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カフェ経営の失敗談 2

前回、客単価と立地についてお話しさせていただきました。

次は人材についてのお話です。

結論から申し上げますが、まともな人間が集まりません。

もしかしたら私の人選が悪いだけなのかもしれませんが、カフェでの仕事を本業にしようとして面接に来られる方は、私とは相当相性が悪かったように感じます。

・掃除嫌い
・料理が下手
・客とタメ口で話したがる
・客が居ないとラインを始める
・店の締め作業が適当

私の教育に問題があると思われる方は沢山いるでしょう。

しかしながら言わせていただきますと、私はカフェ以外にもいくつかビジネスを持っていて、従業員も数十人居ますが、カフェ以外の従業員は仕事も早く丁寧で素直で優しい精鋭部隊です。

知り合いのレストラン経営者の方に、カフェに来て頂いたことが有りますが、カフェの店員を見て店を閉めた方がいいと言われた程です。

カフェの経営は、軌道に乗ってからしか碌な人材が集まらないのです。良い人材は大手に流れていくのです。

梨泰院クラスのようにはいきません。現実は厳しいのです。

店員が全員当日欠勤しても、一人で店を回せる自信が無いのであれば、あまりカフェ経営はお勧めできません。

私は、店員が遅刻ばかりしてくれる甲斐あって、カルボナーラをとても美味しく且つ迅速に作れるようになりました。

まぁどうでも良いのですが。

次に、ここが一番重要です。

「外から店内が見えるか」

私がカフェ経営を失敗した大きな理由の一つだと思います。

私のカフェには大きな窓あり、外から店内がよく見えるよう設計したつもりでしたが、窓が南側にあったため日光が窓に反射し、外からは中が殆ど見えません。暗すぎて営業しているかどうか分からないほどです。さらに南側は夏場になると暑すぎてしんどいです。

見落としがちな部分ですが、南側には気をつけましょう。

解決策として、窓の外側の上の部分にテントみたいなのを貼ると良いです。

たまに街中で見かけるドアの上とかにある四角いテント見たいな布だかビニールだかで出来たやつです。

私は、あのテント見たいな奴を雨が降った時の一時避難所くらいにしか考えてなかったのですが、あのテントみたいなやつが有るだけで、昼間の店内が外からよく見えるようになるのです。

カフェ経営を始める際にはコーヒーの事ばかり考えてしまいますが、意外と店外がどう見えるかが最重要だと感じています。

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