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AC/DC

AC/DC - High Voltage (1974)

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 AC/DCの1974年の世界デビューアルバム「High Voltage」。何て素晴らしくカッコ良いR&Rと誰が聴いても思うロック。偏見なしに一発目を聴くと、これぞロックのギターリフにベース、ドラム、歌が絡み、シンプルにロックンロールが叩き込まれていく。ロックはこれで良い。ガツンと一発、何も考えずにカラダがリズムを取り、つい歌いながらノって気分良くなって今年もイケる気分になる。そういうアホな事が必要。そんなに脳天気でもないが、このアルバムは1974年のAC/DCの作品だが、既にあのAC/DCだ。この時代にはかなり画期的でスカッとしたサウンドで、これだけ洗練されててブルースでもないハードロックはなかったし、アメリカンでもないオージーがまだ確立されてなかったから英国風味の方が強い。でも湿っぽさはないし独特のジャンルを出してる。

 今でも全く変わっていないAC/DCの原点そのままだし、ボン・スコットの歌声もバッチリ決まってるのは当然ながらバンドが若い。The Answerを前座にしてツアー回ったのもこれ聴いてると分かる。スタンスが似てる。渋いブルース的なアプローチもあれば脳天気なR&Rもあって単純に名盤。さすがAC/DC。

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