猫を拾ったらリアル招き猫になって感動しているお話し

うちの珈琲屋にはかわゆい看板猫がおります。
名前は『ろぎ』

元々野良猫でしたが、
ひょんなことから
僕の珈琲屋で雇うこと(保護)になりました。

実はこの出来事が
その後の珈琲屋の運命と僕の人生に
良い影響ばかりをもたらします。

人呼んで、”幸せを呼ぶ招き猫”です

おぉっと！挨拶が遅くなりました(^^;)
わたくし福岡県福津市で
「くつろぎ珈琲」を経営している
おだマスターです。

そして、写真の右側の女の子が
うちの広報担当ネコ”ろぎ”です。

名前の由来は「くつろぎ」の店名。
以後お見知りおきを🐈

ろぎと私の出会いは2019年11月

寒い夜だった。

外の席の女性たちが
キャーキャー言ってるなと思ったら
お客さんのドーナツを狙ってヤツはやってきた(笑)

ろぎがニャーとテーブルに手を伸ばしている。

ちなみに「キャーキャー」というのは
黄色い声援とかではなく、
完全に悲鳴に近い声だったのだ。

「コレはなんとかせねば！」

僕は当然、お客様を守るタメに
猫を追っ払おうと、
「おいお前あっち行けよ」という具合に
雰囲気で圧をかけた。

それを感じ取ってか、
猫は一旦離れたものの
次は僕のところに寄って来た！

「お前がオーナーか！」といわんばかりに
積極的に食べ物を要求して来た。
全然、逃げなかった。

～実はボクは猫が大好きだ～

何を隠そう僕は猫好き。
実は心の中で”超可愛い”と思っている。
でも、お客様の手前追っ払わなきゃ。

実はドーナツを食べてた女の子は
猫が大の苦手だという。
お店側としても苦渋の決断( ；∀；)

これがはじめての出会い。

そして、実はこの時
猫の注意をお客様からそらすために
僕は餌をあげちゃった。

当然、猫に名前はまだない。

この日から猫は
夜の常連さんになった。

となると、
ぼくも猫が来るのが楽しみで
キャットフードを買ってくる様になった。

結局あれよあれよと
朝と夜はお店の前にステイするまでに！

！かわいいかよ！

もうこうなってくると
可愛くて仕方ない。

かなり寒い時期でもあったし
簡易的にお店の外に場所を作って
本格的に保護してあげることにした。

結局寒さが増すにつれて
屋根もつけたり
電気毛布を入れたり
猫の家はグレードアップした。

このころにはすでに
「ろぎ」という名前で呼んでいた。
名前ができた！

この時は、猫をお店に入れる気はなかった。
飲食店でお客さんもいるし、
スタッフの1人は猫アレルギーだし🐈
そっちが優先だった。

一方で、こんな声が増えてきた。

お昼間猫が店前にいない時に
お客さんから
「猫轢きそうになった！」
「あの子全然車よけないよ！警戒心ゼロ」
などの情報が入る様になった。

～　～　～　～　～　～
あー、これは危ないぞ。
ろぎが轢かれるのを俺はみたくない。
ろぎの命を守らなきゃ！

2階があいてるから部屋を作るか！
～　～　～　～　～　～

これが僕なりの解決策となった。

この時点で僕は
ろぎに、かなり貢いでいる。
昔の言い方だと「みつぐくん」ですね。

僕が最も好きなタイプの女性だ

僕は基本的にもてあそばれたい。
うまく掌の上で転がされたい。
その欲求を満たしてくれたのが、ろぎだ。

ここまでくると
猫という形の愛人だ。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝
誰もが許す合法愛人。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝


これは僕だけではなく
うちで働くバリスタたちも同じ。
元々猫好きのバリスタゆーき君は
帰ろうとしたら途中までついてきちゃう
ろぎにメロメロしておりました。

（↑左がユーキ君、右がショーゴ君↑）

みんなで家族みたいになったのです。

～ここからの話が大事なところ～

ろぎがお店に来てから
嘘じゃなく本当に忙しくなった。
リアルガチの招き猫。

平日でもお客さんがやたらくる。
売り上げが上がった！

2号店ができるという話も、
ろぎが来てからとんとん拍子で進んだ。

ろぎ凄いぞ。

あと、それと同時に
「将来はこの場所でやりたいな～」と
ひそかに思いを寄せている物件の
オーナーとつながりができて
「いつでも待ってるよ」って言われた。

これも、
ろぎが来てから急につながった縁だ。

ろぎ凄いぞ。
幸運を呼ぶ猫だ。

人間の潤滑剤にもなっている。

2階でろぎを飼っている間に
のみの駆除などを丁寧に行ってから
客席にろぎを出すようにしたのだが

ろぎがお客様の間を
取り持つようになった。
そのおかげで、
みんなが赤ちゃんを見守るような感じで
お客様同士のコミュニケーションが増えた。

それぞれが持つコミュニティーの
橋渡しをしているようだ。

猫アレルギーでも触れる猫

さらに不思議なことに
ろぎは清潔にしているので
猫アレルギーの人でも
触れる人が続出している。

実はうちのショーゴ君は猫アレルギーだが
ろぎを抱っこしたりしちゃう。

そして、動物苦手な人も
ろぎなら大丈夫という人が多くいる。

最初にろぎにドーナツを狙われた
猫が苦手な女の子も
今では触ってくれている(#^.^#)嬉

ろぎは、魔性の女かもしれない。。。

ろぎの存在がお客様に認知されると
お客さんがろぎに会いにくる。

ろぎが集客してくれてる。
もはやわれわれ人間のイメージが薄れている。

「今日ろぎいないんですか？」と
指名されるのなんて当たり前だ(笑)
まるで夜の世界の蝶のように
当店の指名ナンバーワン！

いいことしかない。

ろぎは本当に人間っぽい

よく話を聞いて
空気を読んでると思う。
猫が好きなお客さんだと察して
出て来たりする。

商売上手だ。

「はいはい～私の出番ですね～」と
お客様の前に現れるのだ。

す、すごすぎる。。。

さらに副産物がある、

実は3月はスタッフが一人巣立って、
そのうえお店が増えたので
みんな鬼の様に忙しくて
あまり記憶にない。(笑)

にもかかわらず、
とくにイライラしたり
ピリピリすることもなく
平和に乗り切ることができた。

普通に考えるとキャパシティ的に
結構なピンチに陥っていたけど
楽しく仕事をして乗り越えていた。
争いごともなく、体を壊すこともなく、乗り切った。
ただ、やはり細かな記憶はない。

これも毎日ろぎをみんなで可愛がり
赤ちゃんがいる様な感じだったからだ。

オキシトシンが毎日
ドバドバ出ていたのだろう！
免疫超上がってる感じ。

猫を保護したらイイ事しかなかった。
心が豊かになり、人に優しくなれる。
隠れていた母性本能が出てきた。

間違いなく、
生活クオリティが上がりますよ！


ろぎ、愛してるよ～(^^)
マスターより

＝　＝　＝　＝　＝　＝　＝　＝
【youtubeチャンネルに出てます】

ユーキ君とショーゴ君が最近始めた
↓公式youtubeにろぎが出てます(^^)/↓

↑クリックしたら飛べるようにしてるので
覗いてみてくださ～い！
２人も喜びます(*^-^*)
＝　＝　＝　＝　＝　＝　＝　＝