森口 朗

島根県浜田市出身、広島在住。 もっか中国山地との関わり方について模索中。

森口 朗

島根県浜田市出身、広島在住。 もっか中国山地との関わり方について模索中。

マガジン

  • 160 letters ー160字の手紙たち

    • 32本

    ”letters”は英語で「手紙」という意味だけでなく「文字」という意味もあります。 しまコトアカデミー卒業生が、ソトコト指出編集長に教わった秘技「160字での発信」のために、160字で日常を綴る”手紙たち”が詰まったマガジンになれば…♪

最近の記事

「のら坐禅」に参加して

津和野町畑迫にある曹洞宗の西光寺で開催された【のら坐禅】に参加しました。  坐禅には前から興味があったものの、自分からお寺を訪ねてというのはハードルが高かったのですが、今回、レストラン&カフェ「糧」のイベント企画を見つけ、参加してみました。  まず、足の組み方、呼吸、姿勢、視線といった、坐禅の基本的なポイントを教えてもらったら、早速お堂で15分間の坐禅開始。  お寺での坐禅と聞いて、厳しい修行のイメージがあったのですが、副住職のわかりやすい説明を聞きながら、あまり型にとらわ

    • 「みんなでつくる中国山地」Shopの開催

      2022年9月23日~25日の三日間限定で「みんなでつくる中国山地ショップ」が、東広島市志和堀にある茅葺屋根の古民家でオープンしました。  中国山地の産品を集めて販売するプロジェクトを検討していたところ、イトバナシの杉川さん、伊達さんに支援して頂けることになり、まずはコンセプト作りからスタート。以下ショップの概要です。 【日程】 2022年9月23日~25日   【場所】 東広島市志和堀 ほたるの宿自然学校 【店舗の狙い】   「中国山地」の日常を感じ、ひと、もの、こ

      • 「食の楽園をめざす俵山のパン工房」から届いた葉書

        10月に発刊された「みんなでつくる中国山地」第2号に、僕も山口県長門市俵山温泉でパン工房を営む中野さんの記事を紹介させて頂きました。 お礼のはがきが届いた取材中に撮らせてもらった写真をアルバムにして、生まれたばかりの第2号と一緒に送ったものの、しばらく音沙汰がなく心配になったころ、お礼のはがきが届いたので、そのことを後日談として掲載します。 頂いたはがきのコメントの一節です。 ”100年間発行”というのは、わたしが好きなネイティブアメリカンのことば「七世代さきのこどもた

        • 有田焼

          一人暮らしの叔母が体調を崩したと連絡があり、休診日にもかかわらず、先生から丁寧な説明を受ける。 二週間ぶりの姿は随分小さく見えた。 叔母は持ち前の商才と愛嬌で有田の窯元と懇意になって陶器屋の商売に精を出していた。 僕は子供の頃、有田からの荷物を叔父と叔母が開くのを見るのが大好だった。 帰って叔母から貰ったカップで珈琲を飲んだ。

        「のら坐禅」に参加して

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        • 160 letters ー160字の手紙たち
          32本

        記事

          怒涛のごとく

          ネットで検索すると怒涛とは「荒れ狂う大波、激しく打ち寄せる波のこと」。 この言葉で思いう浮かべる怒涛の映像はその人の原体験によってそれぞれだと思う。先週末の日本海がまさに僕の怒涛。 瀬戸内で育った人たちは? 海のない環境で育った人たちは? 今更ながらではあるが言葉に込められた作者の思いに近づけるように多くの風景を見て回りたい。

          怒涛のごとく

          今、ラジオが面白い

          きっかけはやきそばかおるがラジオの魅力を熱く語っているのを偶然聞いたこと。 radikoの会員になると全国の放送がいつでも聞ける。 高校時代ダイヤルを微妙に調節しながら深夜放送を聴いていた頃が懐かしい。 特に楽しみに聴いているのが山陰放送森谷佳奈のはきだしNight 。こんなに才能豊かな女子アナが山陰にいたなんて知らなかった。

          今、ラジオが面白い

          セカンドハウス

          帰省の度に実家の窓からの風景が変わっている。 いつの間にか空き家になり、やがて平地になって、その後はどうなるのか。 かく言う我家も昨年夏から主が不在となり、帰宅することなくそのまま空き家になってしまって。 諸々の手続きや法要で毎週の様に帰っていることもあってその実感がまだ湧いてこないものの、2ndハウスとしての活用を模索中。

          セカンドハウス

          ソールフード

          「広島のソールフードはお好み焼き」に異論はないと思うが、鉄板とお皿でその意味合いが違ってくると思う。 混み合うと歓迎されないこともあるが気迫を込めて「鉄板で」とお願いしている。 写真は広島駅にある老舗でNHKプロフェッショナルに取り上げられ、五月頃放映とのこと。取材が一ヶ月続き息が抜けないとお兄さんが笑いながら嘆いていた。

          ソールフード

          植物の生きる強さ

          太陽の光を浴び地中の水を吸い上げていればいい植物の生き方がうらやましいと思っていた。 植物をこよなく愛する花屋さんのディスプレイの解説文を読んでそれは間違いと知らされた。 地へ根を下ろしたところから動くことなく、風や水、動物、人まで使って種を移動させる手段を見つけて生き延びる、そんな植物の生きる強さがすごいと思えてきた。

          植物の生きる強さ

          店じまい

          30年近くお世話になった焼き肉屋さんの最終日にお邪魔して色々お話を聞きました。 脱サラをして53年、夫婦二人三脚の営みに終止符を打つことを決断するには万感こもごもと思いきや、空調設備がいかれ交換に数百万円掛ることが決め手だったと語る穏やかな笑顔が印象的でした。 長い間お疲れ様でした。そして美味しい料理、有難うございました。

          店じまい