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Storia¹~Kanon×Shugo~

結婚式:2022年3月in福岡
家族、会社、友人 30名
ウエディングパーティー:2022年9月in東京
サークル仲間50名  

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2部制の結婚式の形を選択されたおふたり。
1部は、ご家族+親しいご友人の30名程を招待され福岡で。
2部は、おふたりの出会いでもある大学のサークル仲間50名程を招待され東京で。
しかも、東京でのパーティーは、おふたりともう一組のカップルと共同で結婚パーティを挙げられました。

大学時代からのお付き合いで、共通のご友人も多いおふたりの結婚式の形は
「感謝」「楽しい」「LIVE感」というキーワードが印象的でした。

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以下、Kanonさん(新婦)=K
Shugoさん(新郎)=S
インタビュアー=イ
と表記。

Q1 結婚式は挙げたいと思っていましたか?

S:形式的な一般的なものではなく、参加者が楽しめる要素があるものをやりたいと思っていました。
K:学生時代から付き合っているので、当時の仲間に報告をしたかったよね。
私も、形式ばった結婚式はしたくなかったけれど、何か家族に向けて感謝を伝える事はしたかったです。

イ:おふたりとも、いわゆる「一般的」「形式的」な結婚式は最初から望んでいなかったんですね。
おふたりにとって「一般的な結婚式」ってどういうイメージを持たれていますか?

S:コンテンツとしてよく見るものですかね。
新規性がなくて面白くないなと感じてしまうんです。
例えば、ファーストバイトって新郎新婦がケーキを食べさせ合って写真撮るだけで終わりじゃないですか。形に囚われているものって自己満足に陥りやすい気がして、もったいないなって。 
それよりは、ゲストと一緒に楽しめる時間を多く取りたいと思ってました。

なので、僕たちはゲスト参加型のコンテンツを多く取り入れました。
例えば、結婚式の写真をゲストにリアルタイムにGoogleフォトへアップロードしてもらって、1番良かった写真を撮影した人を表彰するコンテンツを取り入れました。

K:オンライン配信もやりました!
現地に招待や参加することが難しかったサークル仲間や大学の友達などにリアルタイムで結婚式を観てもらえるように。
Shugoは、自分のFacebookにそのURLを投稿して誰でも見れるようにしていたよね!

S:そうそう!
リアルタイムメッセージとかご祝儀を送れる機能とかも付いてて、会場に居ない人にもまるでその場にいるように参加してもらえて面白かったです。


Q2 結婚式で大事にしたことは何ですか?

イ:福岡では親族と少人数の会社関係者とご友人での結婚式。
東京では、ふたりのサークル仲間とのウエディングパーティーで、2部制の結婚式を選ばれたと思いますがそれぞれどんな事を大事にされましたか?

K:福岡の方は、家族への感謝を伝える機会にしたいなって思いました。
ここまで成長したよというお披露目と、言葉だけじゃなくて、空間やお料理などのおもてなしで感謝を伝えることを考えました。

 例えば、福岡の会場には参列しないサークル仲間や職場の仲間、今までお世話になった人から、動画で乾杯の挨拶やメッセージをいただいて、会場に流したんです。 
両親からも結婚式が終わった後に「素敵な人たちに囲まれているのが伝わってきた。とても嬉しかった」と言ってもらえて、両親に私たちがどういう人達と働いていて、どういう仲間がいるのかを知ってもらうことができました。

普段、両親には家族としての自分しか見えないけど、結婚式には色んな分脈の人が同じ場所に集うので、家族以外のコミュニティでの私たちを見てもらえたのは良かったなと思います。

S:東京のパーティーは、大学は名古屋なんですが、サークル仲間が東京にいる人が多いので、東京で開催しました。
とにかく参加者が楽しめるような参加型、LIVE感が生まれるように工夫しました!

例えば、当時サークルで行なっていたことのパロディとして、毎年委員長を決める際に行っていた事をパーティーのコンテンツとして取り入れたんです。
夫婦のマニフェストをスライドで作り、ふたりのvisionなどを発表して。
スライドは30~40ページくらい作成しました(笑)

ゲストには、そのマニフェストに対して色々な質問をしてもらい、最後には、その場の参加者から夫婦になる事を承認してもらいました!

あとは、私たちだけでなく、もう1組サークル仲間で結婚するカップルがいたので共同結婚式として開催しました。
会場のプランナーさんにはとっても珍しがられましたけどね(笑)

イ:すごい!!めちゃくちゃふたりらしさ全開の結婚式だったんですね!
皆が楽しめるコンテンツ満載で、まさに「形式的じゃない」結婚式ですね。
どういうふうにそれを決めていかれたんですか?

S:仲間たちとどんな時間を過ごせたらいいか?をもう1組のカップルとパーティーの総合演出を勤めてくださる先輩と話し合いながら、サークル仲間だった先輩や同期に、台本や司会や動画制作や当日の準備などに協力いただきました。
おかげで楽しいコンテンツになったと思います。


Q3 結婚式を挙げてみて、おふたりにどういう影響がありましたか?

S:結婚式の準備自体は、Kanonとも一緒にイベントが多いサークルでイベントづくりをずっとやってきていたからサクサク出来ましたね。
変わった事は、マニフェストを作る最中にふたりでどんな家族にしたいかを話し合えた事でお互いの理解が深まったかなぁ。

K:結婚式で皆へ伝えるためにとか、プランナーさんへ伝えるために、結婚式の準備の過程でいろんな話をしたよね。
例えば、どういう夫婦になりたいか。何を大切にしていきたいかとか。
普段2人では恥ずかしくて話さないような事だけど、これから夫婦、家族になるのに重要な価値観を結婚式をきっかけに話せたのは良かったなと思います。

Q4   結婚式を終えて、周囲の反応や関係性に変化はありましたか?

K:家族や友達と、結婚式という共通の時間を共に出来た事で
私たち夫婦のこれからの姿に安心してもらえたり、いいなと思ってもらえたと思います。

あとは結婚式が終わったあとから、お互いの両親を含んだ交流が増えましたね。
通常、結婚式の場で両家がお話する機会ってほとんど無いと思うのですが、私たちの場合、福岡の結婚式は両家とも別の県から来てもらっていたので、泊まりだったんですね。
なので、結婚式とは別に食事会などもして両家で話す機会があり、そこで交流が深まった感覚があります。

式の後も、長期休みに両家で一緒に食事をするなど交流が生まれるようになりました。

イ:なるほど。
確かに、結婚ってふたりだけではなくて、お互いの家族同士の繋がりも出来ますもんね。
結婚式の場では、なかなか両家がゆっくりお話出来る時間がないけど、今回は宿泊される事によって、そういう時間が増えたんですね。
結婚式をきっかけに、両家のご両親同士の仲が深まるってなんかとってもいいですね。

Q5   これからおふたりはどういう家族になっていきたいですか?

S:周りを巻き込んで楽しくやっていきたいです!
家族はもちろんですが、友人や地域の人も集いながら楽しんで生きたいんですよ。
将来、地域の子供たちから認知されているようなおじいちゃんになりたくて(笑)
例えば地域の子供たち集めて凧あげしてるおじいちゃんみたいな(笑)

K:確かにそれ前から言ってたよね(笑)!
私は、会社でいうところの「共同経営者」みたいなイメージです。
お互い人生で大切にしたい事を主張し合って、足りない部分はお互いの得意な部分で補って、お互い協力して、家族を創り上げていきたいですね。

最初付き合った頃、私は自分の思いを彼に主張することが苦手だったんです。
けれど、ある時その溜めた思いを爆発させてしまった事があって・・。
それをきっかけに、溜めずに思ったことはすぐに伝えていった方が上手く行くと感じて、今は伝えられるようになりました。
そういう事を繰り返して、お互いの事を少しづつ分かって、助け合えるようになってきた気がしますね(笑)

イ:おふたりが、互いを理解し合っている雰囲気がとても伝わってきます。
ちなみに、お互いの好きなところを聞いてもいいですか?

S:フットワーク軽くて、一緒にいて馬が合うところですね。
これからもフットワークが軽い家族でいたいです。

K:ん~ 人生楽しんでるところかな!自分で毎日を楽しく出来ているところ。一緒にいて飽きないんですよね。

Q6  結婚式は挙げて良かったですか?

S:とても楽しかったので、挙げて良かったです!もしもう一回出来るならまたやりたいくらいです(笑)
準備も大変と周りから聞いていたけど、思ったより大変ではなかったですかね。

K:確かに結婚式の準備が大変と聞いていたので、面倒なのかなと思っていたのですが、意外と調べると色んな選択肢が出てきたので、自分たちに合う形で楽しんで開催ができました。

Q7  これから結婚式を行うおふたりへ

K:最初、結婚式に特にこだわりはなかったんですけど、いざ結婚式しようと思ってからは、こだわりたいことがたくさん出て来ました。
きっと、どのカップルにも2人が大切にしたいことがあるんじゃないかなと思うので、何を大切にしたいか、優先したいか、話し合ってみるといいかもしれませんね。

S:自分たちは、参加者が楽しめるコンテンツに時間とお金を使いたいなという想いがあったので、結婚式のお花や装飾の費用は抑えて、コンテンツを重視しました。そういう結婚式もおすすめですね!

あとは、こういう夫婦になりたい、こういう家族になりたいという想いを夫婦間だけで共有するのではなく、仲間や自分達の周りの人にも共有する機会を作ることで、その夫婦だけで問題解決するのではなく、周りが助けたり協力したりすることもできる世界が生まれる気がするんです。
なので、結婚式で夫婦のこれからについて宣言をする機会を取ることは、ぜひススメしたいです!




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