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ぐーたらしてても心配減!ぐーたらしながらケアしよう

からだをケアする、というと皆さん、どういうイメージをお持ちでしょう?

お肌のケアだったら、単純なところだと洗顔とか化粧水とか、そういった美容系のものの利用やエステとかになると思うけど、からだのケアって?

からだに携わる仕事をしてるとつい使ってるこの言葉。ちょっと長めのお休みの時にこそ絶好のセルフケアのタイミングだと思うので、今回はちょっとそこにフォーカス。

それでいて、セルフケアは「何か特別なことをすることじゃなくていい!」を提案していきたいと思います!

からだのケアとは?

からだのケアと一言で言っても、からだのお肌のケアもあれば、食事的なケアもそうだし、怪我の回復やリハビリもそう、運動も時にはそう、肩こりでマッサージ、とかもそうですよね。今回は、日常的にできたらやってもらいたいと私個人的に推奨している「できるだけ疲れを溜めず、こまめにリセットする」ための簡単なセルフケアにフォーカスしたいと思います。

疲れた時ってどうなる?

疲れをこまめにリセットし、溜め込まないためには、疲れた時ってどうなっているのかを知ることも大切。

これまたきっと個人差があるので、ぜひ皆さんには、自分が疲れた時にどうなるのか書き出してもらえたらと思いますが、

疲れた時、からだが緊張していることはよくあります。「緊張」と聞くと、人前に出る時の緊張などをイメージされるかもしれませんが、要は、「からだをかためがち」ということです。

そう、疲れている時、からだは硬くなっていることが多い!!

からだが硬い時、どうする?

なので、リラックスしようとダラーっとしてみたりとか、ゆるめようとマッサージしてみたり、お風呂に浸かって「はぁ〜」と脱力してみたり、逆に運動して動かすことで固めていたところを緩めたりしたりするんですよね。

かたまった時に、ゆるめよう、とする方法と、動かすことでゆるめる方法があるのも結構ポイント!

納豆の話を以前書きましたが(こちら)、冷えた納豆を外にしばらく置いておくことで、ゆるっとすることもあれば、あまりにカピカピになってると、ただゆるむのをまってもゆるっとせず、お箸でグリグリかき混ぜることで動きを取り戻すこともあります。それと同じ。

からだの硬さ具合、緊張具合によっては、運動する前に少しゆるまっていた方が良い場合もあります。硬いままいきなり動くと怪我しちゃったり、ストレッチすればいいんでしょ、とか言ってても、そのストレッチがマイナスに働くこともあるんです。硬さの度合いによっては。

何かした方がいいとわかってる。けど、ついグータラしちゃうんだよな、という人のために

日常の中で、上にあげたように、マッサージしたり、動いたり、何かしら自分でケア出来ていたら素晴らしい!!けど、中にはやった方がいいってわかってるけど、ゴロンとしちゃったりする人もいるのではないでしょうか。

もしくは、日常の中では出来るんだけど、年末年始のような非日常になるとルーティーンが崩れて出来なくなっちゃったりとか。

何を隠そう(隠す気もないけど)私は自分でも驚くほどのグータラ星人。昔流行った言葉で言えば、いわゆる干物女で、外で頑張れば頑張るほど、家ではダラダラしがちです。そう、ロルフィングだけではなく、ピラティスの指導とかもしてるくせに、家ではぜーんぜん。

そんな、ついグータラしちゃうんだよなぁ、という人のために推奨したいのが、地味だけど、簡単で、グータラしながらでも手を出しやすいセルフケア

前回のホリ研マガジンで松永有紀さんが紹介してくれていますが、↓
こういった、さすってあげたりすることだけでも、からだって喜ぶんです。そしてからだは喜ぶとゆるまりやすい。「お前いつも頑張ってるなー!」とさすってあげてください♡

有紀さんが紹介してくれたケアから、もう少し、グータラしながらでも付け足せそうなことを。

①目のケア

まとまったお休みがあると、以前なら旅行とかに行っていたかもですが、なかなかそれがしづらいご時世。動画を見たりすることが増える人も多いのではないでしょうか。空いた時間、やたらスマホ見ちゃったり。

目の疲れは頭や首にも響きがち。目に関しては、読みながらよりも音声を聞いてやった方がいいので、こちら(zoomに飛びます)を紹介。(聞きながらやってみてね!)

言葉で一応書いておくと、、、

①横になる(床とかベッドに寝る)
②目をつむる
③目って、眼球が骨の窪みにスポッと入ってるんですが、その眼球を骨の窪みにお休みさせる
→これがイマイチわからなければ、つむった目の上に手のひらを置いて、「手、あったかいなぁ」とか思うだけでもOK。アイピローなどの使用もあり。
④そのまま寝ちゃってもいいし、目を開ける時には、眼球が窪みに沈んだままのイメージで、遠くでまぶたが開くように、ゆっくりまぶたを開けていく

以上。

「ヒントは自分のカラダの中にある」の中でも紹介してるのと同じ感じの目のセルフケアです。

目は起きてる間中使っているし、パソコン、スマホなどで酷使してしまいがちな場所。

普段からやってもらいたいケアだけど、お休みの時にだらだら動画を見続けて、目がすごく疲れちゃうと、ずーっとゴロゴロしていたのに体がしんどい!ってなったり、頭、首、肩こりにも影響してくるから要注意!!

時折、目をつむった時に、一連のこのケアしてもらえたら嬉しいです♪

②首のケア

首が疲れる時はたいてい後ろ寄り。なので、猫が子猫の首根っこをつかむように、首の後ろの“皮膚”をちょっとつまんで、そこをつまんだまま、ゆっくり「うん、うん」と、うなずく動きをしてみる。

顎をちょっと上げた状態にすると首の後ろ側の皮膚がたるんで掴みやすいです♪つかみかたは掴みやすい方法で!

③肩のケア

写真のように、首と肩の境目辺りに同じ側の手を、指先が後ろを向くように置いて、皮膚を後ろに持ってく感じに。

で、そのまま、ちょっと首を傾けてみたり、斜め下見てみたり。

何かしながらでも出来るからおすすめ。

④背中のケア

有紀さんがみぞおち裏のケアを紹介してくれていましたが、そこにもつながる背中のケア。

写真のように自分をハグして、前にダランと背中を丸める。

そこで何回か呼吸してもいいし、もしできたら、この体勢のまま肩を上げ下げしてもOK。

自分の腕に胸を預ける感じでやるのがポイント。

丸めるのを深くすれば、腰が丸くなるので、そこで何回か呼吸したりするのは腰を緩めるのにも◎。特に腰を反らせやすいタイプの人や、腰を丸めてストレッチすると気持ちがいいと感じる人に!

⑤+他にもいろいろな箇所のケア

こういった、どこでもできて、道具がいらないセルフケアが好きだし、利用している私。紹介しだしたらキリがないので、ここからはちょっと他のリンクへご紹介。興味がある方は見てみてくださいね!

画面見続けて首とか頭が疲れた時→こちら

スマホで腕が疲れた時→こちら

椅子に座ったままふくらはぎケア→こちら

呼吸入りやすくしたいな、な時→こちら

まずはグータラしながらケアすることからいかがでしょう?

紹介したセルフケアは、リンクのものも含めて、なかなか楽ちん。息をいれようとしてみたり、からだを意識してみたり、慣れるまでは、そういった煩わしさはあるかもしれません。けど、動きは少ないものばかりです。

意識するだけでも煩わしい人は、もちろん、やらなくていいけど、からだとは人生ずっとお付き合いしなきゃなので、他の方法で是非ケアしてあげてください♡

グータラしたままでいいなら、意識くらいしてみよっかなぁ、なんていう人には、本当におすすめ!!気に入ってもらえたら是非連絡が欲しいくらい笑!ぐーたらセルフケア同盟でも作りたい笑。もっともっとオススメをお伝えしたい。

からだが変わるために、最初の一歩が、ストレッチ!とか、トレーニング!とか、ジョギング!とか、そういうことである必要は全然ないんです。

最初の一歩は、横でいつも通りゴロゴロしたまま、「まぁちょっと、背中でも意識してみるかな」とかで良いんです。

ぐーたらセルフケアを自分のものにし始めた時、実はものすごく体への意識力が高まります。だから、そのあと、もし、何かしてみよう!と思っても、しやすくなっている!(はず!)

からだは動かしてナンボです。動物だし、それは事実。だけど、ついグータラしちゃったりするんですよねぇ。特に動くことに慣れてなかったり、外が暑すぎたり、寒すぎたりしちゃうと。なので、まずはグータラから!

もーし、出来そうだったら、トイレに行ったついでくらいに、10回くらいエア縄跳びなんてできちゃったら、もう誉めたいくらいです。

これを書いているのは、ちょうど年末。年末年始、私自身も、ぐーたらセルフケアと、さすがにそれだけで調子に乗って食べてると大変なことになるお年頃なので食べ過ぎ注意しながら乗り切りたいと思います!(エア縄跳びもやってみよう…)

グータラしてる時はからだもゆるみやすい!けど、意識なくゆるまりすぎると今度は動くのが辛くなります。だからこそ、ゆるみついでにセルフケア。試してみてください♡


[後記]
MAGAZiNE: ホリスティック研究室も1年続くことができました。マガジンに限らず、拙い私の記事を読んでいいねしてくださった皆さん、いいねしてないけど、心の中でいいねしてくださった皆さん、本当にありがとうございます。

私は定期的な継続をするのがとても苦手です。それがなんとか出来たのも、一緒にマガジンを作っていた松永有紀さんと、読んでくださっていた皆さんのおかげ。心より感謝を。まだこの先は未定ですが、多分、これからも頑張ります笑。どうぞその時は、よろしくお願い致します。

皆さんにとって、「終わり」と「始まり」を気持ちよく感じられる年末年始になりますように。



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