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コロナ禍になってPTAも変わる   今だから自画自賛に思う事

今年度もそろそろ終わりの時期になってきましたね。本当に多くの事を悩み考えた1年になったなぁとしみじみ思いました。
今回は「一人一役大改革」をここ数年実行してきた私が、この1年で思った事、今だから思う事などを書いてみたいなと思います。どうぞお付き合いください。

休校が明けて、今後の活動について執行部だけで集まった時、うちのPTA会長は「これを機会に仕事減らそう!今ならすべて理由ができるじゃないか!」と執行部のみんなに嬉しそうに話しました。今でも覚えています。
それまでは「この活動いつやります?じゃいつから準備します?」とスケジュールばかり気にしていました。しかし、今年度は「どう変えます?」ばかり考えたのです。

正直、楽しかったです。イエーイ!って思ってました(笑)

今年度は、PTAというなかなか変われない、今の時代にそぐわない(と私は思っています)団体が「変わらないといけない」という、ある意味「強迫観念」のような考えのもと、「どうしよう、どうする?」と悩みまくった年になったと思います。「親が頑張っている姿を見て子供たちは感謝するのよ」「私たちも苦労してやってきたんだから楽してんじゃないわよ」という考えはもう違うと思うのです。私がいるPTAは「できる人が、できる時に、できることを」を数年前から実施してきました。たくさん意見を頂きましたし、たくさんみんなで考えました。とてもとても頑張りました。

今まで改革をやってきたからこそ、「変えやすいPTA」が作れたと思っています。「PTAは任意の団体です」と言われますが、実際は「任意なのに…」と思いつつ参加してる、参加させられている方が多いんじゃないかな。でも時代は変わってきました。共働きが増え、家族の在り方も多くの形ができ、「私もやるからあなたもやりなさい」という価値観の押し付けに違和感を感じる人も増えてきました。もちろん一人ではPTAは変えられません。日本人はやっぱり協調性を大切にする人が多いので、1人だけでは行動できないことが多いのが現実です。私の場合は今の会長を始め、たくさんの役員のメンバーに助けられてきました。だからこそ変えられたと思っています。今、うちの学校では他の学校から「どうやってPTA変えてきたの?」と聞かれることが多くなりました。私たちが活動してきたことが少しずつ知られるようになってきました。

多くの学校が「もう変わらなければならない」と思っていると思います。「ピンチをチャンスに」とよく言いますが、このコロナ禍だからこそ「変えるチャンス」だとうちのメンバーは思いました。だから会長の「これを機会に仕事を減らそう!」の言葉にガッツポーズしました。
全員が「これくらいならできるPTAにしよう」と思っています。

そして今、来年度に向けて既に動き出していることがあります。
それは「会長になりませんか?」という活動です。すごいでしょ。
実は、今の会長があと2年でお子さんが卒業という事でついに会長交代の時期となりました。そこで「2年あるからこそ教える時間がたくさんある。会長になりたい人を育てよう!」という発想になりました。これも楽しみですねー。1人くらいいるでしょうか、いないでしょうか。ワクワクです。もちろんいなければずっと募集していきます。
それとオンラインでの活動を増やし、世の中のシステムを使えるだけ使うことにしました。今年度作った「エクセルチーム」はバージョンアップし「ITチーム」にしていきたいと思っています。もちろん毎年実施している「今年度のPTA活動はどうでした?」アンケートも実施しますが、紙の配布ではなくGoogleフォームを使ってメール配信することになりました。学校側との会議もzoomで行い、学校に来る人、オンラインで参加する人と選べるようハイブリッド型(使い方合ってるかな?)を実施する予定です。

いろんなことがあった1年でしたが、来年度も子供たちが安全に楽しく学校で過ごせるように、保護者も楽しく笑いながらボランティア活動ができる、そんなPTAを目指していきたいと思います。

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