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【川合玉堂】 日本画 / 絹本・彩色 「富嶽」 査定 鑑定 買取 致します


  • 川合玉堂「富嶽」

  • 技法: 絹本・彩色

  • サイズ: 41.1×124.3cm


◎川合玉堂の芸術について

川合玉堂(かわい ぎょくどう)は、1873年(明治6年)に愛知県で生まれ、1957年(昭和32年)に没した日本の著名な日本画家です。本名は川合芳三郎で、若くして絵画に興味を持ち、画家としての道を志しました。

玉堂は、1896年に東京へ上京し、橋本雅邦に師事しました。1898年には、岡倉天心や横山大観らが創立した日本美術院に参加し、その後も活躍の場を広げていきました。彼は私塾「長流画塾」を主宰し、多くの後進を育成しました。また、1907年には第1回文展(文部省美術展覧会)の審査員に任命され、日本画壇の中心的存在となりました​。

川合玉堂の作品は、主に日本の自然風景とそこで暮らす人々を描いたもので、四条派と狩野派の影響を受けた独自の温和な画風が特徴です。彼の代表作には、「春渓群猿図」や「秋渓群鹿図」、「行く春」などがあります。これらの作品は、自然の美しさと人々の生活を調和させた描写が評価されています。

玉堂はその後も多くの賞を受賞し、1931年にはフランス政府からレジオンドヌール勲章、1933年にはドイツ政府から赤十字第一等名誉章を授与されました。1940年には日本政府から文化勲章も授与されています​。

晩年の玉堂は、東京都西多摩郡御岳(現在の青梅市)に移住し、「偶庵」と名付けた住居で創作活動を続けました。彼の死後、その地に「玉堂美術館」が設立され、約300点の作品が展示されています。美術館は、玉堂が愛した自然と見事に調和する数寄屋建築であり、多くの人々が訪れています​。

川合玉堂の作品は、自然と人間の共生を描き、日本画の新たな境地を開いたものとして、今なお多くの人々に愛され続けています。


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