就活の失敗から学ぶ意思決定
就活に失敗したと考える人は多いのではないだろうか。「もっと真面目に取り組めばよかった」「今の企業ではなく、内定を獲得していた別の企業に入社すべきだった」など、様々な失敗があると考える。社会に出るまでまともに意思決定をしたことがない人間にとって、初めての大きな意思決定が、就活だと考える。企業に応じた対策を決めたり、内定を受領したどちらの会社に入社するのかを決めるなど。私も、就活を満足する形で終えられなかった、意思決定に失敗した人間だと考える。内定をもらっていた他社に入社をすれば、もっと輝かしい現在があったのではと考えてしまうからだ。そこで、今回は正しい意思決定をするための技術について考えたい。
結論、私が意思決定で大事だと考えるのは以下の2つである。
①情報を疑うこと
②自分を信じること
①情報を疑うこと
まず初めに、意思決定の材料となる情報を疑うことが大事だと考える。「アットホームな職場」と採用担当から伝えられたら、「本当かな・・・」と疑うべきだ。世の中に流布する情報には、基本的にバイアスがかかっている。例えば「アットホームな職場」という情報には、求職者に自社をアピールしたいという採用担当の思いが入っている。実際の職場の雰囲気+採用担当者のバイアス=アットホームな職場という表現、である。そのため、意思決定をする際には、すべての情報を疑い、なるべく一次情報を取りに行くべきである。その会社の離職率を調べたり、職場の雰囲気を直接目で見て確認する等の作業が必要だと考える。
②自分を信じること
次に、自分を信じることが大事だと考える。どれだけ沢山の情報が集まっても、最終的に意思決定をするのは自分1人である。そのため、自分が大事にしたい考えや将来の夢など、自分の中にある欲求を信じることが大事である。自分を信じずに、情報だけを信じて意思決定をすると、間違ってはいないがしっくりこない結果になる可能性が高い。情報を疑うという客観だけでなく、自分を信じる主観も大事にして意思決定をするべきだ。
社会人4年目となり、自分のキャリアに不安を感じたため、この記事を書いた。誰かの参考になれば幸いである。
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