐったら折り返してまた上り。なんで?

最初から存分に坂を楽しませてくれるコースの仕様になっている。
ちなみに私は寝屋川ハーフマラソンにエントリーしてからランニングを始めたので、20キロ以上走った経験はない。このあたりを走っている時点で不安が爆増していた。

折り返した後は北西に走って打ち上げ川治水緑地公園を目指す。寝屋川に住む人には治水公園と言えば通じる。

寂しい道
左手に治水公園に通じるグラウンドと駐車場が見えてくる
駐車場からトンネルに通じる道と親指の生霊


寝屋川においでよ皆

この通りは春になると桜通りになってバチクソ綺麗
自然もあって綺麗な公園

寝屋川にある治水緑地は静かで綺麗な公園で、いつもランニングに使っている。通り沿いに桜が綺麗に咲く。ゆっくりしたい時にぶらぶら散歩すると気分もリフレッシュされる。今は3キロぐらい走ってきているのでリフレッシュとかじゃない。しんどすぎる。

梶井基次郎の書いた「桜の樹の下には」では、桜の持つ妖艶な美しさに均衡を与えようとする発想があった。しかし、個人的には桜の花が散った後の毛虫地獄で充分に均衡がとれているように思われて仕方ない。みたいなことを考えながら公園を一周する。

実際のコースだと通りをもう少し走るらしいのだが、今回はカットして成田山不動尊へ向かう。

めっちゃ坂
坂の麓から。しんどくて真っ直ぐの写真が撮れない
上ったら下る。下りも勾配強すぎると足が辛い。
下ったら上る。さっき下ったのはなんだったの。
上ると成田山不動尊の駐車場

団地や住宅が並ぶ中の通りを上ったり下ったりしながら成田山不動尊を目指す。初詣の参拝人でごった返している。そういえば正月だったわ。私はどう見られているのだろうか。駅伝に即座に影響を受けた人に見えているかも。気分は青学、足はガクガク。

成田山不動尊の地点がコースでの最北端になる。ここからは寝屋川の南方面に向かっていく。

南へ行け

さっき上ったり下ったりした坂は全て裏返しになって返ってくる。地球全体で上り坂と下り坂のどちらが多いでしょう?

ここの坂は前半で一番辛い
曲がってもまだ上る。追い抜かしていく原付が恨めしい

この後にもう一度、治水緑地に入る。坂を下り切って公園に入ったあたりで7キロを走っている。

広くて静かな公園があるって平和
よく見ると道路に修復の跡が入りすぎてる
寂しい道をスタート地点の方まで戻っていく

9キロほど走った後は第二京阪沿いの歩道をひたすら走っていくことになる。ほとんど真っ直ぐな道を走っていく。そうして長い長い下り坂が待っている。

市内が一望できる坂の上。とりあえず下る。また帰ってくるけど

この坂がコース中で一番凶悪。寝屋川の人に
「いちばんやばい坂に連れて行ってくれ」と頼んだら間違いなくここになる。行きは下るんだけどね。帰りはデンジャラス特大上りになっちゃうよね。

最後の坂までは平坦をのんびり

最後の特大坂までは平坦をひたすら走る。ずっとアップダウンを走ってきていると平坦が楽チンに思えてくる。

終わってる落書き
第二京阪沿いは基本的に平坦。信号が多いのが辛い
コース最南端に向けて川沿いに進路を変える
萱島駅が見えてくるあたりが折り返し地点のはず

第二京阪沿いをひたすら走り、川沿いに進路を変えた後は萱島駅を目指す。寝屋川市にある萱島駅は駅の中を大きい楠が突き抜けている珍しい駅。ホームからその巨大な幹を見ることができる。見たからと言ってなにがあるわけでもないが凄い。やばい。

あとは引き返してスタート地点を目指す。

そういえば、ずっと音楽を聴きながら走っていたが、一番ランニングに合っていた曲はhigedriverのNinja Beatだった。

帰りは一部でルートが変わるっぽい。
急にグラベル。たぶんコース間違えてる。

折り返してからはほとんど同じコースを走りながら最後の坂に備える。
もし、寝屋川ハーフマラソンのコースの感じをこの記事で確認している奇特な方がおられましたらお気をつけください。最後の坂はマジでやばいのでラストスパートをかけたとしても坂に備えるぶんの体力は残しておくべき!!!

寝屋川のやべえ坂

やべー

写真では伝わりづらいが、やべー。やべーですわよ。
左端の第二京阪用の防音壁の上がり方で伝わるかもしれないが、とんでもない傾斜である。

途中で一瞬だけ平地を挟みながら3段の坂が待ち構える。ラスボス3兄弟。

しかし、走らねば終わらない。走ろう。

最初の坂。まだ辛うじて足が動く
道路反対側に渡って二段目。天気悪くない?
3段目。ここが一番やばい。足止まる。乳酸に足をぶん殴られる感覚

上り切った時、余裕のあった脚が一気に棒に。
2本の棒、辛うじて動かして前へ進む。

近くの公園で残りの距離を潰してからスタート地点へ。

そして、

おわったぁ。

年明けにキリよく20.23キロを走り切りました。

諸々の数字。心拍数は0。たぶん死んでる。

ただアプリのストップかけるのが遅くて結果の画面では20.25に。2年先でお待ちしております。


感想

めっちゃしんどい。でも、冷えた空気の中で熱くなっていく体は心地よいものだった。ペース的に寝屋川ハーフマラソンやってたら2時間切りいけたなと思えるので寝屋川ハーフマラソン中止が悲しい。

主催者さん!来年こそは一人で走らせないで!おわり。

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