妻と子供たちとの会話の中で疎外感を感じたら…

妻と子供たちが楽しそうに会話している中で疎外感を感じてしまう…僕にもよくありました。
普段、家にいることが少ないパパは子供たちの日常的なことを知る機会が少ないので会話に付いていけなくて当然です。

かと言って、妻や子供がパパに気を使って会話の節々で解説してくれたり説明してくれたりする訳もなく…。無理やり付いて行こうとして、分かったようなセリフで口を挟んだり、逆に質問なんかしてみても、それすら会話の流れを止めてしまうのでウザがれる。そんな家庭が殆どだと思います。

僕もそれで何度となく疎外感や寂しさを経験して来たことか!
若い頃は怒ってしまったり…。1番最悪のパターンです。
僕の場合は、家族であれ何であれ、一緒に話している時にその中にいる人が孤立しないように、話を振ってみたり、ポイントポイントで解説してみたり、かなり気を使って会話するタイプ。それをマナーや礼儀、優しさとして認識していたタイプで、実際に実践しながら生きて来て人間関係も良好に保って来たので、家族と言えども、そんな配慮がないことが信じられなかったし、極端に言えば「愛が無くなった」「自分なんて家族にとってどうでも良い存在なんだ」と思い詰めてしまったことすらありました(苦笑)
そうなるとドンドン余裕のなくなるんですよね。悪循環です。

でもよくよく立ち返ってみると、「家族の幸せ」が1番の願いであり、そうなるように尽力することが使命でもあると思うんです。これはパパだったら誰しもそう思ってるはず。
なので、今目の前で繰り広げられている「妻と子供たちが楽しそうに話してる状況」と言うのはパパとしたら本来嬉しいはずなんです。
が、やはり人間そんなにできてないもので、どうしても自我が出て来てしまうんですよね。

その自我をどう対処するか、ですが、やはりなるべく冷静になって、自分をいったん忘れて、家族の楽しそうに話してる姿に集中して「あぁ、これがオレの願いなんだよなぁ♪( ´▽`)」と思い直すことなんだと思います。
それこそパパが話の主軸になるような場合は、家族のシビアな問題が発生した時。
それを考えたら、パパが入れないような日常の取るに足りない平和な話で家族が盛り上がっているならそれはとても良いことなんだと思います。

こんな風に思えたらもう大丈夫だと思います。でも一方で、子供たちの日常の様子に関心を寄せてなるべく家族の会話が理解できるようになることも大切ですし、質問は子供たちがいない時に妻に聞いてみても良いと思います。
あとは、これも後々気づいたのですが、僕ら世代ってまだまだ無意識に昔の価値観がこびり付いていて、「家族の大黒柱である父親を差し置いて…」なんてマインドがあったりもするものです。話に入れないことは父親として情けないと、これも無意識で思っている可能性もあります。こう言うマインドって、小さい頃からの叩き込みで、なかなかチェンジするのも難しいのですが、今の時代の父親は、家族から一歩引いて
、温かな眼差しで家族の様子を目を細めながら観るくらいの余裕と器が求められている気がします。父と言うだけで無条件に妻や子供が気を使って奉られるような時代は終わってます。

とにかく家族の会話に入れなくてもめげないようにしましょう。

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