芋出し画像

😇ミルトン・メノナむト・゚ンゞェル

前回たでのあらすじ

教䌚で啓瀺をうけたずもだちはお金をもっお電車にのった



ずもだちが意気揚々ずした顔で
家路に぀いたのが
はやめの晩飯は終わっおおり、
こどもたちは任倩堂のWiiスポヌツをやっお
手堅く汗をながしおいた
「垰ったよヌ」「オダゞりれヌ」「モニタヌが芋えない」
「みんなにみせたいものがありたヌす」「りれヌ」
「おみやげだよ、チョコだよ」「りれヌ」
「チョコだよヌ」り

「チョコ」
こどもたちふたりは、䞀旊ゲヌムをポりズしお
぀めたい顔のたた
おやじのかかえる぀぀み玙をみた
「これは」
「フフ、散財しお䞖界䞭のチ
ョコを集めおきたした、フフフ」
次女は
すでにガサゎ゜
ふくろの䞭を 物色しおいる
「おずうさん、これは」
「これはデメル(DEMEL)の
バンブヌチョコ、
オヌストリアはりィヌンの老舗、
りむヌン王宮前の
ミヒャ゚ル広堎から
グラヌベン通りをぬけた
ずころにある
ザッハトルテ
でもゆうめいだ。
フィンガヌチョコでも、
小枝でもないよ」

「じゃこれは」

「リンツLindt、
こっちがストロベリヌで
癜いのが幎以䞊歎史のある
ビタヌスむヌトサヌフィン、
パッケヌゞもそのたた。」

「これは
芋た事あるよ、パパ」

「りン、
キャドバリヌCadbury、
英囜王宀埡甚達メヌカヌ、
デむリヌミルクチョコは
セカむではじめおのフレッシュミルクをいれた
チョコレヌトだ」

「りワヌスゲヌ。これは」

「カファレルCaffarel、
むタリアのメヌカヌ、
神戞たで行っお買っおきたしたゞャンドゥヌダ。
䞖玀むタリアビ゚モンテ州の
自由独立運動を描いた過激の䞻人公
をパッケヌゞにしたした」

「やるじゃねえか、パパ」

「ハハハ、
ただただあるよ、
こっちのふくろは日本のメヌカヌで
北海道ロむズのポテトチップチョコレヌト、
バレンタむンデヌを日本に䌝えたモロゟフ
あずオランダのドロステ(DROSTE)
」ず六角圢の
现長い箱を振る

「フフ、どヌだ長女」
「どヌだっお、
マァ
ありがたくいただいおおくけ
ど、ただ金にものいわせおチョコ買
っお来ただけじゃん」
「いや、これは単な
る散財ではない、いいかい、
お父さんはね、
父さんはね、
教䌚で、
神の啓瀺をうけたのだ」

「ハア」

「チョコレヌトの歎史、
チョコレヌトを動かす原動力に
なくおはならないもの
それは確かに
砂糖カロリヌであり
奎隷の劎働力カロリヌであり
略奪だ。
そしおなめらかさを出すためのミルクや
ブルヌムを出さないための
コンシェう぀くしい撹拌
テンパリング枩床調敎
ずいった
掗緎された優雅さ品質をだすしくみもいる
しかしだね、
こんなチョコよりも、君に芋せたい
もうひず぀のチョコがある」

「なんか鉄子の旅みたいだな」

「その芋せたいずいうチョコは
これだ
ハヌシヌバヌHershey's Bar

アメリカでナンバヌワンのシェアを
も぀チョコバヌ」
「これがどうかしたの」
「これをみおおもいだしたのだ」
「䜕を」
「ハヌシヌチョコの創始者
ミルトン・ハヌシヌ
(Milton Hershey)
の人生を」*1



さいごの歌
ミルトン・ハヌシヌ物語 

ハヌシヌの家は、メノナむト掟(Mennonites)、
プロテスタントの
流れをくむ
スむスからの
移民だ

スむスは
宗教改革の育おの芪
ツィングリやカルノァン
を生んだ
バキバキの反カ゜リック
ぜいたくばかりをしお 貧民から
金をふんだくるだけずったカ゜リックに
疑問をなげかけた初めおの䞖代
プロテスタントの血を受け継ぎ
アメリカぞ移民した流掟の䞀぀が
メノナむト

「おうい、ハヌシヌはどうなったんだよ」
「マアマア、ゎディバ(Godiva)の
ホワむトハヌトでも食べお」
「りヌムもぐもぐ」

ハヌシヌの父芪も母芪もメノナむトだった
父芪の名前はヘンリヌ、ヘンリヌハヌシヌ
この男がのちのチョコレヌト王
ハヌシヌの父芪なんだが
この人がずにかく新しいものが奜き
それで次々ず新しい事業をおこしおは
倱敗ばかりしおいる

「あらら」

それに察しお母芪のほうは
生粋のプロテスタントずいうか
この生粋のプロテスタントの意味が分からなければ
アリずキリギリスのアリずか
働き蜂ずしお圢容されるハチずか
そういった
集団でいりくんだものを䜜る
虫みたいなものを思い出せば良い
プロテスタントず神は、基本的に、カ゜リックず
違っお、信仰の専門家プロフェッショナルである
教䌚を必芁ずしない
぀たり
ピアツヌピアの信仰なんだな
幎がら幎䞭神の声が聞こえる人もいれば
ある意味、ずお぀もなく内向的になっおいく
宗掟もあった
カルノァンの始めたムヌブメントは
その
極北にある
ずいっおもいい
カルノァンは
私の信仰やあなたの信仰は
「蚀わずもがな」だず蚀った
この「蚀わずもがな」ずいうのは
日本人なんかも埗意だけど いわゆる
奥ゆかしさずいうか、

それでさらに
カ゜リックず比べるず 倚くのプロテスタントは
ハレの堎魂が浄化される堎をずりたおお
甚意しないのも特城のひず぀で
そうなるず圓然
信仰の実践ずいうのか
みずからの信仰のしるしは
普段からやっおいるこずの延長になる

「぀たり、倧人なら仕事だ
子どもなら受隓勉匷かな」
「む゚ヌ」
「ずもかく、ミルトンの母芪
ファニヌ
は兞型的なプロテスタントで
のちにハヌシヌが富豪ずなっおも
自分は質玠な身なりをしお
工堎で朝から晩たで働いお
チョコの袋詰めをしおいたずいう
倹玄の奜きな
資本家の母だね」
「パパは」
「ヘンリヌ」
「そう」
「ヘンリヌもある意味ではメノナむト系
起業家だったけど、どっちかっおいうずもっず
自由奔攟だ。働くのが嫌いずいうわけではなく
勀勉だけど、䞖の䞭ずの接点が䜜れなかった
気の毒な男さ。
ミルトンに䌚うず倢䞭になっお
自分がいたやりたいこずを
たくしたおるんだ
どっちが父芪だかわからない

けど
その心意気は玔真なものだった
しかし思い぀くたびにやっおは倱敗するから
芪戚からの借金が増えるばかり
匕っ越し続きで、家蚈は火の車だった。
石油、金鉱、猶詰、発明、のど风、なんでもやった」
「チョコレヌトも」
「チョコレヌトは、ただそのころ倧量生産
されおない。食べ物ずいえば、先祖がスむスだから
チヌズ業を芪子でやろうずか
若いミルトンに持ちかけたりする

ミルトンは぀ねに父芪に友情のような
ものを感じおいお、その぀ど結構本気で考えたり
もするんだよ

ヘンリヌはたた次のアむデアをねるばかりだけど。
たあそんなこずで、倫婊仲は最悪
倫は次から次ぞず借金をふやすだけ
芪戚の評刀も悪い
したいには奥さんもあの人は
悪魔にずり぀かれおいるんだず
いうした぀
したいに別居」
「あらら」
「ミルトンは子どもだからどっちの
いう事もよくわかるんだよ。だから
すごく苊劎するんだね。
で、若くから働き始めお
最初印刷屋で働き始めるんだけど
芁領が悪かったのか
䞀週間でクビ、ふんだりけったりの䞭で
芪戚のおばさんが薊めおくれたのがキャンディヌ屋の䞁皚でっち」
「チョコじゃなくお」
「そう、キャンディヌ屋。ここの䞻人が凄くいい人でね
菓子䜜りに必芁なこずはすべおミルトンに惜しみなく教えた
なにより倧事なのは、道具を
枅朔に保぀事
これは、母芪が食噚をきれいにかたづけおいたから
ミルトンにも自然にそなわっおいたセンスだった
真面目に働いお、歳で独立するたでになる」
「ぞヌ」
「でも商売べたなのは父芪に䌌おお、始めはれンれン
うたくいかないの。
お菓子が売れおないわけじゃないんだけど
お客の芁望にこたえすぎお
品揃えを広げすぎお䜜り過ぎ、すぐ資金繰りがたに
あわなくなる
借金はかさむが力になっおくれるはずの
父芪にのせられおのど风の䜜り始めるが
これも倧倱敗、事態はドロ沌化する
いろいろあっおミルトンはニュヌペヌクで䞀文無しになっおしたう」
「アラヌ」
「で、母方の実家のラカンスタヌにもどるも
金を貞しおいた䌯父さんはカンカン
やっぱりお前はヘンリヌの息子だずか
こい぀ら芪子は金をむしりずるこずしか考えない
金喰い虫だずか、ふんだりけったり
党郚ほんずうのこずだからしかたがないけど」
「そうだね」

ミルトンは、足をひきずりながら
叔父の家を出お行った
どのみち
もう
居堎所などないのだ

もうあたたかい
倕选の時間は
やっお来ないのだ

The weight, The band
おもり    ザバンド

I pulled into Nazareth, I was feelin' about half past dead;
半分死んで, "ナザレ"に぀いたが
I just need some place where I can lay my head.
腰を萜ち着ける 堎所が欲しいだけなのさ
"Hey, mister, can you tell me where a man might find a bed?"
ヘむミスタ 調子はどうか 少し堎所を貞しずくれ
He just grinned and shook my hand, and "No!", was all he said.
愛にあふれたオダゞの,”ノヌ”でお別れ

Take a load off Fannie, take a load for free;
䜎䞋劎働 ファニヌ 䜎䞋劎働 フリヌ
Take a load off Fannie, And (and) (and) you can put the load right on me.
䜎䞋劎働 ファニヌ、延 々 々 すったもんだの悩み

I picked up my bag, I went lookin' for a place to hide;
荷物を眮いお, 隠れる堎所を探すが
When I saw Carmen and the Devil walkin' side by side.
鬌ず悪魔がケンカしお小躍りするずころさ
I said, "Hey, Carmen, come on, let's go downtown."
あい぀だ”ペヌオカルメン,粋なふうだねダりンタりンは”
She said, "I gotta go, but m'friend can stick around."
そい぀が蚀うにゃ”すぐに,ここからでおいけただの乞食め”

Take a load off Fannie, take a load for free;
䜎䞋劎働 ファニヌ 䜎䞋劎働フリヌ
Take a load off Fannie, And (and) (and) you can put the load right on me.
䜎䞋劎働 ファニヌ、延 々 々 すったもんだの悩み

Go down, Miss Moses, there's nothin' you can say
剛胆 ミスモれ やれるこずはもうない
It's just ol' Luke, and Luke's waitin' on the Judgement Day.
そうだルヌクずルカの審刀の日は近い
"Well, Luke, my friend, what about young Anna Lee?"
オりルヌクなにやっおんだオヌケヌどうしおるかねアナリヌは
He said, "Do me a favor, son, woncha stay an' keep Anna Lee
company?"
そい぀あ答えお蚀ったよ兄匟,”オメヌに関係あるのか”ず

Take a load off Fannie, take a load for free;
䜎䞋劎働 ファニヌ 䜎䞋劎働フリヌ
Take a load off Fannie, And (and) (and) you can put the load right on me.
䜎䞋劎働 ファニヌ、延 々 々 すったもんだの悩み

Crazy Chester followed me, and he caught me in the fog.
気違いのチェスタが霧の䞭埌远い俺にいった
He said, "I will fix your rags, if you'll take Jack, my dog."
お前の荷物をなおしっおやったら二秒ででおけず
I said, "Wait a minute, Chester, you know I'm a peaceful man."
ちょっずたっおよチェスタ有胜で愛しい人
He said, "That's okay, boy, won't you feed him when you can."
そい぀が答えお蚀うこずは”食いものなら䜕もないぞ”

Take a load off Fannie, take a load for free;
䜎䞋劎働 ファニヌ 䜎䞋劎働フリヌ
Take a load off Fannie, And (and) (and) you can put the load right on me.
䜎䞋劎働 ファニヌ、延 々 々 すったもんだ悩み

Catch a Cannonball, now, t'take me down the line
居堎所が無いんだ もう俺には䜕も無い
My bag is sinkin' low and I do believe it's time.
どうしよも無いんだ もう無理だず悟った
To get back to Miss Annie, you know she's the only one.
オカヌチャンにも䌚いたいが それももう駄目だな
Who sent me here with her regards for everyone.
ガタがあちこちきおおなみだでたぶたも開かない

Take a load off Fannie, take a load for free;
䜎䞋劎働 ファニヌ 䜎䞋劎働フリヌ
Take a load off Fannie, And (and) (and) you can put the load right on me.
䜎䞋劎働 ファニヌ、延 々 々 すったもんだ悩み



転機は
しかしデンバヌでやっおくる
たたたた道でばったりキャンディヌ屋をやっおたころ
手䌝いをしおいた青幎
レビッキヌ(Lebkicher)に䌚う

圌は無孊ながら
キャンンディヌづくりに぀いおは
堅実に仕事をこなすタむプで
口数こそ少ないがミルトンのサポヌト圹ずしお
ラカンスタヌのキャンディヌ屋が぀ぶれるたで確実に
仕事をこなした
ミルトンの店が぀ぶれたあずも
真面目にキャンディヌ屋で働き぀づけおいた
家を远い出されおどこにも行く圓おもなかった
ミルトンだったが、レビッキヌは
ひさしぶりずいうこずもあり
家に招埅しお晩飯をごちそうしおやる

「優しい人だね」
「りン、将来はどうあれ、この時点でミルトンが
倧ブレむクするなんお、誰も思っおないからね
レビッキヌもそうだ
蚀っちゃわるいが、このずきのミルトンは
乞食同然の存圚だ
か぀おの同僚ずはいえ
なかなか家に招埅するなんおこずは
できない
レビッキヌは質玠ながらも
たじめにコツコツ働いお
たあ䞍自由ない暮らしをしおいた」
「アリずキリギリスだね」
「そうだね。アリの鑑かがみだね」
「アリ、じゃない、レビッキヌはプロテスタントなの」
「うヌん、レビッキヌの家はミルトンの母方にゆかり
のある人らしくお、ミルトンの実家が蟲家を
やっおるずきに手䌝いをしおたりする
たぶん同じメノナむトだず思う」
「うん、それで転機ずいうのは」
「ミルトンは䞀文無しだけじゃなくお
さらに借金があった
プロテスタントが救われおいるか知る
䞀぀の指針は、自分の仕事によっお
正しく報酬が埗られおいるか
ずいう事にあるずするず
その頃のミルトンの財垃は
真っ黒
お先も真っ暗だったわけなんだが」

どういうわけか
レビッキヌは、
自分のコツコツ貯めお
きたその金で
この商才も無く
すべお倱敗したこのミルトンずいう男の
借金を返枈しおやり
近所の銬小屋を仕事堎ずしお借り
そこに菓子の機械を蚭眮しおやった

「恐らく
レビッキヌの貯蓄は
それで底が぀いたろう」

そのようなはなれわざをやっおのけた朝
レビッキヌはい぀ものように朝飯を぀くっおやり
銬小屋に぀れおいき

「ミルトン、これが新しくキャンディヌを䜜る
仕事堎だよ」
ず蚀った

「ワ、ワ、ワ。。。」ミルトンは
驚いお
声も出ない
あずは
ふたりで だたっお
キャンディヌの機械を
くみたおるだけ

毎朝
ミルトンは朝起きるず
ありがたいこずだ
ありがたいこずだず
぀ぶやいおすごし
レビッキヌの
朝食を食べお
仕事をした

二人で仕事を初めおしばらくたった
ある昌䌑みに
ミルトンは、レビッキヌに切り出した

「レビッキヌ
これらのお金は、もちろん返すよ、
返すずしおも
それいがいに、君が望む事で
僕が出来る事は無いだろうか
レビッキヌ
たずえば、僕の䌚瀟の瀟長になっおもらうだずか
いただっお共同経営者だっおいうのは
もちろんだんだけど
その
なんずいうか」

レビッキヌは、最初い぀ものように
䜕もこたえなかった
埌幎、ミルトンはレビッキヌを評しお
「ずんでもなく仕事䞊のこずで怒った時意倖は
たず口を開かない男」ずしおいるが
ミルトンの熱っぜい顔にほだされたか
こんどばかりは口をひらいた
それは
こんな蚀葉だ

「ミルトン、俺は
自分の金が䜿われた
堎所にいたいんだ
よ
それだけだよ」

これが契玄であり
魂の投資であった

だから
レビッキヌは
ずっず、ハヌシヌ瀟ず
䞀緒に過ごし
その生涯を終えた

「で、このあずのミルトンの勢いは
ずどたるずころを知らない
たずクリスタルAずいうキャラメルが
党米で倧ヒットを飛ばす
これはミルクをたぜたフレッシュな
味わいが功を奏した
トントン拍子に事をすすめ
あっずいうたにミリオネラヌになった
ミルトンだが
いきなりここでキャラメル䌚瀟を売っお
ただメゞャヌじゃなかった
チョコレヌト業を始める
これには呚囲も
ミルトンは気が狂ったず蚀った
レビッキヌは黙っおいた
しかし、それが未曟有の倧成功
僕たちの知る
あのハヌシヌチョコレヌトが
生たれる倧きな䞀歩だ」

「なるほどな」

レビッキヌの揎助がなければ
ハヌシヌの事業はもうなかっただろう

それずもうひず぀
レビッキヌの金銭的な揎助ず
ミルトンが垞にこころにずめ、守っお来た
アドノァむスがあった
それは、あの駄目オダゞ、借金ばかり぀くっお
思い぀きがからわたりする
金銭的には䜕䞀぀ミルトンの足しに
なったこずのない、父ヘンリヌの蚀葉だ

そのころ二人は、のど风の事業が倱敗しお
郜萜ちしお
父ヘンリヌは昌間は倧工で金を぀くり
その金でミルトンのために砂糖を買い
その砂糖でミルトンがキャンディヌを䜜ったのを
倜䞭たた倧工仕事が終わったヘンリヌが売る
ずいう生掻をしおいた

けれどそれもい぀しかたわらなくなっお
ヘンリヌは単身別の仕事をするために
たた旅にでる
その日の倜も蚀った助蚀、

あるずきは、別居が決たっお長らく
家にかえっおれないである日
ふらっずやっお来お 来るなり
熱っぜくミルトンに、たた自分のやりたい新しい
事業のこず
やれるかどうかも分からない
事業のこずを二人でやろうずか
倜通し話しおから
朝たた別れを告げ
旅立぀ずきにも
蚀う蚀葉だ

「いいか、ミルトン、絶察あきらめるな
絶察あきらめるなよ」

぀づく

お願い臎したす