100㎏越えの登山初心者が富士山に登る

何とか無事に帰ってきた。
しかし、準備不足も否めない。
のでこれから富士山に登ろうって人向けに書こうと思います。

まず前提として、
弾丸ツアーは辞めましょう。
私はガイドさん付きのツアーに申し込んでいってきました。

万が一も考えてガイドさん付きのツアーがお勧めです。

歩き方を教えてくれたり、休憩のタイミングも管理してくれるので
ガイドさんがいたほうが何かと安心です。

ああそうだ、富士山山頂へのルートが複数あるのですが、
私は富士宮ルート(登頂時間が最短)のところから登りました。

富士宮ルートは
五合目がスタートで
六合目
新七合目
元祖七合目
八合目
九合目
九合五勺目
山頂
となります。

今回参加したツアーでは、
12時にスタートして、
八合目の小屋に泊まり
夜中の2時に起きてさらに山頂を目指す。
というものです。

登るのにかかる時間

実際は12時スタートの八合目が19時着
八合目2時スタートの山頂が4時半着
山頂から6時スタートの5合目が12時着
という結果になりました。

だから、のぼりが9時間くらい
下りは6時間か。

足がぼろぼろだなぁというのはいつもの登山と同じですが、
富士山独特の気を付けるべき点があったのでそれを書きます。

富士山独特の気を付けること

①高山病
具体的に何?ってなりますが、頭痛です。
八合目の小屋で寝てたら頭痛がしまして、
全然寝れなかったです。
酸素不足でなるらしく、頭を廊下にだして深呼吸を1時間したら
おさまりました。
頭痛薬を持っていくといいかもしれません。

②低体温症
ガイドさんからの説明で、防寒具がないと山を登らせることができません。
と言われました。
毎年低体温症で亡くなられる方がいるとも言われました。
そんなか?と思うかもしれませんが、
元祖七合目~八合目で急に寒くなります。
半袖、長袖の2枚では結構寒いです。
八合目~はとにかく寒いです。
4枚来ていても寒い。
寒さで死ぬってのはこういうことか。
真冬の気温でしたよあれ。

ダウンジャケットがないと寒くてしんどいです。
ズボンも3枚重ねてきていましたが、
そっちもそっちで寒いです。
風もめちゃくちゃ吹いているので
これがとにかくきつい。
レインコートが必須ですが、
それだけだと足りませんので
これから上る方はダウンジャケットを是非用意してください。

こういうもこもこしてるやつ。
あったほうがいいです。
あと耳当てみたいなのも必要ですね
ニット帽でもいいですが、
とにかく冬だと思って装備を整えてください。

今回持ってきた荷物も書いておきます。

持っていく荷物

・レインコート上下 必須
・ドライシャツ 必須
・ドライタイツ 必須
・ズボン 必須
・ヘッドライト 必須
・耳当て 必須
・登山靴 必須
・ストック 必須
・帽子 必須
・ウインドブレーカー 必須
・ジャージの上 これをダウンジャケットにすればよかった
・水分4.5リットル  3リットルでよかった気がする
・おやつ(羊羹3つ、わらび餅3つ、塩タブレット1袋、カルパス2つ)
 →わらび餅3つと塩タブレットだけでよかった気がする

登ってみてどうだったか?

日本一の山の山頂に登った。
というのはこれは中々一生ものだなぁと思いました。
二度登りたいかといわれると、
相当しんどいので、
どうだろうなぁ・・・と
ただ富士宮ルートは一番険しいルートらしいので、
他のルートで緩やかに登れるなら挑戦してもしれないな
と思いました。
とにかく無事に降りてこれてよかったというのが
最初に出てくる感想です。
ただ、しんどいぶん感動はひとしおですので
何かやってみよう、でも何しよう。
みたいな人には富士山登るのはおすすめですよ。
装備だけ整えてください
※装備不足だと登らせてくれません危ないので。

という事で今日は以上です。


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