見出し画像

発表!町田ミュージカル賞2021

有料記事に初めて挑戦した前回、予想以上にたくさんの方が読んでくださったことでそれなりの可能性を感じて続けてみようと思ったものの、改めて読み直すと「忖度なし」と言っていながらだいぶ遠慮しているなとちょっと笑ってしまった。いやもちろん、依頼原稿には書けないことを書いてはいるのだが、身を削って創作した皆さんやそれを楽しんだ方々を怒らせたり傷つけたりするのは違うと思うあまり、奥歯にものの挟まったような書き方になっている。要はまあ、中途半端。楽しめなかった作品について書くのはやはり難しいと痛感したので、有料記事第2弾は楽しめた作品について書くことにする。

というわけで、ちょうど2年連続で「町田ミュージカル賞」を発表させてもらっていたコラム連載が終了したタイミングということもあり、2021年の町田ミュージカル賞をここで発表します。例年通り、作品賞、この人のこの役賞、どの役でも輝いてた賞、新人賞、企画賞の全5部門。2021年に町田が観たミュージカルのなかで特に心が動いた作品と俳優を、最優秀賞とノミネートに分けたりはせず各部門3作/3人ずつ、完全なる独断と偏見で選出しました。

ここから先は

4,993字 / 5画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?