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足の指、足首のかたさ、足の太さの関係

少しずつ暑くなってきて、わたしはビーサンの季節がやってきました!足元が風通りが良いって最高です。

ですが、ビーサン、ビーチサンダルというと、歩くたびに踵(かかと)が浮いちゃってパタパタしがち。そして、そうならないために、足の指でビーサンをつかんでしまい、足首も動かず、スネがパンパンに!

そうなのです、足の使い方と足首とかたさ、そして足の太さってすごく関係が深い。今日はそんなお話。

足首の動きが少なくなる要因

仕事で出会う人と話していると、足首が硬いと感じてる人は多く、しゃがむと踵が浮いてしまうんです、というお話はよく聞きます。足首が硬い、といっても原因は様々で、それが混じり合ってることが多いのではないかと思います。例えば、

・足裏が硬い
・下腿(膝下の部分)の後ろ側(ふくらはぎの筋肉とか)が伸びにくい
・膝の調子が良くない
・股関節の調子が良くない
・足の指が緊張して握ってる、もしくは浮いてる
・とにかく足の力が入り続けがち

など。

これらの背景にたいていあるのが“緊張”または“力の入れ過ぎ”です。

足首の硬さは、緊張に由来するところがものすごく多い!

緊張させると力が入ります。そうすると、本当ならスルーっと滑らかに動く部分も、筋力でぎゅーっと動かすように(=不必要な力加減)

一度、ぎゅーっと手に力を入れて握ったまま腕をぐるぐる回すのと、手のひらをプラプラ振ってからその勢いで回すのとで違いを感じてみてください。手のひらプラプラの時の方が楽にまわったりしないでしょうか?

足首がかたい、と思っている方の多くは、「かたいね」と言われてきた人が多く、足首を曲げるときに、少しでもたくさん曲げようとギュゥっと力を入れて曲げがち。

実は、それが足首をより緊張させて、硬くさせてしまうのです!!

そしてその役割を大きく担っているところをみていってみましょう。

足の指、どうなってる?

足首がかたいと思ってる皆さん、足首を曲げる時、足の指はどうなってますか?

・床をつかんでる(足の指に力が入ってて握ってる感じ)
・体重があまり乗ってない=足の指の裏がピタッと床についてない感がある(ちょっと踵体重気味だったり、浮指だったり?)

そんなケースが多かったりします。

なのでまず、体重を前後に揺らしながら、足の指と踵の間で体重を行き来させて、どちらにも体重がかかるところを探してみましょう!

そして、足首を曲げるときには、騙されたと思って、足の指が前方に向かって長ーくなるイメージを!

水泳で使ったりする、足ひれ(フィン)を履いてるようなイメージです。笑!目指せ、長い指!

踵は?

足首を曲げるときに、足の指が長ーくなるイメージができたら、次は踵!

足首を曲げるときに、足の指同様に、踵も後ろに長ーくなるイメージをします。足の指と踵が長いイメージができると、前後に長さが出て、ものすごく安定しやすくなります。

あくまでイメージであって、「長くしよう」と力を入れないのがポイントです。

足の指と踵のイメージで、多少なりとも足首は動きが出やすくなるかと思います♡

膝の方向どう?

膝頭を脚を伸ばした状態で触ると、いわゆる「お皿」があるかと思います。足首を曲げるときには、そのお皿の動きに要注意です。お皿の向かう方向を、できるだけ足の2本目や3本目あたりに!
(無理のない範囲内で♡)

膝の向きが変わると、足首の関節の動きが本来のポジションでうまくいかないこともあるかと思うので、気をつけてみてくださいね!

力が抜けてないと太くなる

これは足首に限った話ではありません。からだが緊張している状態の時は筋肉をぎゅっと使ってしまいがち。大きくなりやすい筋肉が働いてしまい、動けば動くほどモリモリしてしまいやすくなっていきます。

むりやり足首を曲げようとすると、スネ前の筋肉(前脛骨筋)をぎゅっと使ってしまうが故に、スネがパンパンになったり、太くなったりもするんですね。

ぎゅっと曲げるところではなく、足首を曲げるときに「伸びてる場所」をさがしてあげるのはおすずです。そうすると力が抜けて、本来の動きに戻りやすい♡

足首を曲げる時の「伸びてる」場所は、下腿(膝下)の後ろ側です。アキレス腱もその一つ。なので、足の指と踵を長くしつつ、アキレス腱とかが長ーく伸びてくるイメージで足首を曲げてみてください。

まとめ

足指を使わない→足首も使いにくい→膝もあまり使わない→股関節も使わない→骨盤も動きにくい

良く起こる流れです。
*ちなみにこれがこの順番で起こるとは限りません*
*足底(足の裏)の痛みなども、ここら辺の問題があるので、今回取り上げたポイントをチェックしてみてください*


動きにくい関節の近くには、動きやすい関節があったりします。それをふまえると、足首がかたいと思ってる人には、ひょっとしたら足の指であったり、膝であったり、どこかに関節が動きすぎるところがあるかもしれません。

そういった関節は、動きにくい関節の分の働きを動き過ぎる関節がカバーしてしまっていて、知らないうちに負担が積もり痛みにつながることもあるので、要注意。

そんなわけで、冒頭に書いたビーサンは、形にもよりますが、足指に力を入れさせ、足首をかたくさせ、スネをパンパンにしてしまいます。

そのため、わたしが履くビーサンはこんな感じ。

ストラップがあると、指に力を入れなくてもビーサンがパタパタしないし、脱げないので問題なしです。この夏はぜひ♡

そして、それと同じ理由で、スリッパも形によっては足にとってマイナス!チェックしてみるのもおすすめです。

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