【ラスピリ】レベルⅥ浄滅戦 15枚ルール解説
ラスピリのサービス終了まで残りわずかとなりました。相変わらず浄滅戦ばかり遊んでおりますが各種縛りはやりつくしてしまったため、何かないかと考えた末に結構面白い縛りルールが出来たのでせっかくだし解説でもしようかと思います。
■ルール
最大15体のユニットを事前に決め、それらを使用して浄滅戦ルナティック(EXを除く)を
ラビュリントス > ブリューゲル > エクスマキナ > ゼルプスト > ツリーオブライフ > デミウルゴス
の順にクリアする。同名ユニットは複数使用不可。
例:ホープアハト3体は不可。ホープアハト1体、恒常アハト1体であれば可。1戦を終えたら次の戦闘でのみそこで使用したユニットを最大2体まで再使用できる。ただし一度再使用したユニットは除く。
例:ラビュリントスをミザル、熾天ペネトレイト、ユーディアでクリアした場合
次のブリューゲル戦でこの内の2体を使用できる。
(例:熾天ペネトレイト、ユーディア、グラティア、正装オルデン)
この例の場合、ミザルは以降の戦闘で使用できなくなる。この編成でブリューゲルをクリアした場合、熾天ペネトレイト、ユーディアは以降の戦闘で使用できなくなる。一度使用したユニットは上記の場合を除き再使用不可。
■攻略のポイント
1戦につき2体ずつユニットを引き継げるので、最大15+2×5の25体分の枠が使用できる。そのため平均4枚の編成でクリアしていくことになるので、各ギミックの対策要員をうまく振り分けてクリアしていかなくてはならない。
各種ギミックは他の記事で書いているのため、本記事では各ボスの攻略ポイントを簡単にまとめる。適当に難易度(5段階)も付けておく。
1.ラビュリントス (難易度:3~5)
ギミック
対策必須
・全体猛毒(耐性無視・永続)
・全体攻撃デバフ(耐性無視)
・単体麻痺(1T、ガード可、HP4割以下で使用)
パーティー次第
・防御バフ(形態移行時に1枚付与)
毒の治療、デバフの解除が遅れるほどジリ貧になるのでこれらをうまく治すサイクルを作れると半分クリア。残りは後半10カウント以内にラビュリントスを倒し切るところになるが、ここがパーティー次第で大きく難易度が変わる。4枚なら割と余裕だが、3枚だとかなり難しくなる場合が多い。
後半麻痺でチェインを切られると致命的な場合が多いので麻痺対策はしたい。移行時に防御バフを積むのでこれもできれば剥ぎたいが一応必須ではない。
2.ブリューゲル (難易度:2~3)
ギミック
対策必須
・永続バフ(攻撃、防御、スピード。特にスピード)
パーティー次第
・夢鏡シールドパターン(HP7~3割時)
・暗闇(全体、耐性無視、HP3割以下で使用)
永続バフは基本即剥がす。特にスピードは残すとろくなことが無い。HP7~3割時の夢鏡シールドパターンについては次のいずれかで対策することになるが、パーティー次第では3枚でも火力でゴリ押せるのでなくてもいいこともある。一応はなにかしら考えておくといいけど。
1. 次の攻撃までに大以上のSPダメージ
2. 次の攻撃までにシールドを割る(20Hit)
3. プルガトリオまでに全員の睡眠と暗闇を解除する
4. 全員に100%の睡眠耐性をつける
最後の耐性無視の暗闇は解除できると楽
3.エクスマキナ (難易度:1)
ギミック
対策必須
・反転侵食解除(フルアクセス時)
パーティー次第
・強接続解除時の詰みポイント
十分な回復をつけておけば所定の操作をするだけで倒せる。どんなパーティーを使っても以下の対策で済んでしまうので正直つまらん。かなり手軽な対策で完封できるので癒し枠ではあるが、手を抜きすぎると尋常じゃない時間がかかる場合もあるためあまり舐めてはいけない。それでも癒し枠。
反転侵食:ヒールスフィアを終盤までに3つため、フルアクセス後の怒り攻撃で全部使う。
詰みポイント(3枚以下だと詰む場合が多い):5回攻撃したら、次の怒り攻撃までウェイト。怒り攻撃を撃たせたらまた5回攻撃…を繰り返す。
4.ゼルプスト (難易度:4~5)
ギミック
対策必須
・永続バフ(攻撃、防御、スピード。前半形態で使用)
・単体攻撃寄せ(後半形態)
・後半までの狂気度調整
ほぼ必須
・全体毒(永続)
・単体状態異常付与(後半通常攻撃のもの。ガード可。形態によって違う)
・Chthonic R'lyeh
・全体SPダメージ+恐怖付与(後半で使用)
この辺から難しくなってくる。それでも4,5枚なら色々組める。
前半に永続バフを付与する行動が各形態で必ずあるので、これは必ず解除する。
後半は狂気度によって効果が変化する単体、全体攻撃があるが、単体は狂気度が高いほど、全体は狂気度が低いほど効果が厳しくなるので、単体攻撃はDFに寄せる対策がほぼ必須となる。加えて、単体攻撃を受ける役とそれ以外で狂気度を事前に調整しておくこと。単体攻撃を受けるDFは20~40、それ以外は59以上にしておくとほぼほぼ問題ない。
全体毒攻撃は前半と後半の特定の形態で使用するが、使用する形態を引かなければ対策の必要はない。ただ形態変化は運次第なので対策した方が楽。
後半狂気度による単体攻撃に加え、状態異常付与効果のある単体攻撃がある。(A: 麻痺、B: 封印、C: 睡眠)。耐性ガードで対策出来るので出来ればつけたい。
後半一度だけ、高ダメージ単体攻撃のChthonic R'lyehを使用する。大抵の場合DFで受けることになるが、ここでDFが落とされるとパーティーによっては以降壊滅するので、ガッツ付与などで生き残れるようにしたい。
後半形態では攻撃回数によりカウンターで全体にSPダメージと恐怖付与を与える攻撃をしてくる。これだけでもなかなか脅威ではあるが、加えて後半は基本狂気度の変化が発生しないが、この攻撃を使用した後から次の敵の攻撃までの間だけ敵に攻撃した際に狂気度の変化が発生する。そのため狂気度の変化とSPダメージによりパターンが崩れる可能性がある。カウンターは怒り攻撃までに9回攻撃すると発生するため、8回攻撃したら怒り攻撃を待つことで対策出来る。引かずに行くのが無難。
5.ツリーオブライフ (難易度:2)
ギミック
対策必須
・ある程度の火力
・属性カウンター(HP5割以下で使用)
ほぼ必須
・防御バフ(HP7~5割時に使用)
序盤は耐性無視の単体麻痺攻撃を繰り返す。対処法はあまり無いのでここは割り切ってやった方がいい。
中盤(HP7~5割)に行動が変化し、自身に防御バフ(3T)の付与と、回復を行うようになる。この防御バフが見た目以上に効果が大きく(防御版のパワーチェイサーみたいな感じ)、かなりのダメージをカットされる。加えて結構な回復を行うので、ある程度の火力が無いとこの部分を突破できず詰む可能性がある。
HP5割を切ると属性カウンターを付与する。2つ以上の属性が3の状態で怒り攻撃を撃たれると終わるので、怒り攻撃時には全カウント2以下、もしくは1属性のみ3の状態を作るようにして戦うこと。属性カウンターが3だとその属性の攻撃が通らなくなるため、攻撃の際のカウンター数にも注意したい。こちらが攻撃時のカウンター管理、怒り攻撃に備えてのカウンター管理と対応を分けると考えやすい。
ある程度の火力を用意することと、属性カウンターの管理を気をつければいいのでそこまで難しくはない。
6.デミウルゴス (難易度:4~5)
ギミック
対策必須
・永続バフ(攻撃、防御、スピード)
・毒(単体、永続、ガード可)
・防御デバフ(全体、永続、ガード可)
・デミウルゴスを倒せる火力
ほぼ必須
・攻撃、スピードデバフ(単体、永続)
・封印(3T、単体、ガード可)
パーティー次第
・暗闇(全体、永続、ガード可)
前半対策するべきギミックがとにかく多いため、ユニット数を減らした途端急激に難しくなる。前半を突破できても、後半十分な火力が無いとデミウルゴスを倒せないため、これらの両立が結構難しい。
前半は寄生している対象によって、怒り攻撃の効果が変化する。ペネトレイト、カンパネルラ、レイチェルの場合は各種永続バフ、水、木に寄生している時は各種デバフ、状態異常の付与を行うため、倒す順番をパーティー次第で考えていくことになる。基本的に最初は水、木からやっていくといいが、水、木に寄生させながらレイチェルを倒す、みたいなことが必須になる場合もある。
永続バフはとにかく厄介なので張らせない(後ろ3人に出来るだけ寄生させない)、つけられたら出来るだけ早く剥がすこと。
状態異常、デバフ攻撃が色々あるが必ず対策が必要なのが単体毒攻撃。ユニット数次第では状態異常回復役を入れられない場合があるので、その場合は毒耐性をつけたDFに押し付けるなどの対策が必要になる。基本長期戦になることがほとんどなので少なくとも毒攻撃は必ず対応したい。
あとは、水に寄生した状態だとレイチェルの全体攻撃の効果が全体永続防御デバフ付与となる。これも長期戦を想定すると必ず対応したい。
■攻略PT例
最後に実際に使ってみたパーティーを1つ紹介しておきます。
1.ラビュリントス
・フィオ:攻撃デバフ、防御バフ対策
・コルミレオ:グラウンド・ゼロ、単体麻痺攻撃対策。終盤を削る火力役
・ユーディア:毒回復、デバフ解除
・エクスマキナ:回復、攻撃デバフ対策
前戦からの引継ぎ:無し
進化カレドでコルミレオの状態異常耐性を100%にして麻痺を対策、シルグラで火力を上げて倒す。フリュスフントは遊び。浄滅戦ボスは基本そこそこ素早いのでスピードはある程度つけておいた方がいいです。
攻撃バフと回復を過剰に入れた、というか入れ過ぎたのでかなり楽な編成になってます。まあ初戦だし
2.ブリューゲル
・グラティア:バフ解除、暗闇回復、スピードバフ
・軍人グリルパウツァー:夢鏡シールドの破壊
・エクスマキナ:攻撃バフ、スピードバフ、グラティアのバフ解除発動
前戦からの引継ぎ:エクスマキナ
かつてはかなりの難易度を誇ったブリューゲル3枚抜きですがかなりやりやすくなりました。グラティアでバフを剥がす王道パターンです。グリルパウツァーの20hitスキルなら一人でシールドを割れるので一人で火力兼シールド攻略役を担えます。シールド複数回の攻略も出来ますが、スピードバフに加え、火力もかなりあるので火力でゴリ押して最終形態まで進めることも可能です。一応弱点属性なのに…
3.エクスマキナ
・グラティア:回復
・軍人グリルパウツァー:攻撃
・正装オルデン:回復
前戦からの引継ぎ:グラティア、軍人グリルパウツァー
特に書くことは無いです。5回攻撃に抑えて、ヒールスフィアを貯めて、最後にまとめて使うだけ。グリルパウツァーは無くても行けますがせっかく使えるので入れました。
4.ゼルプスト
・ファティマ:攻撃寄せ
・熾天ペネトレイト:永続バフ解除
・正装オルデン:回復、攻撃バフ
・聖者ルクロ:回復、状態異常回復
前戦からの引継ぎ:正装オルデン
ファティマに単体攻撃を寄せていきます。B形態は狂気度を20~40にしておけば単体攻撃、全体攻撃ともに攻撃デバフのみしか付与してこないので狂気度調整がちゃんと出来ればかなり安全に戦えます。(ちょっとずれると大き目の防御デバフがつくので注意。)
今回はBにしましたが、Aに挑むことも可能。その場合はパラライズガードを積みます。ただAの方がややガード精度を求められるかもしれません。Cはこの編成だと無謀なので避けます。
Chthonic R'lyehの対策ですが、ファティマはボードリバイブのみなので積めるだけガッツを積みます。それでも不死蝶(2)+イオナ(1)+ゼルプスト(1)+リバイブ(1)で5枚、Chthonic R'lyehは6hitなので1枚足りません。そのため生存するには初撃をジャスガしてガッツ発動を抑える必要があります。ただBならこの編成だとファティマが生存できなくてもまだなんとかなる可能性は高いです。Aだと生存できないとかなり厳しいので、ここも大きな違いになります。
5.ツリーオブライフ
・ライカ:中盤を突破する火力
・熾天ペネトレイト:防御バフ対策、ライカのシルグラ発動
・聖者ルクロ:回復
前戦からの引継ぎ:熾天ペネトレイト、聖者ルクロ
ライカの火力で中盤を乗り切ります。後半の属性カウンターは、この編成だと木属性カウントを解除できないので、木属性カウントだけを怒り攻撃時に3にするように行動順を調整します。(最後をライカ > ルクロ の順になるようにすればいいだけです。)
6.デミウルゴス
・ライカ:デミウルゴスを倒す火力
・クリフ:単体攻撃寄せ(攻撃、スピードデバフ、毒、封印対策)
・ヴォルスト&ネイト:シルグラ発動
・フラウ&マオルフ:回復、スピードデバフ対策
・ブリューゲル:永続バフ対策
前戦からの引継ぎ:ライカ
状態異常回復と防御バフ持ちを入れられない(と当時思い込んでいた)ので、結構無理くりやる形になりました。(※フラマオをバウムか恒常オラクルにすればいいだけだったんですが…)
全体防御デバフを受けられないので、初手レイチェルに寄生させて倒します。その間他の敵に永続防御バフが積まれますが、レイチェルを倒した後で水、木に寄生させてブリューゲルのスキルで順次剥がしていけば問題ありません。(寄生時、寄生されいない敵は無敵化し、ダメージやデバフが通らなくなりますが強化解除だけは通ります。)
毒の治療が出来ないので、毒付与の単体攻撃は必ずクリフに集めます。初回のスキル発動までがやや注意。
デミウルゴスはシルグラをちゃんと乗せれば問題ありません。
■終わりに
どうかなと思って考えてみたルールですが、結構色々な編成が出来て楽しかったです。サービス終了まであと1週間くらいですが興味があればやってみると面白いかもしれません。
浄滅戦関連でnoteを書いてきましたが、今回で最後になるのではないかと思います。拙い点だらけでしたが今まで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
■追記 最小構成
ユニット数をどこまで少なくできるのか追求したところ、最終的に9枚まで減らせました。ブリューゲルの4枚抜きができたのが決め手になりました。色々あって花見キュオンが入った所も個人的に気に入ってます。
体感難易度:
ブリュ>>>>デミ>>ラビュ>ルゼ>>>>>ツリオ>マキナ
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