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気象予報士とは気象データの通訳をする人なのだ: 気象予報士受験勉強メモ(6/3)

色々ありまして、気象予報士の試験を受けるための勉強をしてみようと思い立ちました。

別に合格することが目的じゃなくて、気象に関する知識を身につけることが目的なんです。と予防線をはりつつも、万一、合格率5%とか言われている、この超難関の試験に受かったら、思い切り自慢したいと思います。

ということで、自分のメモも兼ねて、これからの受験勉強記を、つらつらと書いていこうと思いますが、色々と間違ったことも書くでしょうから、その時は、こっそりと優しく教えて下さい。(打たれ弱いので。)

気象予報士さんとの出会い

私は2年くらい前から、縁あって気象データを使って、人々の課題を解決するためのサービスの開発に携わっています。その1つがTNQL(テンキュール)というサービス。

これは、ユーザーの好みを学習しながら、ユーザーの所在地の天気に合わせたコーディネートを提案するサービスで、主に働く女性を対象にしたサービスですが、おかげさまで延べ20万人くらいの方にご利用を頂くまでに成長をしました。

このサービスを作るにあたり、気象について色々と教えてくれたのが、気象データを提供してくれているハレックスという会社に所属する、女性の気象予報士さん達でした。このサービスの開発に着手した頃、私たちには気象に関する知識は殆どなく、たとえば「1時間あたり1mmの雨」って、どんな強さの雨なのか、全くイメージできませんでした。でも、生活者の実感として「1時間あたり1mmの雨」がどんな雨なのかが分からなければ、最適なコーディネートを提案することはできません

そんな悩みを抱えていた私たちに、ハレックス社の気象予報士さん達は、「1時間あたり1mmの雨」とはどんな強さの雨なのかを、素人である私たちにも、見事に分かりやすく説明してくれました。

気象予報士とは気象データの通訳をする人なのだ

というのがその時に感じたことです。

その後、私たちも、TNQLというサービスを進化させながら、ファッションECサイトの売上と天気の関係を分析したり、百貨店のECサイトで天気にあわせて商品をレコメンドするといったプロジェクトに取り組みました。

こうしたプロジェクトを通じて感じたことは、気象データを単なるデータとして扱うだけでは、課題の解決にはつながらない、ということでした。気温や湿度、あるいは体感温度。これがどう変わると、人々の行動や気持ちはどう変わるのか。つまり、様々な気象データを、私たちの生活の中で、意味のある言葉に置き換えて説明することができると、私たちが抱える様々な課題の解決に気象データを役立てることができる。

こんなところが、気象予報士になるための勉強をしてみようと思った理由です。

気象予報士の試験は年に2回

えー、そこからですか?

す、すみません。まさか自分が気象予報士になるための試験勉強をするとは思ってなかったので、本当にここからのスタートです。まずは、仕事でお世話になった気象予報士さんに薦められた本を買ってみたら、その一番最初に、気象予報士の試験は年に2回、と書いてありました。

その本によると、

・試験は毎年8月と1月の第4日曜日
・合格発表は10月と3月
・試験科目は学科(一般知識)・学科(専門知識)と実技
・学科はマークシート・実技は記述式

ということが書かれてました。ちなみに学科試験は合格発表から1年間は有効とのことなので、(現在の試験のスケジュールが変わらなければ)8月の試験で学科に1つだけ合格できた場合、翌年1月と8月の2回の試験で残りの学科と実技に合格できればOK、ということになるようです。

でも現実はそう甘くは無いようで、平均的な受験回数は3〜5回。難関の実技試験は5回〜10回受験する人も多いようです。

ということで、本日はここまで。





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