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マンションや戸建てを売却する際の仲介手数料を0円にする交渉術 ~中編~

3章 0円にするための会話と提案

まず不動産業者に連絡を取りましょう。電話でもいいですし、ホームページ上のお問い合わせフォームからでもいいです。ただ電話以外だと返事が遅い場合やはたまた返事がない場合もありますので、できれば電話がよいです。
話す内容としては「不動産の売却を考えているので、どれくらいの金額になるか知りたい。」という感じがよいでしょう。
ほとんどの業者が住所をその場で聞いて、来店を促してくると思いますので、そのまま来店予約をしてください。注意事項としては、連絡の際に仲介手数料を0円にしたいということは言ってはいけません。
不動産業者から持ってきてほしい物(建物の図面や謄本)の指示がある場合があります。手元にあるのであれば持っていきましょう。ご自身で用意できる資料は持っていき、できるだけ不動産業者の手間はとらせないようにします。これは「仕事がしやすいお客だな」と不動産業者に思ってもらうためです。
いよいよ店舗に行きます。不動産業者に会話の流れはまかせましょう。不動産の売却理由や売却を急いでいるかなどの質問があると思います。「売却を急いでいる」と答えると安い売却価格を提示されますのでご注意ください。「半年ぐらいで売れればよいです」と答えておけば問題ないです。
ほとんど不動産業者で売却までの流れや媒介契約の種類の説明があります。その中で仲介手数料の説明もあるはずです。ちなみに仲介手数料の話もろくにしない会社は信用できません。
仲介手数料の話を聞いたあとに0円にしてほしいことを切り出します。
切り出し方はこのような感じです。「この物件ですが、売るのにそこまで難しくないですよね?」この交渉術を購入している方の物件は比較的売りやすいものかと思いますので、不動産業者の答えは「そうですね、難しくはないと思います。」的な返答だと思います。
そして次のように提案します。

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