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【ドラマ感想】大河ドラマ どうする家康 第19回「お手付きしてどうする!」

最初に武田信玄の死の場面が訪れる。これまでのストーリーを引っ張ってきてくれたのだが、あっさりとした退場が少し残念だった。
あと小谷城の戦いや足利義昭追放などはさらっと描かれており、家康が直接見ていないものはさらっと流すんだろうな、ということを感じた。(これは真田丸も同じだった)

その後のお万(松井玲奈)は艶やかな演技だった。
あの三方ヶ原の戦いや武田信玄の死のあとで心が疲れていたこともあり、「家康が魔がさしてしまうのも仕方がない側面もあるのかな」とも感じてしまったが、その後の瀬名の鬼の形相を見ると、「浮気をするにしても立場のある人間を」という風に描くのは勉強になったし、結構新鮮だったように感じた。

そして、そのお万瀬名が対峙する場面では嘘なのか本当なのかわからないが、瀬名のことを焚きつけている。この辺も女の戦い方、というセリフの通り結構攻めた演出だと感じた。
そしてそれが武田勝頼が語っていたように次回以降の信康事件につながるようで、なるほどなと感じた。

ということで箸休め回かと思いつつしっかりとストーリーを進めてきた。
これは第10話「側室をどうする!」でも同じような描き方だったと思う。


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