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労働新聞編集長の迷想日誌

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労働新聞編集長が週に1回、皆さまにお届けするコラムです。
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#賃上げ

不十分な賃上げと働き方改革――政局の秋へ|迷想日誌

厚生労働省が令和3年の民間主要企業春季賃上げ要求・妥結状況を公表しました。 賃上げ額は585…

今年も最低賃金引上げは無理…|迷想日誌

今年の最低賃金引上げは、どう考えても見送りが正解ではないでしょうか。 政府は、新型コロナ…

中間賃上げ集計、予想通りの1.8%程度に|迷想日誌

21春季生活闘争の最大の山場が終わりました。 先週末までの金属労協の集計状況をみますと、賃…

新型コロナやハラスメントに重点――21労使交渉|迷想日誌

2021年春季労使交渉がスタートしました。交渉項目別の重点をご紹介します。 一時金は、連合、…

集中回答日は17日――果たしてコロナ禍中の賃上げ交渉は…|迷想日誌

コロナ禍の中、今年も春季労使交渉がスタートします。 まず、スケジュールですが、金属労協の…

賃上げ、生産性向上支援に400億円――厚労省3年度|迷想日誌

前回に続いて、厚生労働省の令和3年度予算概算要求についてご紹介します。 やはり重要なのは…

コロナショックへの対応で日本が変わる…|迷想日誌

厚生労働省がまとめた今春の民間主要企業賃上げ要求・妥結状況によりますと、平均妥結額は6286円で、前年に比べ504円減少となりました。賃上げ率にすると2.00%で、前年に比べ0.18ポイント下回っています。 「労働新聞」が年初に掲載した賃金コンサルタントの予想では2%前後を予想していたので、ほぼその通りとなっています。 ただし、年初予想では、新型コロナウイルス感染症の影響は一切加味されていません。 また、実際にも3月中旬ごろまでは、新型コロナウイルス感染症が日本経済にこれほ

デフレ脱却絶望でヘリマネの出番か…|迷想日誌

3月11日に今季賃上げ集中回答日が到来しました。労使交渉の開始直前にブレーキ要因が生起する…

またも直前で大ブレーキ――20賃上げ交渉開始へ|迷想日誌

3月より春季労使交渉が本格化しますので、今季情勢の一端をご紹介したいと思います。 ご承知…