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約半世紀を生き抜いた私


(注) この記事は4月に書き留めた記事だ。
時期的にちょっとだけずれた発言もあるが、気にしないでもらいたい。

私事ではあるが、この世に生まれ49年が経った。

49(しじゅうく)という響きに、厄年じゃね?と大慌てで調べるも そうではない。生まれて初めて厄年というものを気にした。厄年が何歳でやってくるとか考えたこともなかった。
気持ち的には30代で止まっている私だが、ちょっとだけ歳をとったってことなのか。



妻『何欲しい?』
私『特に何もいらない。ただ、美味しい日本酒が飲みたい』

今は引きこもり生活の時期、不要不急の買い物には行って欲しくない。
まぁでも本当に欲しいものが思い付かなかった。
欲しいものがあるときには、何としてでも手に入れたい衝動にかられる。
しかし、普段から物欲には乏しい私である。



妻『何食べたい?』
私『ケンタッキー!』

即答した。次の日 胸やけするナンバーワンのメニュー。わかっていても食べ過ぎる。まだちょっと若い気持ちも残ってるんだな。
我が家では人気のないケンタッキー、私だけが大好きなので、主役の時しか許可が下りない。
そう、この機会を逃したらいつ食えるのか予想がつかない。
今がチャンスなのだ。



3号ちゃん『ケーキはチョコレートケーキがいい!』

いやいや、君の誕生日ではないのだよ。
父さんは生クリーム係のケーキをガッツリいきたいな。



上の2人には

みんなのおかげで、やっと人生の折り返し地点が見えてきたよ

と伝えた。
私は常日頃から100歳まで元気で生きて、ある日突然あの世に行く、そう家族に伝えてある。ピンピンコロリってやつ。私の理想である。


やめてくれ

と照れ隠しのお祝いの言葉をいただいた。



結果

ケンタッキー ➡ なると屋

美味しかったからいいけど・・・


生クリーム係のケーキ ➡ チョコレートケーキ

やっぱりそうなるよな。
なんやかんや言って、常に主役は3号ちゃんだったりする。
たとえ私の誕生日でもだ。


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唯一、これだけは思っていた通り旨かった!
『結構高かったんだよ』と妻。
そこは黙って乾杯でよくね?
正確な値段まで言いたそうな妻にお酌をして口封じ。



そんな平和な誕生日

こんなご時世だけど、安心感に包まれる我が家

これからも元気でみんな仲良くやっていこう。



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