古着リメイクでベビー服作りが初心者におすすめの8つの理由

こんにちは、はじめまして、ありーです。
現在11ヶ月になる赤子の育休中の人です。
妊娠中にずっと欲しかったミシンを購入しまして、いまはベビー服や小物を趣味で作っています。ゆくゆくは販売もしたい野望。

ちなみに洋裁は小学校以来のほぼ初心者です。
が、すっっっっかりハマってしまいました…!
なぜもっと早く手を出さなかったのか。
いや、ミシンが高価なのですぐ飽きたら…と思うと踏み切れなかったのです…

ミシン購入から今までに作ったもの

ベビー用スタイを3点、ロンパース2点、
さらにおもちゃ2点、かぼちゃパンツ2点を製作途中です。
今のところ、ロンパース1点を除く全てが、古着から布をとったリメイク品です。

服を作るってこんな感じ

本題がわかりやすくなるように、まず服作りの用語と流れを簡単に説明させて下さい。

【用語】
型紙(原本)…服の設計図が書かれた、でっかい紙もしくはpdfなどのデータ。洋裁の本についていたり、手芸店で買えたりする。データはダウンロード購入だったり、無料公開のものも。

型紙(自分用)…原本を手持ちの紙や不織布に写したもの。生地をカットするためにつかう。データの場合は印刷してつかう。

型紙無しの服…上記を全く使わず、布に直接印をつけてカットして縫えるもの。手間と費用が省けるので人気。

生地…服の素となる布。同じ型紙を使っても、生地が変わると別の服みたいになる。

水通し…水にさらすことで、生地をととのえる作業。化粧前のスキンケアみたいなもん。

【服作りの流れ】
何を作るか決める

型紙(原本)を手に入れる

型紙(自分用)を作る(型紙無しの場合は省略可)

生地を用意する
・購入する
・誰かにもらう
・古着からとる

生地を水通しする(古着の場合は省略可)

生地をカットする

ミシン or 手縫いで縫い合わせる

なんかやること多くない?

どうですか?ちょっとテンション下がりました?
通常時でも大変そうなのに、赤子と共にやるんだと思うと…どうですか?
「やっぱ、やめとくか…」「もうちょっとでかくなってからでも…」てなりません?
私はなりました(なったんかい)
でも、今は合間でちょこちょこやって楽しめている気がします。
それもこれも、古着を使うことでちょっとずつ手間や時間が省けているから。

なぜ、古着リメイクがおすすめなのか?

さて、本題です。
ベビー服作りに古着がおすすめな理由を8つお伝えします。

①生地費とベビー服費が浮く
これ!子育て家庭にはとても大事!
生地ってそれなりに可愛いのだと、いいお値段しちゃいます。それこそ既製品と大差ないみたいになる。
趣味を兼ねてると割り切ってやっても良いんですが、初心者だと最初はやっぱり怖気づきますよね。

でも古着なら、捨てるものだからもはや0円に近いです。
それでいい感じの服が作れたら、さらにベビー服の購入費も浮いちゃうなんて…!
ちょっと良くないですか?

②水通しが必要ない
はい、出ました水通し。
購入した生地だと、だいたいこの儀式が必要になります。
やはり手間は省きたいニーズがあるようで、水通し不要!をうたった生地もありますが、この辺は割愛。

これね、地味にテンションを下げてくる儀式なんですよ。
だって「よし、今日は服作ろう!」って思ったら、もうその日に縫いはじめたくないですか?私がそうなんですが。
でもこれが済んでないと、水にさらす→乾かすという作業でもう1日は終了なんですよ、だるい。
日が変わるとやる気が死ぬタイプなので、これは本当に痛い。

でも古着なら、ほぼ間違いなく何度も着て洗濯してますよね?
なので水通し不要なんです。そうです、思い立ったらすぐカットして下さい。やったね!

③失敗してもショックが少ない
古着リメイクは特に初心者の方に良きと思うのが、どうせ捨てる服だから何やっても大丈夫!死ぬこと以外はかすり傷!ってところ。

私がテキトーな性格だからかもしれませんが、最初はわからないことだらけで失敗まみれ。縫っては解き、布をズタズタにしました

買った生地ならトラウマになるところですが、そこは捨てるはずだった服。修復不可能なら潔く諦めて、別の古着でやり直せます。
練習大事です。古着はとても良い練習相手になってくれますよ。

④制限があるので逆に作りやすい
これ、やってみて意外とああ、いいなと感じたことです。

買う生地だと、色や柄、素材などなんでもありすぎて逆に選べない現象が起こりがちです。
でも古着だとどうでしょう?捨てる服がたくさんあったとしても、作りたいものや色、柄の何となくのイメージがあって、それに合うものを古着の中から探します。

かつ、作るものが生地を多く使う場合、面積が大きいワンピースやシャツなどに限定されます。
ベビー服なのでコットンやリネンが望ましいし…となると、意外とこれかこれくらいかなぁ、となって決めやすいんです。
優柔不断な方には特に良いと思います。

⑤作業がしやすい
洋裁って型紙を写したり、生地をカットしたり、とにかく広いスペースがいる作業が出てきます。
赤子がいなければ地べたでも良いのですが、いかんせん荒らされます。

さらにアイロンを掛けたり、ミシンを動かしたりも危ないので地べたは厳しいですよね。自然と机の上での作業になります。
で、恐らくダイニングテーブルなどでの作業になるんじゃないかと思います。

ここで問題なのが、ダイニングテーブルには、制作途中のものを置きっぱなしにできない!ということ。
私もちょこっと出しては、ご飯のたびにしまって、また出して…とやっていますが、まぁー面倒くさい。

ただ古着リメイク&ベビー服だと、そもそも型紙も生地も小さいので、出したりしまったりは比較的ラクです。

⑥リンクコーデがしやすい
例えばこれ、ワンピースを上下でカットして、上はお母さんのトップス、下はベビー服にしてみたり、逆に下をお母さんのスカートにして、上をベビー服にしてみたりできます。
1から服作るより、簡単にリンクコーデ作れちゃいます!

さらに余った生地でヘアアクセとか作ってみたり。
ポケット作ってお父さんのTシャツやパンツに付けてみたり…!
(ウチは夫はリンクに興味ないので、多分やりませんが笑)

リンクコーデ熱がいま高まってるので、作ったらまた紹介させて下さい!

⑦ベビー服がベビー服になる
ちょっと何言ってるかわからない、とお思いでしょうか。
サイズアウトした服をリメイクしてまた着られるようにできる、ってことです。

捨てるのが寂しい服、ありませんか?
ベビー服ってあっという間にサイズアウトするので、気持ちが追いつかないんですよね。
メルカリで売るなどの方法もありますが、よっぽどブランド品でないと大した金額にならなかったり、何より手放すのが寂しかったり。

古着リメイクなら、お気に入りのロンパースなどをトップスやパンツ、小物に作り変えられます。
実際に私もやってみたので、制作の様子をまた別記事にまとめますね。

⑧地球に優しい
そんなちまちまやらなくても、買えばいいじゃん、安くていいのあるよ、と思われる方もいらっしゃるかもなのですが。
服や食料の大量消費、問題になってますよね。
私も、あまり良くないよなぁと思っています。

安くて可愛い服に飛びつきたくなる気持ちはわかります。
でも、なぜそんなに安いのか、どのように作られているのか、考えると安易には買う気になれません。

ものを作るとき、たいてい1番お金がかかるのは"人件費"だと思っていますが、その商品の"人件費"、果たしていくらくらいでしょうか?
安く買えて自分は嬉しくても、どこかの誰かが大変な苦労をしているかもしれません。
なんかそれって、気持ちよくないなぁ、と思います。

"買う"ことは、"支持する"こと、と思います。
たまにある選挙なんかより、日々の暮らしで"買う"ことがよっぽど社会を動かして、変えています。
"買う"ことで、その商品や、作った会社や、その方針を"応援"することになるんです。
そう思うと、ただ安いから、可愛いから、何となく、でものを買うの、ちょっと待った、ってなりませんか?ならない?なってよぅ〜

サスティナブルな活動をしているんだ、と満足感もありますよ。
こういう満足感って、育児で社会と断絶してる気がするお母さん達には結構重要なことなんじゃないかな、そう思います。

みんな、古着リメイクしようぜ!

つまりはそういうことです。一緒にやろうよ!楽しいよ!


以上、古着リメイクがベビー服におすすめな理由7つでした!
参考になりましたら幸いです。

インスタグラムで日頃のハンドメイドに関する発信などをしています。
もしご興味がありましたら、ぜひのぞいてみて下さい。
@cheering_ally

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