欧州サッカーの世界のようなヨーロッパのアーティストたち

Rocky Shoreは2017年に海外の友人たちの作品を周囲の友人たちに紹介するために半ばプライベートな形で始めました。

いつの間にか友人たちの努力が実って、あれよあれよという間に皆どんどん成功していき。Rocky Shoreもだんだんと方向性が変容してきました。

今回の展示「祈りと瞑想 - Prayer and Meditation」展(東京都写真美術館主催 恵比寿映像祭地域連携プログラム)は今までお世話になった周囲の作家さんへの感謝を込めて実施しました。

東京オリンピックに向けて2015年から準備をしてきたアートプロジェクト(※)に携わってきたSebastien Leseigneurには特に感謝しています。

(今後予定しているSebastienのヨガのセッション、みなさまぜひ参加してください!よろしくお願いいたします🙏)

フランスの作家さんの世界ってものすごく競争が激しいんですよね。。

フランスのアーティストと一緒に仕事と聞くときゃっきゃうふふと楽しくやっているかと思われるかもしれませんが、実態は決してそんなことはありません 笑。

コンセプチュアルアートの人々だからなのかみなとてもストイックで、会話はいつも挑戦を迫られるような真剣勝負。彼らからというよりやはり周囲から差別を受けることもあるし、私自身も競争に身を晒されてきました。

以前、松井大輔さんによる欧州サッカー選手の激しい競争の世界を描い日本人が海外で成功する方法」書籍『日本人が海外で成功する方法』という本を読んだのですが、現地のアーティストたちの生存競争の激しさは欧州のサッカー選手の世界に通じると感じます。

『日本人が海外で成功する方法』松井大輔
https://bookmeter.com/books/13077230

この本、どうやってヨーロッパの人たちと付き合っていくか(やりあうか?笑)ヒントになるのでおすすめです!

サッカー同様、表から見えない中での足の引っ張りあいはしょっちゅう。

ポイントはとにかく、舐められないこと。強く自分の意見を主張する必要があるので、謙虚さが求められる日本の人とのコミュニケーションへモードに切り替えるのにいつも苦労しています😣 

過去にホーチミンでプロジェクトを行っていたこともあるので、ベトナムのアーティストとの付き合いもあるのですが、彼らはマイルドで日本人のコミュニケーションに近い印象。

フランスの作家たちは(あくまでRocky Shoreの周辺ですが)ヒップホップのバトルのような感じ。気の利いたことを言わないと、という文化があるように感じます。

※Yves Klein (イヴ・クライン)が東京の講道館で50年代に柔道の黒帯を取得した史実をもとにしたアートプロジェクト

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