3Dプリンターのはじめかた(基礎知識編)
3Dプリンターで作ったものをSNSに上げ続けた結果、何人か3Dプリンターに興味を持ってくれた人がいて。今日はその人たち向けに書きます。
3Dプリンターで遊ぶには、
①プリンター本体
②材料
③3Dデータ
④スライサーソフト
が必要です。
①のプリンター本体
FDMタイプと光造形タイプがあります。
手っ取り早く遊べるのはFDMタイプです。
おすすめです。
A FDM
材料を溶かして固めるのがFDMです。
グルーガンみたいなイメージです。
安いものだと2万とか、
自分で組み立てる奴とか
色々あります。
自分で組むのはなかなかハードルが高いので、
まずは組み立て済みのものを選ぶといいです。
B 光造形機
光造形機は液体を紫外線ライトで固めるタイプです。
マニキュアとかもそうらしいですね。
FDMと違って造形後にアルコール洗浄して
紫外線にあてて硬化する必要があります。
ちょっと手間ですがFDMより積層痕がなくきれいな仕上がりです。
こっちは2万前後で組み立て済みのものが買えます。
組み立てるものは見たことがないです。
②材料
これはプリンターによって材料が違います。
FDMは釣り糸のようなもの、光造形機はレジン液になります。
A FDMのフィラメント
B 光造形機のレジン
③3Dデータ
これに関しては
自分で作るか、フリーサイトからもらってくるかになります。
A 自分で作る場合
「3Dデータ フリーソフト」とかで検索すれば結構いろいろあります。
私はfusion360というソフトを使っています。
使い方もググれば結構わかります。
私はメーカーズラブさんのyoutubeなどで使い方を学びました。
使い方は私の過去のブログ記事にもあります。
B フリーサイトからもってくる場合
プリンター本体を買えば大体サンプルデータがついてきます。
海外サイトが多いのですが、日本のサイトだと私はモデラボというのを
使っています。
下記のリンク先は私の作品です。
フリーです。
④スライサーソフト
カラープリンターのドライバーみたいなものだと思ってください。
データに対して、3Dプリンターとして出力できるように
変換してくれるソフトです。
これはプリンターによって変わります。
この4つが必要になります。
次に一通りそろえたところでどうやって印刷するのか。
①データを用意する。(ソフトによる)
②プリンターが印刷できるようにデータ変換する。(ソフトによる)
③出力(プリンターによる)
で完了です。
光造形機の場合はさらに
④洗浄して二次硬化させる
が加わります。
身体に無害というわけではないですし
最初に言った通りFDMタイプの3Dプリンターを
最初はお勧めします。
あと、気になるところでいうと金額だと思います。
値段の詳細は以下の記事にまとめていますが、
どんどん最新機種が出ているし、金額も値下がっているので
色々調べてみることをお勧めします。
ぜひ一緒にこの沼に。