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釣り場に到着した瞬間、終了~ 海のターンオーバー

執筆が一段落したので、久しぶりに海釣りにいきました!
が、釣り場についた瞬間に終了です。

ターンオーバーです。
海面の水温が海底より低くなったため、海底の暖かい水と伴に海底のゴミや死骸が巻き上げられて上昇し、過度の富栄養の状態になり、プランクトンが大発生して酸素不足の状態になる現象です。

これがおきると、魚はエサを食べなくなります。
つまり、釣れません。

霞ヶ浦でバス釣りをやっていたときには、”おなじみ”というほどではありませんが、時折出くわしてガッカリした思い出があります。
海釣りでは今回が2回目。湖だけじゃなく、海でもあるんですね。

海に近付いたときに、嫌な予感はしました。
動画でも話してますが、なんともいやーな臭いがするんですよね。
いまだに鼻に残っています。
そして、海を見た瞬間、悟りました。「今日はダメだ」と……

でも、海のターンオーバーってなかなかお目にかかれない現象ですから、記録を残そうと思って、動画だけ撮影しました。

ひと目見てわかる特徴は、海底のゴミ、死骸が大量に浮いていること。
そして、いやーな臭い。
さらに、水の色がいつもより黒っぽい。濃い緑というか、群青というか、変な色になっています。

それと、水鳥がいません。一羽もいなくなります。
鳥たちも、えさになる小魚がいないので、まったく姿がありません。

ちなみに、この日は小潮で動きが無く、まるで湖のように波がありません。
せめて大潮だったら、もしくは海が荒れてくれたら海が攪拌されて回復も早いように思えるのですが、しばらくこの状態がつづきそうです。
現代の発達した天気予報でも、さすがにターンオーバーまでは予報してくれません。

ガッカリした気持ちを切り替えたいのですが、この釣行のために組んだタックル、購入したルアー、考え抜いた戦略……

自然の前には、みんな無為であることを再認識した釣行でありました。

ではでは。

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