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泉井小太郎
2019年10月26日 20:35
羅漢寺へ。土曜日で人影もちらほら。曇った日はみんなものしずか。マユミの実がほんのり赤い実を吊っている。詩集『春と石仏』の表紙にお願いしたらかん。このひとの前に立つと、もっと詩を書いて詩を生きていかなければと思う。毎年このひとの前で白い花を着ける寒菊のように。雲が払われて、秋の西日が射し込んできた。おひさまはこのらかんをライトアップ。佇む、という言葉…。このらかんにも光が。祈り