AAA DOME TOUR 15th anniversary -thanx AAA lot- (感想編)
AAA DOME TOUR 15th anniversary -thanx AAA lot-
本ツアーを通してのAAAに対する気持ちを記しているので併せてどうぞ
2020年1月、本年12月31日を持ってグループとしての活動を中止することが発表された。
デビューから15年。キリの良い数字。
"Attack All Around"の精神で彼らはいろんなことを成し遂げてきた。
そんな彼らのストーリーに一旦終止符を打つ。
ほとんどのメンバーが10代でデビューし、今までの人生の半分以上をAAAとして過ごしてきた。
30代を迎え、これからも続くアーティスト人生はどうあるべきなのか。
もちろん、変わらずスーパーパフォーマンスグループの一員として活躍して、個人(ソロ)としても一層磨きをかけるのも一つの選択肢。
実際そうやってプロとしてのキャリアを積み重ねてきたメンバーたちである。
そんな彼らが幾度となく協議して出した答え。
当時の私は彼らの出した答えを受け入れられていたと思う。
ドームのチケットも取って、今AAAが見せてくれる最高を目撃しようと思った。
そのはずが、世界を襲った未曾有の事態。
エンターテイメント全体に影響を及ぼし、AAAも延期を余儀なくされた。
本音を言えば、休止発表の少し前からどこか段々とAAAから離れていく自分がいたのも事実だ。
彼らの出した答えを受け入れられたのもそういうことだと思う。
全く嫌になったわけではない。ただ、聴く回数が減った。
そして、ようやく延期日程が確定。
でもやはり全然聴いてこなかったし当日が近づいても実感も湧かないままであった。
東京ドーム1日目(幾つか曲の話含む)
久々の東京ドーム。
ドームってこんな感じだったなとか考えていたら、
事前にドームツアー記念企画で集めたファンの歓声を集めた「トリエーコール」が流れ始めた。
それがもう懐かしくて半泣き状態になってしまった。
開演。
メンバー紹介の凝っているオープニング。これも本当に懐かしい。
そんなことを、なんとなく考えていたら、”One Night Animal”のイントロと共に登場したAAA。
久しぶりにAAAを見た私は信じられない程に号泣した。
AAAのことが本当に好きで仕方なかった頃の自分を思い出した瞬間。
最初の衣装チェンジまではずっと泣いていたような気がする。
ステージでいつも通りのAAAが歌って、踊っていて本当嬉しかった。
友達にもセトリ期待しといてってたくさん言われて身構えていたつもりだったが、しっかり新旧おり混ぜで待ち続けたファンのことを本当に考えてくれたんだなと思った。
曲ごとに蘇る思い出。
ライブで観るといろんな想いが交錯する”MAGIC”。当時AAAに対して希望を持った”BAD LOVE”。
パッと光がさすような宇野ちゃんから始まるいつ聴いても明るくなれる”No cry No more”。私の原点。
私がずっと一番好きな”Heart and Soul”。本当に衝撃的すぎてイントロ聴こえてすぐよろけた。
それもやってくれるの!?の連続で半分夢のようでもあったし何より、何度も何度もMVやライブ映像を見て振りを覚えたパフォーマンスをそのまま忠実に再現している彼らが目の前に居たことが本ツアーにおける1.2を争うレベルの感動であった。
”HORIZON”をそのままメンバーにメッセージとして送りたくなった。
ここで終止符を一旦打つのはおそらくこれからにつながるはじまりのStepへ進むためだろうからサヨナラは言わない。もっと大きくなって新しい自分を手にしたらまた見せてね。
いつも通り手たたいてまたつながれる日に願いを込めた。
”風に薫る夏の記憶”は披露の度にAAAが培ってきたパワーをひしひしと感じます。
ライブでもテレビでも何度も見てきた”恋音と雨空”。この曲がAAAに貢献した力は計り知れないものだけど、このツアーで聴いた恋音が一番恋しかったな。
演出が感動でした” Eighth Wonder”。EW(2013年ツアー)のオープニング無敵艦隊AAAの出陣のようで何回見てもこれだよなと唸ってしまう。
”その先に未来があるなら”の西島と秀太に毎回注目してしまう"Next Stage"。日高のラップでメインステージからセンターステージに移動するところもどこを切り取ってもAAAを感じられる曲。
これを踊るのも楽しみの一つ”GAME OVER?”。PVでは散々やられているけど彼らはそんじゃそこらではへこたれないと思います。
これも踊れて楽しい”DEJAVU”。今まで思ったことなかったのにこの日聴の”DEJAVU”には私の想いが見透かされたような気分になった。”ずっと待ち侘びていたんだろう?”と。
「これが最後の曲です。」”さよならの前に”。
一節一節を噛み締めるようにパフォーマンスをする彼らの姿が浮かんでくる。
いつものトリエーコール(拍手版)、ウェーブを経て待望のアンコール。
この曲リリースされた時も可能性のようなものをやっぱり感じた”No Way Back”。
アンコール一発目に新たな彼らにワクワクを抱いた曲でまた会場を熱気に包んでいた。
言わずもがな、私の中でのワンピースと言えばの”Wake up!”。
ここからトロッコに乗って移動開始。ここでのトロッコは全員で一つのトロッコに乗っていた。
サビで力強く挙がったその手が揃っていたのはきっとAAAにとってもファンにとっても何らかの起点となった大切な曲だからなのかもしれないな。
AAAの良いところ爽やかなところ詰め込んできてると思ったところで、”Q”。
「懐かしい曲やります!」「みんな踊れる?」
どんな振りも身体に染み付いているらしくて自然と意識せずとも踊れてしまった。
少し幸せすぎたな。浸ってしまう。
懐かしいなこれだよAAAというような感情と、アンコールなのに終わる気配がないという嬉しさのような何というか。
そうだった。AAAのアンコールは何曲もやるし、楽しいMCも待っているんだった。
いつも通りの何も変わらない楽しいMCを経て、
秀太「可愛い曲やります!」
秀太お得意の手法に騙され”PARTY IT UP”。
スーパーパフォーマンスグループだと改めて実感させてくれるな本当。
タオル回して、ウェーブして楽しい時間はあっという間。
いろんな景色を見せてくれて、音楽というエンタメを教えてくれたAAA。彼らがこれからそれぞれ進んでいく果てることのない旅の先でまた会えますように。
幸運にもトロッコがすごく近くて顔のキワまでしっかり見える座席を当てたのですが、メンバーの素振りまでも私の知っているメンバーたちそのものだし、MCはいつも通りのグダグダですぐ話盛るし、それでまた盛り上がるし長いしというこれまた何にも変わってなくて本当にAAAは何も変わっていなかった。
なんだか安心。
落ち着いて見届けられると思っていたのに、まさかの連続すぎて前のめりになってしまった。
彼らの顔を見ただけで安心してしまったぐらい。
AAAとしてステージ立って歌って踊る彼らは本当にかっこいいなあ。
前のめりになりすぎてこれで最後なんて耐えられないということで3日目のチケットを終演直後に取った。
一旦払い戻したのに。取り直し(笑)
東京ドーム3日目
ということで、急遽得たチケットを携えて再び会いに行ってきた。
1日目見きれなかった細かい部分まで見ようと決めて参戦した3日目。
3日目に感じたこととして特出したいことは、トリエーコール中に恒例になっているウェーブが今まで見てきた中で一番綺麗に見えた話。
この場にいる一人一人のAAAに対する想いがペンライトによる光に乗って私にまで届いていた。響いてきた。
声は出せないから精一杯のクラップで送るトリエーコールも、一番綺麗に見えた
ウェーブも私にとっては一旦最後。
そんなこと一切考えるつもりなかったのに勝手によぎってしまうから涙は止まらないし本当困る。
でもおかげで枯れたらしくアンコールに応える彼らの姿はしっかり目に焼きつけることができた。
何度か記しているような気もするが、予想以上に感動したし、所々懐かしくなる演出や、パフォーマンスがたくさんあったことは何度思い返しても夢のようだなと思えてしまう。
本ツアーを通して感じたAAAに対する素直な気持ちを記しているのでぜひ!
(冒頭と同じ)
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