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Berlutiの靴は京都に連れて行く

「Berlutiのメンテできますか?」と聞いたところ「もちろんできます」と。

3年ほど前に近所にできた靴修理専門店 Philson's Shoe Repair。お店の評判は上々で、ここなら信用できると思いメンテナンスを依頼しました。仕上がりは完璧です。
 
左のAndyが2012年で一番新しいけど10年前。真ん中が「世界一深い赤」と発注したの。右が一番古いTattooシリーズ。最も状態よく美しいのは、なんと!コレです(現在は廃番)。

Berlutiすごいは。
 
革靴って奥深い世界です。「Berlutiを三足一度にメンテしたのは初めてでした」と店長。色んな技術的なことや彼の思想も熱く語ってくれて、「この革は…」「この縫製は…」「このソールは…」「テカテカには敢えてしませんでした」など、勉強になりました。
 
Andyの誕生秘話はとても素敵です。本当かどうか確かめたくて青山本店(当時)で、そのストーリーを長々と話し「でも伝説でしょ?」と言うと、「いいえ、お間違いございません」。
 
もしAndyのストーリーにご興味あれば、会った時に聞いてください。実にAndy Warholらしくて増々好きになりました。
 
それぞれの靴に想い出がありますが、長くなるのでまたいつか。実はこの写真。居酒屋に許可を取ってカウンターで撮影。こいつらを肴に呑んでいた訳です(笑)。

それくらいの魔力がBerlutiにはあります。

ぼくが京都のカフェのオーナーになるまで 628

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