見出し画像

謎の箱の中身は?

 
 箱の大きさは、ちょうどiPhoneくらい。厚みは1,5センチ。一見、なんの箱か分かりません。実物を見て、そう思ったくらいなので、画像ではなおさらです。
 
 お線香に見えます。縦書きのひらがな文字も、それに合っています。ただお線香なら、文字の向きが縦に向けているでしょうか。
 
 であれば、石鹸か? 文字に色使い。たしかに衛生的な商品の感じを受けます。これ、食べ物なのです。
 
 羊羹でしょうか? この落ち着いた、シンプルな表面のデザインは、素朴感を演出しています。
 
 この箱の側面を見て、おどろきました。

イロドリチョコレート6

 
 チョコレートだったのです。
 
 ただ、側面には詳しい記載はなく、ただ単にチョコだと分かるだけ。
 

イロドリチョコレート7

 
 裏面を見て、ようやく、どういったチョコレートかということが分かります。このきれいな色は、ラベンダーとブルーベリーを表していたのです。
 

イロドリチョコレート2

 
 箱を開けて中を出しますが、淡いビニールに包まれていて、まだチョコが全容を表してくれません。
 
 包みを切るのがもったいないですが、切らないと見れないし食べられないので、切ります。
 

イロドリチョコレート8

 
 シャッ!
 
 そして中身が、
 
 

イロドリチョコレート3

 
 出てきました。
 
 ミルクチョコレートをぼかしたような色に、端がちょっとラベンダーになっています。

イロドリチョコレート4

 
 裏面は、半分くらいまで青が侵食していました。
 

イロドリチョコレート5

 
 割って中を見ると、きれいなブルーベリー色になっています。味は、色の違いによって明確に分かるほどではなく、なんとなくブルーベリー側の方が甘く感じる程度。全体的に、いい香りがほのかについたくらいで、強い主張はありませんでした。
 なんとなく、包装の落ち着いた雰囲気に、中身も合っています。
 
 他に2種類あって、1枚が1296円だったのでまとめては買えませんでしたが、またこの商品にどこかで出会ったら、その2種類のうちの1つを買ってみようと思います。
 
 お値段がお値段なので、いっぺんに食べないで半分取っておきましたが、1枚ぺろりと食べられちゃう美味しさだったです。

いただいたサポートは、今後書く小説の取材費や資料購入に充てたいと思います。もちろん、それだけ、というわけにはなかなかいきませんが……^_^;