5年先10年先のモビリティを支える分野への貢献
ローム社員に、業務のやりがいや仕事への想いを聞いてみました。今回ご紹介するのは、福岡県のローム・アポロ筑後工場に駐在しているパワーデバイス事業本部のSさんです。
担当業務を教えてください!
私は、次世代SiCデバイス向けの要素技術開発・プロセスインテグレーション、8インチ大口径化向け装置の導入を担当しています。簡単に言うと、5年先10年先の未来を見据え、地球にやさしい車や電車を作るために必要な部品づくりに携わっています。8インチ大口径化に関するプロジェクトは、グリーンイノベーション基金の補助金対象になっているほど、注目されているんですよ。
仕事でやりがいを感じるときは?
実験をするなかで、目的達成・問題解決を成したときです。目的を達成できるように事前に実験計画を立ててから進めていくのですが、次世代デバイス向けの要素技術開発の際には新しいプロセス・条件を使うことが多いため、所望の特性が得られなかったり、別の問題が生じることもあります。そういった問題に対して、自分だけでなく周囲の方々と連携して問題を解決できたときに、自らの成長ややりがいを感じます。
新規装置導入の過程における外部メーカー様とのやりとり、OJTでの後輩指導など、様々な関係性の方々と関わる機会が増えるなかで難しさを感じる場面もありますが、一歩ずつ着実に進めていけるよう、前向きにチャレンジしています。
自分が担当しているデバイスでなくても、ロームのSiCデバイスが採用された等のリリースを聞いたときは、自分の仕事が社会に貢献していることを実感しますね。いつか自分の担当しているデバイスも…!という思いで、日々励んでいます。
ロームに入社を決めた理由は?
今後ますます需要が増えていく半導体部品のなかでも、車載用途パワーデバイスに注力しているメーカーを中心に調べていました。そのなかで、”国内初のSiCデバイス量産化” といったチャレンジングな事業に取り組んでいる社風に惹かれ、入社を決めました。
勤務拠点の魅力や休日の過ごし方を教えてください!
ローム・アポロ筑後工場は、ロームグループ内でもかなり新しい工場なので、きれいな設備が揃っているところが気に入っています。
また、人員がどんどん増えてきているため、活気もあります。家の近くに大きい商業施設はないですが、スーパーマーケット等が近いエリアでゆとりのある間取りを借りることができており、個人的にはかなり住みやすいです。
普段は家でのんびり過ごすことが多いですが、たまに博多・天神エリアや鳥栖のアウトレットに出かけたりもします。また、気軽な趣味とはいきませんが、スキューバダイビング旅行に行くことが毎年の楽しみです。福岡からだと沖縄へのアクセスが良いので、沖縄に行くことが多いです。写真は昨年宮古島に行った時の写真で、ダイナミックな地形が多くとてもワクワクしました!
※記事内容は取材当時(2024年1月)のものです。
次回の投稿は、Sさんと同じくローム・アポロ筑後工場に就業中の、キャリア入社社員へのインタビュー記事です!
お楽しみに…!