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ソリューションと意味を分けることのススメ

「ギフトにとって重要なのは、買うという<ソリューション>ではなく、ある関係性を背景に贈るという<意味>のほうだ」

2019年1月1日のブログに、私はこう書きました。元ネタはTakram渡邉さんが訳されていたTEDxプレゼン。


ソリューション:プロダクト、サービス、意味達成のための手段、HOW
意味:根源にある目的、方向性、WHY
ギフトにおいてソリューションは関係ない。ものは、買おうと思えばなんでも買える。本当に重要なのは意味(meaning)の方だ。ギフトを贈るとき、受けて本人に何が欲しいかを直接聞いてもいい。でもそれでは(思いやりやサプライズが薄れて)気に入ってもらえないだろう。他人に聞いてもいい。いいアドバイスを聞けるだろう。でもそれでは「他人の匂い」がしてしまう。気に入ってくれるギフトとは、彼女にとって特別な意味を、あなた自身が見つけたものだ。

2017年からオーエンズを運営して行く中で、自身が立ち上げた事業・サービスには自分の原体験が大きく関わっているように感じていることもあり、【意味(meaning)】にフォーカスをあてた事業に育てていきたいと思っています。

私がオーエンズをやりたいのはなぜか?

私が中3の時にレ・ミゼを見て以来、ステージアート・エンターテイメントを見ることが好きで、折に触れて、ライブハウス・劇場・映画館・美術館に足を運んでいて、いつか応援を届けられたらと感じていました。

一時期、足繁く通った変遷としては、こんな感じ。

・音楽)光GENJI→aiko→関ジャニ∞→ONEOKROCK→PENTATONIX

・舞台)東宝ミュージカル、劇団四季、新宿梁山泊、森山未來、藤原竜也、森慎太郎演出、小川絵梨子演出、三浦大輔作、イキウメ、上白石萌音・萌歌姉妹、ソニン、RENT、柳家喬太郎、市川染五郎、劇団桟敷童子など

2018年1月1日のブログにも

「良い作品・人を伝えたい」という私の欲望は尽きることがないし、その手法として、約20年ほど関わって・勉強している「EC」を組み合わせることにチャレンジしたいのです。クラファンでお金を集めやすくはなったけれど、贈り物が届く嬉しさは代え難いと信じているから。
単純に「物をつくって販売する」だけではなく、「みんなの気持ちを形に」という1点をぶらさず、崩さずに。オーディエンスとクリエイティブがもうちょこっと近づけたら。そのきっかけを作り出したい。

こう書いているほど。

「物を買う」「物を贈る」という行為は、意味・気持ちをもっと含んでいいはず。そのためにも、オーエンズは「オーディエンスとクリエイティブがもうちょこっと近づける」イノベーションの急先鋒にならなくてはいけないと強く思っているのです。

意味を考えれば考えるほど、トライ&エラーがやりやすい

SNSを活用してタレントさんの活動は見えやすくなったし、会えるチャンスも多く開催されるようになりました。でも、引き続き安全・倫理の問題もあるし、何よりもファンの最大の心理は活躍する作品が見たいのです。

オーディエンス(ファン=私)はクリエイティブ(タレント=光GENJI)さんと仲良くなりたい。←結局はここにつきます😃

こんな気持ちを持っている私が「オーディエンスとクリエイティブがもうちょこっと近づけるサービス」を立ち上げているのですから、完全な公私混同です(自分でよくわかってますw)

今のオーエンズはギフト購入サイトではありますが、「オーディエンスとクリエイティブがもうちょこっと近づける」が事業の意味だと思っています。

まずは、私が贈りたいかどうか、贈った人は喜んでくれるのか、次にオーエンズを一緒に盛り上げ、考えてくれる仲間が賛同できるか?、最後に実購入者の皆様はどう感じているのか?

意味にフォーカスして考えていくと、いろんな手段や方法が思いついて、  結果としてトライ&エラーを数多くやっているのです。

もしかしたら、ZONEやFLOWと呼ばれる状態なのかもしれません。

「楽しい、リラックス、気楽な気持ち、疲れない、時間の遅延を感じる、まわりの動きがスローモーションに感じる、相手の動きが読める、体が自然に動く、集中、強気、プラス思考、開き直り、自信、ほどよい緊張、結果を考えない、無意識、やる気、いけるという気持ち、いい心理状態」

どんな些細な思いつきでも、意味にそっているかどうかさえ、整合性がついていれば、まずは仲間に相談します。そして、一緒に実装し、オーエンズユーザーの皆様の前に出すという流れで進みます。

この時に、「オーディエンス(ファン=私)はクリエイティブ(タレント=光GENJI)さんと仲良くなりたい」という根本があるからかも。

意味とソリューションを分けていくと、イノベーションに近づける気がしているのは、結局は”量の担保”なのかもしれないな。

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最後まで読んでいただいてありがとうございました。

#オーエンズ 」というハッシュタグをつけてくださったnoteの投稿は、 一つ一つ大切に、すべて目を通すつもりです。

わたしたち一人一人が
「(あなたの)成長エンジン」であり、
「(あなたを)応援する人たち」
になりたいと思っています。

●BGM at the time of writing
Kristin Chenoweth - You Don't Own Me  ft. Ariana Grande 
https://youtu.be/7gJLWMM0-YU

2020/5/1~ 舞台芸術を未来に繋ぐ基金=Mirai Performing Arts Fund への寄付とさせていただきます😃