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【時差日記】7.10 デンマーク・コペンハーゲン編🇩🇰


昨晩の夜、22時過ぎにデンマークに到着。

22時を過ぎているというのに辺りはまだ明るい。
心なしかオランダより空気が澄んでいて肌寒かった。

建物が低くて道が広いせいか空がとても高く広く見える。
とても開放的。

直感的に『あ、なんかここ好き』ってなった。

木も大きくて広い川もあって空も高い。良い。

22時過ぎ。明るい。


車道と同じくらい広い自転車専用道路をみんなものすごい速さでシャコシャコ漕いでいて、たまに原付より早い人がいる。

前に大きなカゴの付いたバギーみたいな三輪車もたくさん走っていて
(写真右側の人が乗っているやつ。見えるかな。)
子どもはだいたいそのカゴの中にすっぽり収まっていた。
たまに大人もすっぽり収まっている。

しばらく歩いたら宿に着いてチェックイン。
こちらもオンラインチェックインだった上にカードキーはアプリに内蔵されていて、
カードキーすぐに失くす民大喜び。

ケータイかざすと部屋に入れてとっても便利。

ドミトリーだけどカプセルみたいに半個室になっていて、
シャワールームもトイレも綺麗。歓喜。

荷物を置いたらロビーに降りてみる。
バーカウンターやカフェになっていてテーブルやソファーもたくさん。

この日はサッカーEURO2024がスクリーンで映し出されていてロビーはぎゅうぎゅう。
確かスペイン対フランス。立ち見の人もいるくらい盛り上がっていた。

ワンパイント飲みきれなかった


試合は隙間から見れるくらいで良かったので後ろの席に座っていたら
前の人たちが大丈夫?見えてる?って声かけてくれた。優しい世界。

試合が終わり、顔を真っ赤にさせながら部屋に戻る。就寝。



7.10

朝目覚めて早々に準備をしたら近くのカフェに行ってみた。

サワードウのようなムッチリ系のパンにチーズとホイップバター、
コーヒーはフラットホワイトを注文。

バターを塗ってチーズを挟んで食べるのかな?とは思ったけれど
別々に味わいたかったので、そのまま食べたりバターを塗って食べたり、
チーズだけ齧ってみたりした。
スライスチーズのような見た目をしているけれどほろほろ割れやすくて塩味のきいたチーズだった。
何チーズなんだろう。美味しかった。


ところで私の英語力ですが、翻訳機必須レベルです。
言ってることは多少わかるけれど言いたいことを伝えることが難しい。
できたとしても3~4単語を繋げるレベル。

だけどこの旅では翻訳機を“見せて“会話することを禁じてみました。

カフェの場合。

前にいる人がどうやって注文しているか聞く。
店員さんがなんて返すか聞く。
またなんて返しているか聞く。

ひたすら会話を盗み聞きして言えそうなのをまるパクリ。

なのであえて少し混んでたり並んでるお店を選んでいろんな人の会話を聞く。
世間話なんかも多いので聞いていて楽しかった。

インプットしてもいざアウトプットしようと思うと英語ってだけでワンテンポ遅れる。
わかっていても返事のレパートリーがyesだけで悔しかったり。

だけど初見でミルクの種類やコーヒー豆の種類を選んでね。とか
カスタムどうする?なんて言われたらフリーズしてたと思う。

どうしても言いたいことがわからない場合は
翻訳機使う。
チラ見で覚える。
目見て話す。って感じを徹底。

別に見ながら話しても良いんだろうけど翻訳機使ってませんよ〜って感じをしてみたかった。。

カフェでもホテルのフロントでもどこでも、
いちいちシチュエーションを予想して、
なんて返事するか考えて、
声が震えそうなくらい緊張しながら喋っていた。

外を散歩している時、電車に乗っている時、
こんな時なんて言うんだろうを
ひたすら考える。
翻訳で答え合わせ。
つぶやく。
一生ぶつぶつ言いながら歩いてた。怖い。

大体みんな優しく聞いてくれるけれど会話がうまく続かなかったり、
わからないのにわかったふりをしたり、
聞いたら解決することももういいやって諦めちゃったりした。

子どもの頃、人見知りがひど過ぎて店員さんとか先生に話しかける時もこうしてたな〜ってことを思い出した。

なんて話始めよう。
こう言ってこう帰ってきたらこう返そう。
って言葉を用意しないとフリーズしちゃって話せなかった幼き頃。

あの頃もずっと緊張してたな。

日本語のない生活5日目にして少し疲れはじめる。

ニューハウン

少し歩いて運河沿いに17~18世紀のカラフルな建物が並ぶニューハウンへ。
コペンハーゲンに来た感があってワクワク。
飲食店もたくさんあったけれどチーズバーガー4000円の世界だったので歩くだけに。

この日は天候がコロコロ変わって大変だった。
ぽつ。っと降り始めたかと思うと次の瞬間には土砂降り。
厚くて暗い雲が被ると急いで傘をさしたり建物の中に入ったり忙しなかったな。

アマリエンボー宮殿
残念ながらタイミング合わなくて衛兵交代式は見られず。

公園や広場を歩いていて気がついたことがある。
お父さん・お父さん・ベビーカーの組み合わせをちらほら見かける。
彼らがデンマークの人なのか違う国から旅行に来ているのかはわからないけれど、
新鮮な光景に微笑ましくなった。

あとは圧倒的にベビーカーが多い。めちゃくちゃ子ども多いなと思った。
もちろん電車にもバスにもそのまま入る。
石畳の街並みが多いせいかオフロードかな?ってくらい車輪も大きい。
日本では主流の抱っこ紐は見かけなかった。
ポケモンの服率高かった。可愛い。


お次にたどり着いたのはクリスチャニア
ヒッピーが暮らす独特な世界。

見るからに雰囲気がイメージするデンマークとは程遠い。
850人ほどのヒッピーが暮らす地区で政府から独立したルールで成り立っているとか。

一応観光客も普通に入れるし結構出入りしていたけれど、入り口から少ししたところでも若干のピリつき感があった。

奥の方は撮影禁止になっていて流石にそこまでは辿り着けず辺りを一周して帰ってきた。ヒィ、怖かった。

宿近くのスーパーでアメリカンチェリーと割引されたイッチバン安いパンを買って帰宅。
パンが酸っぱ過ぎて悲しかった。何か挟まないと食べられない。

そういえば海外ではジブリが見れることを思い出し、
ひたすらアメリカンチェリーを頬張りながら魔女の宅急便を鑑賞。
日本でも見れたら良いのにな〜。
全部見終わる前に寝落ちした。

食べても食べても減らないチェリーと酸っぱすぎるパン


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