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【詩】はせる

はせる はせる 風を切る

スケーター ひと蹴り 地面を蹴って

風がつんざき 鼓膜がふるえ

遠くでとどろく雷鳴と 

果ての未来の青空と


蹴って 蹴って かけ抜ける

流れに逆らい 身を委ね

風を感じる 草が揺れる

跡には一つの道ができ

先にはまばゆい 景色が広がる

道すがら 老女がぽつんとしゃがんでいた


作⭐️ロイ未来

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