プロボノ活動
プロボノとの出会い
2年前、偶然SNSの広告で「プロボノ」という言葉を知りました。
プロボノとは社会人が自分の専門性などをボランティアとして提供する社会貢献活動のこと。
会社員としての仕事が少し落ち着いているタイミングで余裕が出てきたのと、自分がこれまでやってきたことがエンタメ以外で役に立たないかなという力試しのような感覚で、プロボノ活動をスタートさせました。
出会い
私が参加したのは半年間限定の活動で、数名のプロボノメンバーと、とある自治体との取り組みでした。私以外のメンバーは働いている業界も全く違っていて、これまで出会ったことがない経験を持つ人たちでした。
週に1回ミーティングがあり、それぞれが役割分担をしてやりとり。
なかなか苦戦をするプロジェクトもあると聞いていましたが、私たちは本当に良いメンバーに恵まれたように思います。
活動に参加しての気づき
まず思ったのは「あ、意外と自分の経験って役にたつ」ということ。
ずーっと音楽業界にいた私は、音楽以外のことは全くできないと思っていたのですが、意外と役にたつものでした。
例えばコミュニティの立ち上げ。
その自治体の中でも小さなコミュニティの種がたくさんあったと思うのですが、コミュニティを作るという考えは新しかったようです。コミュニティを作る上で、どうやって誰にアプローチをするかなど、自分なりにアイデアが出せたのではないかと思っています。
結果的にこの時の経験が自分の仕事の軸にもつながって、転職にもつながりました。
会社だけじゃない
もう一つ、会社以外に居場所を作ることって大事だなと気付かされました。
10年以上会社がすべてだった私は時々それが嫌になって、外に出ることもあったのですが、いつのまにか24時間会社のことばかりに。もちろん良い体験をさせてもらったし、悔いはないのですが、会社以外にも居場所があると安心感があるというか・・・単純に楽しかったです。
それに仕事では出会えない人たちとの出会いがあります。
プロボノの活動をしていなければ、絶対に出会うことはなかったし、一緒にお酒を飲むこともありませんでした。
それぞれ違うバックヤードを持っている人と話すことで、自分では当たり前に思っていたことも、良い意味で違っていた、という気づきにもなりましたし、興味関心も広がります。
最近はプロボノ活動を支援する企業もあるみたいですね!
活動を通して得るものがたくさんあって、それが本業にも活きてくる人たちがたくさんいる証拠なんだろうなぁと思います。
この活動は終わってしまったのですが、何か新しいことをやりたくなってきたなぁー!!!調べてみよう。