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マンションや戸建てを売却する際の仲介手数料を0円にする交渉術 ~前編~

はじめに

  この度は本書のご購入いただきありがとうございます。
不動産の売却は、多くの人にとって何回も経験するものではありません。何の知識もなく、不動産業者を訪れると売却はスムーズに進むかもしれませんが、売却価格は安くなってしまう可能性があります。これは大手の業者でも中小の業者でも同じです。
他人におまかせするのは簡単です。ただその分、不利益を被る可能性もあります。本書をご購入していただいた方は、自分で知識を身に着け、ご自身が納得いく売却を望んでいるかと思います。
本書を読んでいただき、皆さまの手残りが少しでも多くなり納得いく売却になれば幸いです。

目次

はじめに
一章 不動産取引の仕組みを知る
二章 依頼する不動産会社を選ぶ際の基準
三章 0円にするための会話と提案
四章 高値で売るために
さいごに


一章  不動産取引の仕組みを知る

不動産を売却する際の、パターンは2つです。1つ目は不動産業者もしくは自分が買い手を見つけ買ってもらう。2つ目は不動産業者に買い取ってもらう。
今回は1つ目のパターンで売却を進めます。2つ目の買い取りはすぐに現金化できますが、手残りは少なくなってしまいます。時間に余裕があるのであれば1つ目のパターンをおすすめします。
1つ目のパターンは「媒介」と言います。媒介とは辞書によると「間に入って、両者の仲を取り持つこと」。つまり売主さんと買主さんとの間に入って、売買を成立させることです。
その媒介を不動産業者に依頼することになりますが、媒介には3種類あります。それを一つずつ説明します。


媒介契約の種類

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3,019字

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