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床に座るのは本当はすごく難しい!いろんな座り方の難易度と改善策

普通にできると思いがちな床座り

日本では床に座ることが多いこともあって、床に座ることを普通に感じるかと思いますが、実は、床に座るってなかなか難易度が高いんです!

大きな理由の一つは股関節の柔軟性が必要になってくるということ。正座以外の座り方、あぐらや長座など股関節の可動域がないと、どうしても骨盤が後ろに傾いてしまいがちで、背中が丸くなりやすい

難易度レベルをざっくりつけてみました!

トータル的な難易度MAX!

<長座>
理由:脚を前に伸ばした状態で、楽に骨盤が立つ(坐骨の良い位置に体重が乗る状態)ことができる人は、そうそういません!!出来なくて普通とくらい思ってて良い。


<開脚>
理由:長座よりは骨盤が落ち着いてくれやすいけれど、開脚できるだけの股関節の柔軟性が必要に。


股関節的に難易度高い

<あぐら>
理由:股関節が硬いと膝の位置が高くなってしまいがちで、股関節前(鼠径部、コマネチライン)がしんどくなりがち

難易度高くないけど座り方によって負担あり

<正座>
理由:股関節の柔軟性は省かれるので、床に座るのが苦手な人にとって、骨盤を良い位置にしたい場合、おそらく最もやりやすい。けれど、体重が後ろに乗ってしまったりすると、膝に負担が出てきやすい。

難易度高くないけど負担大

<横座り>
理由:比較的楽だったり、女性はスカートだったりすると胡座もかけないので、こう座りがち。多くの場合、自分の座りやすい側で座ってしまうので、あまりに継続してる身体の(脚や骨盤だけじゃなくて)左右のバランス差に。

<おばあちゃん座り(正式名称不明)>
理由:股関節で大腿骨が内旋しすぎてしまって、腿と膝下のねじれにつながりやすい。前ももが張ってる人にとっては難易度高し!


<体操座り>
理由:骨盤が後傾して背中が丸くなりやすい。良い姿勢にしようとして、骨盤からではなく肋骨をグッと前に押し出してしまうと、見た目は悪くないけれど腰に負担。意外に背面の柔軟性が問われる体勢。

床に座る時のお助けワザ

床に座ってて
・股関節前がしんどくなる
・腰がしんどくなる
・首がしんどくなる

などあったりする方は、

ひとまず、

・バスタオルをたたんだもの
・厚めでしっかり目のクッション
・ざぶとん
・ヨガブロック
・電話帳

などなどを置いて、その上に座るのがおすすめ!
つまり、おしりの位置を少し高くする!

おしりの位置を高くした状態で脚を前に伸ばしたり、開脚のように開いたり、あぐらにしたり、体操座りしたりすると、少し楽にできます!!

なぜかと言うと、床に座ってる時の土台は骨盤!なので、骨盤が、骨盤より上にあるものを楽に支えられる位置にいられるかどうかが鍵なのです。

柔軟性によって、高さを調整しつつ、自分の好きな高さを見つけてくださいね!

そして、壁際でそうやって座れると、背中も少し壁にもたれられるし、ぐっと楽さが増します。

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