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2月19日開催!「定例セッションまとめ」#2/インターンを活用する際に必要なポイントとは?

◆アジェンダトピック
1.インターシップを考える上で必要なことは?
2.チームマネジメントについての課題



山口さん
さてさて、第2回目の定例会ですー!
今回のご参加者はこちら!

【参加者】
石川さん:ボーダレスジャパン人事。新卒も中途もおひとりで担当。
米田さん:株式会社揚羽。営業マネージャー/新卒採用責任者。
平片さん:無職。ちょっと前までITベンチャーの採用責任者。ツイッター有名。
鈴木さん:パーソルキャリアの人事。グループリーダー。
西條さん:國學院4年生。StartGateの長期インターン。学生団体IPPOもやってる。
永田さん:StartGate執行役員。営業支援事業でインターン生の活用。
山口さん:山口達也さん。元メンバー。ツイッターでバズる。美容師さんにもツイッター見られた。新卒採用ブランディング代表。


インターンシップ考える上で必要なこと

山口さん
今日は永田くんよりインターン活用をする上で重要なポイントをお話しいただきますー!

永田さん
どうぞよろしくお願いします。

一同
パチパチ

山口さん
まず僕が使っているフレームワークを元に、永田くんよりStartGateについてお話しいただきますね。

Recruting Brand Strategy Map
①CI(企業哲学)
②Brand(企業らしさ)
③Function(機能)
④Concept(コンセプト)
⑤How(手法)

永田さん
コンセプトは「ハタラクを楽しく→イキルを楽しく」を掲げていて、まだ創業2期目なのでビジョンはまだ立てていません。

米田さん
接点がある学生のどれくらいの割合がインターン生として稼働されているんですか?

永田さん
1dayインターンに参加している割合は90%ですね。
ただ、長期(3か月以上)インターンをやっている割合は3%しかいないんです。
そのため、長期インターンのための1dayインターンへの参加を促しているという感じです。

石川さん
インターンとして稼働してもらうために何か意識されていることってあるんですか?

永田さん
時給を自分で言えるようにしています。
これだけのアウトプットをしているからこれだけもらえても良いよね声を上げてもらえるように。

あと工夫していることとして、これだけ成長しないとまだ上に行けないんだと上=基準を見える化しています。
これは結果、自分と向き合うことにも繋がっています。「この扉で良いのか?(弱みと向き合う)」

鈴木さん
選考の自分と向き合う(この扉で良いのか)ってのは具体的にどんなことに向き合っているんですか?

永田さん
バイトした方が稼げるよ?なんでインターンなの?成長のため?自分の弱いところって何?などですね。
場面によってできること、できないことがあるよねと。
根本的に自分が弱いところを探すことが大切かと思っています。
その中で、こういう成長ができると思う、そこがマッチするならぜひやっていこうという働きかけをしていますね。

山口さん
なるほど。

永田さん
実はWantedlyはいわゆる優秀な人(起業家志向があったりする)が多いと言われていますが、実はインターンとしてははまらないケースが多いんです。
なぜかと言うと、起業したい理由がすっと出てこない。「憧れです!でも憧れ以外の理由が出てこないんですよね・・」といった素直な人がいないんです。

一同
へーーーーーーー!

永田さん
実はキャリアバイトの方がはまってたりします。素直な人が多いんですよね。

米田さん
僕は以前キャリアバイトでインターンしていました。関西支社の立ち上げをしていました。契約書周りなど。

永田さん
すごい!キャリアバイトはめっちゃ良いサイトです。
ここにいる西條さんもキャリアバイトからです。

山口さん
西條さん働いてみてどうですか?

西條さん
これから何かやりたいという学生が多い印象です。雰囲気的にもすごくアットホームで。

永田さん
親ばかではないが、めっちゃ良い子が多い。学生が多い予備校みたいな雰囲気。

平片さん
永田さんが今の事業に関わっている経緯ってなんだったんですか?

永田さん
日本の学生が社会の入り口で楽しめなかったら社会を楽しめないじゃんと思ったんですよね。就活を変えたい。そう思って前職の採用コンサル会社に入ったんです。

で、現職にはキャリアは点ではなく線だから未来までサポートしたいなぁと思って社長と独立しました。
目標で言うとインターンのアルムナイをつくって、社会に出た人たちがコミュニケーションとったり、たまにstart gateに来てくれたらとても良い!

後輩たちのやる気もアップしていくだろうし、人生にコミットするというイメージです。
実は10分前に書いたんですが(笑)

永田さん
インターンに接したことある人?

一同
はーい

永田さん
あ、結構いる。

米田さん
以前ITベンチャーにいましたが、通常のインターンの募集かけてもまず採用できなかった。
特にエンジニアのインターンは難易度が高かったです。
大学生に絞らずやってました、高校卒業してすぐの人とかも対象にして。

一同
ふむふむ

米田さん
弁護士目指してたけど、二次試験受ける前に悩み始めた30歳くらいまで幅広く募集してました。
で、集客して外部から講師に来ていただいて、1か月半でどこまでやれるかをチェックして、そこから長期インターンに入れるかジャッジするみたいな。
ちなみに学生に絞ってる理由ってなんですか?

永田さん
そこでいうと絞ってないですね。フリーランサーも対象内ですし。
得意領域は新卒領域、就活、インターンなんですが。

一方で企業側で言うと営業のテレアポニーズは非常に高いですね。既存顧客に注力したいということでしょうか。
なので、我々も比較的容易にマネタイズしやすかったです。

ゴールは参加しているインターン生全員が講師になれてみんなが生徒になれるような場を作りたいですね。

米田さん
長期インターンって学生からすると最初の壁があると思うんです。ある程度の制限の中でやれるレベルはうまくいきますよね。
インターン生がインターン生を見るという組織やチームの形に変わっていった際、社員数が少ないところでないと当事者意識が持てない。

ある一定の大きさになるとどうすれば良いのか、、よくあるのがインターンをバイト的に使い始める瞬間がある。契約のもとそれなら良いが、インターンなので学びをこめて学びの深いものを本来やりたいがインターンを受け入れてることによってネガに働く可能性がある。その辺の仕組みをどのようにするか悩みどころです。

永田さん
インターン生をインターン扱いしないことが大事ですね。
こういうのも仕事だよ?社会だよ?というのを学びたい人でないと受け入れていないです。インターン生としてみないから、死ぬほどフィードバックしてます。(笑)

一方でマネジメント側は人事のもとでというのは人事の負担になるのではないか?と思っています。

西條さん
永田さんから当時、「インターン生としてみないからね?」と言われタノを覚えています。(笑)
それを言われて自分の中では非常に大きなものになりました。どうしてもインターン生だと甘えも出てしまうと思うので。

米田さん
Statgateはそういう志向性ですが周りの学生はそうではなく、逃げる人が多いんですか?大学の友人はどうですか?

西條さん
結構いると思います。僕も半年前はふつうの学生だったので。(笑)

米田さん
今はふつうの学生じゃないんだね(笑)

永田さん
彼、こうとこあるんすよ(笑)

西條さん
(笑)
いきなりぶつける壁が高いとやはり逃げる人は多いですよね。。。

永田さん
それはみんなそうで、辛いことはほんとはしたくないと思ってますよね。
なので、あえて選考では自分の弱みに向き合うことがとても大事。
弱みに向き合うのは辛いけどそれが自分のためだよね?というマインドを持つことが大事だと思っています。

インターンってなんでやるの?社会に出るためにではなく自分を変えて成長することが、回り回って就活のためになるよね。
とマインドセットできる学生を採用することが良いと思っています。
うちのインターン生泣いちゃう子いますからね。アポイントとれなくて。
そんな時すごい嬉しいし、その環境をもっと良いものにしていきたいと思える瞬間です。

山口さん
ある意味舞台ですね。登場人物の目線を一度すり合わせることが大事で、StatGateでは扉をあけること=弱みに向き合うことって感じですね。

鈴木さん
弱みを克服するだけ?強みを伸ばしたい人はこないんですか?

永田さん
例えば西條さんの強みは…お調子者。(笑)
まずは飛び込んでみる。飛び込んだからこそ見えることがあるというマインドの持ち主です。
一方で、考えて動けない人であれば考えることも悪いことではないと思っているので。なので否定はしません!

西條さん
否定はないですね。なんでとは聞かれますけど(笑)

永田さん
インターンシップを広げていきたいんですよね。
学生とRockin' HRも絡ませていきたいです。

山口さん
以前、選考ってなんだっけ会議をやってみたんですが好評で。
選考に携わる人として人事や経営者、エージェント、学生など様々な視点を持つことで新しい発見があったようです。

チームマネジメントについての課題

山口さん
はい、では二部へいきましょう!
最近の人事として感じている課題感ってなんですか?ライトニングディスカッションをしたいと思ってまして。


西條さん
チームマネジメントで悩んでいるます。

鈴木さん
それ私もです(笑)

永田さん
僕もです(笑)良いテーマ!これに決定!

西條さん
ビジョンなりの想いに共感していると思うんですが、温度感が違うというかバラバラというか…
1on1や面談、教育などやってるんですがうまくいっておらず…

鈴木さん
想いに共感はしていてもなぜ温度感に差が出るんでしょうね?

西條さん
想いは一緒でも各自掲げている目標やゴールが違うからでしょうか?
もっとビジネスよりなことをしたい人もいれば、イベント1~2本やれれば満足ですという人もいて、統一されていない感じですね。

鈴木さん
それはそもそも統一が必要なんですかね?

西條さん
統一していなくても良いかもしれないんですけど…

永田さん
それは長く働いて欲しいからだよね?意味付けがされているかが重要ってこと?
例えば、ビジョンはキラキラ見えるけど、いざやってみるけどイベントってめちゃ工数かかる。こんな大変なことやりたかったけ?となる。結果モチベーションが下がっていく=現実にぶつかる。

山口さん
辛いことにぶつかった時にもどんな関わりを持つか?が重要で。
どんな関係性を誰とつくりたいのか?にもよる気がしますよね。

鈴木さん
辛いことがあった時に相手を認めて辛いことの共感をしてあげることも大事かも?モチベーション高い人が良い人で、低い人がダメという認識はどうしても相手に伝わるので…

永田さん
それ大事ですね!

山口さん
縛らず自分の意志を発信し続ければ相手から来るんじゃないかな?

永田さん
例えばこういうコミュニティでも最近来なくなったなぁという方には面談等でぶっちゃけを言える関係を作っていくことも重要だなと思います。
いてくれたら嬉しい。でも今違うのならまたいずれ戻って来てくれたら嬉しいし、いつでも来てよ!みたいな。

西條さん
それを言える人は少ないな・・・

永田さん
ぶっちゃけ話をできる人は少ないから、踏み込んでいけるかが大事だよね。
小学生の喧嘩の後みたいにお互いがちゃんと気持ちをぶつけて、最後にごめんねと言えるのが大事。

山口さん
ぶつかるの大事ですよね。

西條さん
僕はつい「仲良くしようよ」と言っちゃうんですよねー。。

永田さん
僕もそうですけど、その子の時間を考えたら何が必要なんだっけ?を考えてみたら?リーダーなんだし語り続けな!

再度本題!最近の人事課題って?

米田さん
人事の人が足りないことです。(笑)
業務分担についてなどが課題で…

西條さん
僕はチームマネジメントです、先ほどと同様で。
自分が言えない性格でも組織のために言うことが大事と改めて実感しました。

鈴木さん
契約しているエージェントのレベル低い。。。必要な情報が来ない。

米田さん
それめっちゃわかるー!(笑)

平片さん
特にキャリアアドバイザーに多い気がします。キャリアアドバイザー組織のトップがより求職者に寄り添うという意思がなかったりする。
プログラミングスクールでも同じような弊害でたりしてますよね。
良い内容も悪い内容も出すべきですよね。良いエージェントもいるし。
西條さんとかエージェント使ったことありますか?

西條さん
何社か話をしてみて、その中で大手ではなくベンチャーのエージェントに決めました。自分を理解しているか?を大事にしていました。

米田さん
ベンチャーに行きたい人はベンチャーの人事に聞いた方が速いと思う。
競合いっぱい知ってるし。

永田さん
僕、企業間リファラルやってみたいんですよね。

米田さん
21卒向けの仙台でそういった趣旨のイベントやりました。
30人くらい集まって好評でしたよ!

山口さん
今日も盛り上がりましたがお時間の関係上この辺で…

一同
ありがとうございましたー!

山口さん
Rockinポーズで締めましょう!



次回は3月5日(火)20時~SMS本社(芝公園です)!

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