ふきのとう「やさしさとして想い出として」(1976)

『THE BEST ふきのとう ベストVOL.3』から

この曲は一般的な知名度はともかくとして
ふきのとうの代表曲と言えると思う

山木さんの作品ですが
細坪さんのライブでもいつも唄われているそうな

ふきのとうにとっても
ふきのとうのファンにとっても
とても特別な曲なのだと思う

まず タイトルからして
「やさしさとして想い出として」

これは "ふきのとう" そのものでしょう!

曲の内容としては

 ♪ もうあなたと逢えなくなる
   二人で夢に見た 手さぐりの
   青春は通りすぎた
   昨日の風のように…

 ♪ あなたが…
   あなただけが
   こんなに 変わるなんて…

というちょっと辛い想い出なんですけど
全体の雰囲気が柔らかく
聴いていて暖かい気持ちになってくる

今回の動画は『ever last』バージョンで

ストリングスの前奏を聴くと
コンサートの終りを感じさせられる

『ever last concert』

その名の案じるように
解散のコンサートツアーだったわけだけど

私は 事前に発売されていたセルフカバーアルバム
『ever last』を引っさげての
通常のコンサートだと思い込んでいて…
("ever last" って "ずっと続く" という意味もありますよね?)

心の準備もないままに
その場で解散を知った私は…
ほとんどパニック
(どゆこと? そんなの聞いてないし…orz)
泣いて帰ったっけ

そんなこんなで
ふきのとうも
解散してしまったわけですが

"ふきのとう" とつぶやいて想い出すのは
やっぱり "やさしさ" だとか "暖かさ"
なんですよね

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