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【音楽レビュー】BUMP OF CHICKEN/Jupiter

BUMP OF CHICKENについては「Jupiter」、「スノースマイル」をまとめて購入した。中学3年生の時だったはずだ。その後「The Living Dead」を購入し、「K」のFlashがネットで有名になった。(前から有名だったのを僕が後から知っただけかも。)僕もしばらくは「The Living Dead」の「グングニル」と「K」「ランプ」をひたすら聴いていたのだが、高校生になりギターを弾くにあたり楽譜があったのが「Jupiter」の方だった。とりあえず有名な「天体観測」を弾いてみるのだがイントロの段階で全然弾くことが出来ない。そんな時に珍しく兄に話しかけれられた。「Stage of the ground」のページを開いてタブ譜の上にあるコードを見て「このコードを抑えていけばそれなりに弾けるよ。」と言って聴いたことがないにも関わらず適当にアルペジオを弾いて「弾けている」と感じた。僕は結局そのアルペジオが弾くことが出来ずに当時ギターは投げ出してしまったのだが、兄が唯一ギターを教えてくれたということもあってよく覚えている。

また、「ダイヤモンド」については高校3年生の時、小学校からの幼馴染のライブを地元のライブハウスへ見に行った際に彼がギターボーカルで演奏していた。彼も高校に入ってからバンドを始めたはずなのに圧倒されてしまって、皆すごいなぁと引け目を感じてしまった。彼は30歳を過ぎた今でもバンドを続けている。大学を卒業してから会ってないけど、密かに曲はチェックしたりして励まされている。またコロナ禍が落ち着いたらライブハウスで会えたらいいのだけど。ちなみに彼には「ロストマン/sailing day」の初回特典についていたポスターを誕生日プレゼントとしてあげた。逆に彼は僕が大学に入り本格的にギターに取り組むと、BOSSのイコライザーGE-7をプレゼントしてくれた。(最初は借りただけだった。)僕はMXRの10バンドEQよりもこちらを好んでいたので純粋に嬉しかったし、何よりプレゼントをもらうことなんてなかったので、今でも大切に持っている。

BUMP OF CHICKENは当時”中二病の象徴”みたいな感じで何だか恥ずかしくなって結局ロストマンなどが収録されている「ユグドラシル」は買わなかったのだが、そんなことを気にせずに聞き続けてたらまた思い入れが違っていたのかもしれない。機会があったら他のアルバムも聴いてみようと思う。



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