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本「book」
本って、たまに読むと良いですね。
もちろん会話も良いですけど、言葉は添削できないんで、文章だとムダを削ぎ落とした感じが 新鮮です。
飾られすぎると良くないですけど、エッセイのような柔らかい文章なら良いですね。
硬い文章だと、教科書みたいですよね。教科書って正しいことが書いてあると思って育ってきていませんか?
中年の僕には疑って見てしまいます。でも実際、教科書すら間違えてることが あるんですって。
頭の良い子というか、ギフテッドのような子供は、当たり前のように間違いを指摘するそうです。先生も困っちゃいますね。
そもそも教えるための本ってのも、どうなんですかね?
内容は全て人間が勝手に決めたもんですよ。
作者の心情を述べよ、みたいな押しつけがましい「教科書」じゃなくて、気持ちを共 感しよう、という「共感書」というものがあれば良いですね。
「鈴と、小鳥と、それから私、みんなちがって、みんないい」金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の最後の二行です。
これも教科書に載っていましたよね。
この作品の解説というのを読んだら「私」を最後に書くことにより「鈴」という無機質なものにも尊さを感じさせ... と書いてありました。
その通りで良いと思いますが、このような解説って要らないですよね。
どんなに賞賛されて同調する人が多い作品でも、自分の感性は持っているべきですよ。
「みんな違って、みんないい」じゃなくて
「みんな違ったほうがいい」
の方が僕はシックリきます。
これは否定じゃないです。
自分の感性です。
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