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サークルでやっている「作者人狼」

私が入っている一次創作サークル「Artclub時誘人」では、「作者人狼」というイベントが定期的に開催されている。

これは、私が入部する前から開催されていたイベントだ。
(2023年6月に行った前回の作者人狼が第17回目だった)


今回は、そんな「作者人狼」がどんなものか、簡単に紹介したいと思う。



簡単な流れ

まず、作者人狼当日までの流れはこんな感じだ。

  1. 作品の提出〆切までに1000~2000字程度の小説を書く。

  2. 書いた小説を提出用のスプレッドシートに匿名で出す。

  3. 全員の小説が匿名のまま一つにまとまったWord文章が配布される。

  4. 読む。

  5. 作者人狼当日までに、感想用のスプレッドシートにそれぞれの小説の「感想」「疑問点」「推理(書いた人の予想)」を書く。


続いて、作者人狼当日の流れはこんな感じだ。
当日は、大学の教室を借り、対面でやっている。

  1. 感想シートを元に、1作品5~10分間で意見交換をする。この時、書いたのが自分ではないというテイでコメントする(ここが人狼ゲーム的な要素の部分)。

  2. 誰がどの小説を書いたかを投票する。

  3. それぞれの小説の投票結果を発表したのち、作者が名乗り上げる。

  4. それぞれの小説の作者が、「疑問点」や「感想」、投票結果を踏まえて、自分が書いた小説について簡単にお話しする。

以上が、簡単な流れである。

参加するメリット

ここでは、作者人狼に参加するメリットを上げていこうと思う。

  • 〆切が設定されるので、小説を書き上げるモチベーションになる。

  • いろんな人に読んでもらえる。

  • いろんな人から感想をもらえる。

  • サークル内の他の字書きの作品を読むことが、自分の創作の刺激になる。

  • ワクワクする

  • 楽しい


新たな取り組み

そんな作者人狼だが、当然完全無欠なものではない。

例えば、

  • 初心者としてサークルに入った人には1000~2000字という文字数がハードルになっているかもしれないということ

  • 文字数だったり試験や文化祭などの大学のスケジュールだったりによって、作者人狼の開催頻度はどうしても低くなってしまうこと(直近の開催は、22年12月、23年2月、6月と、数ヵ月空いてしまっている)

といった、欠点があると考えた。


そこで今回、スピンオフ企画的な位置づけで、「プチ作者人狼(仮)」を開催することになった。

「プチ作者人狼(仮)」は大体の流れは作者人狼とは同じだが、

  • 小説は120字以内

  • 小説を1枚の画像にして提出

  • 当日は対面ではなくオンラインで

という部分を変更した、短縮版である。

ただ、あくまで「スピンオフ」であり、従来の作者人狼に取って代わるものであるとは思っていない。この「プチ」という形以外にも色々模索してみて、楽しいサークルの活動を増やすことができたら嬉しい。

この形式がもし好評だったら、第二回以降も開催したいと思っている。


以上が、『サークルでやっている「作者人狼」について』のお話である。

このnoteを読んでいる時誘人のメンバーで、興味を持った方はぜひ気軽に声をかけてほしい。見学も勿論歓迎している。

2023年8月2日  六原

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