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大きな勘違い

僕自身、若い頃は大きな勘違いをしていた時期もあった
だからこそ気付いたし
今になってやっとこんなことが言えるようになった

高級車や高級スポーツカーに乗ると
自分が偉くなったように思う
周囲が自分を認めてくれるし
注目してくれるのだと勘違いをする
反面、軽自動車やファミリーカーに乗ると
卑屈になったり
恥ずかしいと思ったり

オートバイでも同じ事が当てはまることがある
原付や250ccクラスだとカッコがつかない
友達や女の子の前でカッコがつかないと思う
そのくせ大排気量車、高級外車に乗ると
人目につくように走り
人目につくような場所に停める
他人から見られることを気持ち良いと思うようになる
自分が偉くなったような気にもなる

そういう感覚を
『大きな勘違い』だと僕は思っている
車やバイクが凄いのであって
決してオーナーが凄いわけじゃないし
間違ってもオーナーが偉いということでもない
逆もしかりだ
小さなバイク
カッコ良くないバイクに乗っていても
その人が小さいわけでもないし
カッコ悪いはずもない

カッコ良さはそこじゃないんだ
そのマシンの特性を知りそれを活かす乗り方ができる
機能性から生まれた走り
必要から生まれた操作をする
速い走りよりも質の良い走り
事故を起こさず
マシンを正しくメンテナンスし続ける
それだけの知識や経験を持ち
決してそれをひけらかさない
それをカッコいいという
高級車に乗るなら
ポテンシャルの高いバイクに乗るならなおさらのこと
大きな勘違いなんてしている場合じゃない

そういう意味で
僕は真にカッコ良いバイク乗りになりたいと思う

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