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トキワ荘(マンガミュージアム)に行ってきた!

2023年のゴールデンウイークが終わった。

ボクはフリーランスということもあって、平日・休日はあまり関係ないのだけど、基本は暦どおりに休むようにしている。

ちなみに、昨年(2022年)のゴールデンウイークは、行動規制はなかったが、繁華街には出かけず近所の公園などで過ごした記憶がある。

今年(2023年)は、マスク着用の緩和および、5月8日から新型コロナが5類に移行されるということもあり、人出の多さは昨年のゴールデンウイーク以上だったようにも感じられる。

そんな世のなかに動きに逆らうこともなく、かくゆうボクも、今年のゴールデンウイークは"トキワ荘マンガミュージアム"に行ったり、『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を鑑賞したり、『MOTHER』グッズを目当てに"生活のたのしみ展2023"に足を運んだりと、さまざまな場所に遊びに行った(この、週イチエッセイの更新も休ませていただきつつ!)。

2023年5月6日~10日まで、新宿住友ビルの三角広場で開催された"生活のたのしみ展2023"。
"ほぼ日"が主催するイベント。
"生活のたのしみ展2023"には、「MOTHERのストリート」というブースもあり、
そこで数々の『MOTHER』グッズが販売されていた。
写真のスケボーデッキは受注生産でした!

\"マンガの聖地としま"の発信拠点へ/

なかでも、とくに楽しかったのが"トキワ荘マンガミュージアム"だ。

"トキワ荘マンガミュージアム"は2020年に開館したばかりの博物館。

手塚治虫をはじめ、寺田ヒロオ、藤子不二雄(FとⒶ)、石森章太郎(石ノ森章太郎)、赤塚不二夫といった、昭和を代表するマンガ家たちが若手時代に暮らした木造2階建てのアパート・トキワ荘を忠実に再現したミュージアムである。

"トキワ荘マンガミュージアム"の入口正面には、当時を再現した看板と電話ボックスが!

じつは、ミュージアムが建築中の2019年に一度訪れているのだが、「開館したら必ず行こう!」と思っていた場所だ。

"トキワ荘マンガミュージアム"がまだ建設中だった、2019年のときの写真。

数年に一度、ボクのなかで"トキワ荘"ブーム訪れるのだが、今回は、たまたま『まんが トキワ荘物語』を読んだのと、BSプレミアムで『藤子・F・不二雄SF短編ドラマ』が始まったのがきっかけ。

なお、"トキワ荘マンガミュージアム"は、当時の"トキワ荘"(1952年~1982年)の外観・内観を蘇らせているのが大きな見どころになっている。

共同のトイレや炊事場、そして各部屋の内装はもちろんのこと、建物入口にある看板の書体(当時の写真をもとに2種の書体を使用)、階段を上がるときに鳴るギシギシとした音、部屋の天井の模様までも再現している。

廊下。
実際のトキワ荘の廊下には、住人の私物がたくさん置かれていたらしい。
当時を再現した部屋。
共同炊事場。

「この炊事場の流し台を赤塚不二夫先生が風呂代わりに使ったのか!」、「この部屋で新漫画党を結成し、チューダー(焼酎のサイダー割り)を飲んだのか!」など、当時に思いを馳せながら楽しめる素敵なミュージアムだった。

また、"トキワ荘マンガミュージアム"がある南長崎通りは、通称・トキワ荘通りと呼ばれ、そこにはもちろん松葉(手塚治虫や藤子不二雄などが通った街中華)もあれば、トキワ荘関連のグッズを販売するお土産屋やカフェなどもあり、ダラダラと散歩するのにはちょうど良い。

『まんが道』などによく登場する、中華料理の松葉。2019年に撮影。
ラーメン大好き小池さんをはじめとする、
さまざまなオブジェなどがトキワ荘通りに点在する。2019年に撮影。

2022年に、藤子不二雄Ⓐ先生がお亡くなりになり、ご健在のトキワ荘の出身のマンガ家さんが少なくなってきたのは、寂しい限りではあるが、マンガ&トキワ荘好きなら一度は訪れておきたい場所である。

ぜひ、"トキワ荘マンガミュージアム"に訪れる際には、Ⓐ先生の『まんが道』などで予習していくのをオススメします!

そして、いち藤子不二雄ファンとしては、富山県にある、"藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー"と、”藤子不二雄Ⓐアートコレクション”は、いつか行ってみたいと思っています(もちろん、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムは見学済み)。

なお、ボクはF派かⒶ派かと言われると、F派なのだが、なかでも『SF短編』が大好き(Ⓐ先生の作品も好きだけど、いまだに絵柄がコワく感じる)。

じつは先日、知り合いと「『SF短編』のなかでどれがいちばん好きか?」という話題になったのだけど、ボクはこちらを挙げます(めちゃくちゃ悩んだけど)!

宇宙人によるレポートという切り口で、
人間の社会構造や習慣を表現した作品。

ちょうど今年(2023年)は、『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』(全10巻)が、毎月刊行される(されている)そうなので、興味のある人はぜひチェックしてみるのもいいかも!(宣伝ではありません!(笑))

『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』(全10巻)

ーーで、最後に余談だが、この原稿は、いちどデータがすべて消えて(復元できず)、最初から書き直したもの。ゴールデンウイーク明けのボケた頭には、"いちから書き直し"はけっこうツラかった(笑)。

原稿消えたの数年ぶり! ……というか、仕事じゃなくプライベートの雑記でホント良かった!


<まとめページ>【ローリング内沢の】エッセイ・コラムいろいろ

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