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茶花茶を飲んでみました。

茶花茶、ご存知ですか?

お茶の木の花。

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なかなか、飲む機会、ありませんよね。

我が家には先祖さまから伝わるお茶の木が

ありまして。

そう言っても小さな木でして。

SNSでお茶の花のお茶、

ややこしいですね

を見かけまして…

飲めるんだと思い、

早速真似してみる事にしました。

小さい木なので、余り咲いていなくて。

貴重な4つのお花です。


お茶の花に効能はあるのかな?

と調べましたところ、結構、良いのです。

ポリフェノールの一種であるフラボノイドや

サポニンが含まれているそう。

特に花だけに含まれるポリフェノールが有りまして。


名前は

フローラテアサポニンとチャカサポニン。

この2つ、大人にとってはとっても良い作用が。

①糖や脂肪の吸収を抑制する。

②脂肪の形成や蓄積を抑制する。

③胃粘膜を保護する。


つまり、

糖尿病や脂質代謝異常症などの生活習慣病を

予防したり、ダイエットの手助けにも。

以前、コカコーラでもペットボトルで

販売していたようです。


こんな嬉しい効果があるのに

なぜ、茶花茶が普及していないのか?

っていうか、存在自体、見かけないですよね。


実は、茶農家さんは花が咲かないように

しているそう。

なぜかというと

花が咲くと実ができ、

そちらに栄養が入ってしまい

美味しい茶葉が摘めなくなってしまう。

だから、滅多に見かけないんですね〜。


ただ、出雲地方で「ぼてぼて茶」というものに

使われているようです。

ぼてぼて茶は松江藩7代藩主の松平不昧公によって

生み出されたそうです。


どんなお茶というと

茶花を入れて泡立てた中におこわや煮豆、

刻んだ高野豆腐、漬け物などを入れて食べる

お茶漬けのようなものだそうです。


茶花を入れると、なぜ泡立つのか?

サポニンとシャボンは語源が同じだそうで

サポニンも水を混ぜて振ると泡立つ性質が

あるそうです。

面白いですね。


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さて、茶花のお茶はどんな味だったか?

青い草のような感じでした。

微かな味だったので、表現が難しい!

みなさんも機会があったら、

ぜひ、味わってみてください。


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