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てめぇの帯は何色だ!-サボタージュ#18-

どうもろじゃす弟です

私は今年から社会人アメフトをやっているのですが、中学生のころ柔道を部活で3年間やっていました。
もちろん黒帯!!と言いたいけどお金がかかるので取りに行ってませんでした。

先日個人配信で空手選手のコメントで「黒帯を持っている」とコメントがあり、私はその時「空手じゃないけど柔道は黒帯より上があるよ」と発言しました。

その場で他の方からのコメントで「黒帯より上はない」とのコメントも見られたし、それ以前に私の知識が間違っている可能性もあるので「調べたら記事にする!」と言ったので今、サボりながら書いている所存です。

結論

黒帯より上はある!

帯を付けるスポーツ

帯を付けて試合をするスポーツは結構多く存在する。
柔道、空手がメジャーだが、ブラジリアン柔術、合気道などほかのスポーツでも帯を付けて試合をする
そんなスポーツの階級によって変化する帯の色を簡単にまとめたぞ!

柔道

無級:白色
七級:水色
六級:水色
五級:黄色
四級:オレンジ色
三級:緑色
二級:紫色
一級:茶色
初段、弐段、参段、四段、五段:黒帯
六段、七段、八段:紅白帯
九段、十段:紅帯(赤帯)

なんとなく把握しているであろう帯の色、実はだいぶ細かく分かれておるが最短で1年ほどで黒帯になることも可能!
とりたい人は頑張ってくれ。

黒帯でも幅が広く初段VS五段もあり得るとの事。
あとオリンピックや世界柔道で○○(国名)代表で出場してる人の多くは三段以上らしい。

あとあまり知られていないが黒の上も存在する。紅白帯紅帯(あかおび)の2つが存在する。

知られていない理由がちゃんとあり、紅白を手に入れるまでになんと15年の修行が必要なのだ。
さらに強ければ貰えるわけではなく柔道に対する貢献作法など試合以外の功績によって与えられるらしい。
そのころには指導者側になっているので基本表舞台には立たないだろう。
(過去に数回紅白帯の人を見たことはあるがもうジジイだった)

紅帯を手にする頃にはジジババになっている。
過去から現在まで紅帯を手に入れた方は15名ほどいるが、現存する方は1人もいない。

空手

空手は流派によって色の決め方が異なるので今回は極真系空手で説明させてもらいます。
ほかの流派の人、許せ!

極真系各会派

空手は流派によって違うが色の決め方、意味合いはほとんど同じだ。
オレンジは「活発でエネルギッシュなイメージ」、緑色は「自然の色、アースカラー」(アース…)
黒に至っては「他に染まらないことから完成形」との事。
かっけぇ!

黒になるにはすべてストレート合格をすれば約3年で黒帯になれるらしい。ただしなるための勉強や鍛錬はすぐに身につくものではないので一般的に5~6年が妥当らしい

ただ昇格するにも条件が厳しく、まず最低稽古回数

白帯→オレンジ帯20回
オレンジ帯→青帯30回
青帯→黄帯50回(試合出場1回)
黄帯→緑帯60回(試合出場2回)
緑帯→茶帯100回(試合出場2回)
茶帯→黒帯120回(試合出場2回)

また、年2回(夏・冬)行われる合宿参加や年2回(春・秋)の講習会参加が条件となっている級・段もあります。

・緑帯:合宿に最低1回参加することor講習会にも最低1回参加すること。
・茶帯:合宿に最低1回参加することかつ、講習会にも最低1回参加すること。
・初段以上:合宿に最低2回参加することかつ、講習会にも最低2回参加すること。

なのでストレートで黒帯狙うのは現実味がないですね。
もちろん流派によって変わるので参考程度にしてください。

ブラジリアン柔術

4歳から15歳では、白帯・灰帯・黄帯・橙帯・緑帯の5色

16歳以上は白帯・青帯・紫帯・茶帯・黒帯・赤/黒帯・赤/白帯・赤帯の8色

ブラジリアン柔術の帯は、合計12ランクに分かれています。
15歳までに橙帯を持っている人は16歳になったら青帯に自動昇格する制度もあるらしい
ただし階級によってブラジリアン柔術は帯や年齢によって最低修了期間が存在する。

16歳~17歳 
・白帯 指定なし
・青帯 指定なし
・紫帯 2年

18歳以上 
・白帯 指定なし
・青帯 2年
・紫帯 1年6か月
・茶帯 1年

茶帯でめちゃつよ人間でも最低1年かけないと黒帯にならないので何とも歯がゆい昇格ルールだ。
さらに柔道、空手とは違いブラジリアン柔術は昇格戦が存在しない
なので必ずその年月日で昇格するわけじゃないのでさらに歯がゆいぞ。

あと黒帯以上になると、団体指導者ではなく、連盟によって段位の昇格が行われる

(黒帯は19歳以上から証明書の申請が行えます)
・一段の申請は黒帯初段取得から3年後
・二段は一段取得の3年後
・三段は二段取得の3年後
・四段は三段取得の5年後
・五段は四段取得の5年後
・六段は五段取得の5年後
・七段の赤/黒帯は、六段の7年後
・八段の赤/白帯は、七段取得後の7年後
・九段の赤帯は、八段取得後10年後

黒帯を手に入れるまでに最短5年6か月はかかる(白帯期間を1年とする)
さらに一段、二段と上げていくのにも時間がかかり、九段を取るには最低53年6か月は必要なのだ。
現在十段を所持している人はブラジリアン柔術の先駆者、グレイシー兄弟だけが持っている

合気道

少年の部
準10~9級:黄帯
準 8~7級:橙帯
準 6~5級:青帯
準 4~3級:紫帯
準 2~1級:茶帯

成人の部
5~3級:白帯
2~1級:茶帯
初段~:黒帯(袴着用)

刃牙シリーズでおなじみ「渋川剛気」の合気道
空手とほぼ同じで最終の帯色は黒となる。
ただし黒帯になる条件は多少複雑である。

成人の部
<白帯>
五級:入会後30日以上稽古した者【一教・四方投げ・入身投げ・呼吸法】
四級:五級取得後40日以上稽古した者【一教・二教・四方投げ・入身投げ・呼吸法】
参級:四級取得後50日以上稽古した者【一教・二教・三教・四教・四方投げ・入身投げ・小手返し・天地投げ・呼吸法】

<茶帯>
弐級:参級取得後50日以上稽古した者【一教・二教・三教・四教・四方投げ・入身投げ・小手返し・回転投げ・天地投げ・自由技・呼吸法】
壱級:弐級取得後60日以上稽古した者【一教・二教・三教・四教・五教・四方投げ・入身投げ・小手返し・回転投げ・天地投げ・自由技・呼吸法】

<黒帯>
初段:満15才以上で壱級取得後70日以上稽古した者【徒手技法】
弐段:初段允可後1年以上稽古した者(稽古日数200日以上)【初段の審査内容に短刀取・二人掛を加える】
参段:弐段允可後2年以上稽古した者(稽古日数300日以上)【弐段の審査内容に太刀取・杖取・多人数掛を加える・合気道に関する感想文を提出する】
四段:満22才以上で参段允可後3年以上稽古した者(稽古日数400日以上)【参段審査内容に基いて自由技・小論文を加える】

少年の部は道場によって異なるので割愛

空手のように練習期間が定まっていて300日ほどで黒帯に行けるが、昇格試験を受けるに値するか決めるのは道場の先生なので基本3年ほどかかるらしい。

またほかのスポーツと比べると荒々しくなく基本は「心身の練磨」が目的らしく喧嘩が強くなりたいからという理由で始めるのはナンセンス
渋川剛気にあこがれて合気道始めるなら考え方を気を付けてね。

その他

少林寺拳法

見習い:白
8,7級:黄
6,5,4級:緑
3,2,1級:茶
初段~:黒

テコンドー

無級:白帯
9級・8級・7級:黄色
6級・5級・4級:青色
3級・2級・1級:赤色
初段:黒色

※各自調べてください
 手元にあるスマホでggr!!!!

命を割いた証

正直スポーツをして得られるものなどたかが知れている。
怪我や時間、お金など失うものが多すぎると思う
だけど時間を、命を、人生を割いた分がとして手元に渡される。
その一つが黒帯

他のスポーツも大なり小なりそれに費やした分が得られる。
これらは聞いても分からない、見てても知り得ない。やらなきゃ味わえない貴重で最悪で最高な経験だ。
そんな人生、少しでも味わってみてはどうでしょうか。

柔道をやっていた時、一つの目標が黒帯を手にすることだった。
記事を書いてまた柔道やりたくなってきた。
ではまた。

2023/8/24
記事作成3時間


※今回の記事は流派や参考にした記事によって多少意見や内容が食い違います。何分素人の記事なのでご理解お願いします。
ただブラジリアン柔術はやばいな…

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