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Guns' N Roses

Guns'n Roses - Appetite For Destruction (1987)

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 マイケル・モンローのようなボーカルにジミー・ペイジみたいなギター、シド・ヴィシャスみたいなベースとロン・ウッドのようなサイドギター。これがデビューしたばかりのガンズ&ローゼズを見た時の印象。今こんなこと公に書いたら怒られるけど、第一印象はそんな感じ。最初のプロモーションビデオ「Welcome To The Jungle」を見た時は華と毒のあるバンドでカッコ良くて、出してるサウンドもチャラチャラしたLAメタルではなく骨太なロックンロールでグルーブも凄かったので注目株だった。売れる売れない気にせずに聴いたファーストアルバムは初っ端からそんな曲で面白かった。アレコレ見てると巷でも評判良かった。何となくハマったようなハマらなかったような。もう18年も前の話。

 そしてセカンドシングル「Sweet Child O'mine」のレスポールサウンドには結構ハマった。あのフロントピックアップのサウンドは凄く印象的で、あそこまでレスポールのフロントピックアップのサウンドをモロに出した曲もそんなになかった。それからギターソロ途中のワウペダルの音もエグくて良かった。丁度自分もワウペダル使い出した頃もあって、ジミヘンと比べてもいけないが。その頃初めて来日公演があって、チケット余ってるからと付き合いで見に行ったけど、正直スカされた。後で聞くと調子の良い日と悪い日に差があったらしくて外した日みたい。これでガンズに興味失くなったけどまだ売れてた。

 「Paradise City」のクリップ見てバンドの大化けぶりに驚いた。改めて聴き直したら凄かったけど、伝説になるほどとは思わなかった。調子の良い時のライブは凄いのだろう。そのウチ悪評ばかり聞こえてきて、アルバムもリリースされないし、興味失くなった頃に二枚組み新作アルバムが出たけど聴いてない。

 マイケル・モンローのソロアルバム「Not Fakin' It」の最初のシングル「Dead Jail Or Rock'n Roll」のプロモ見たらアクセル・ローズも出演してて、マイケル・モンローの方が圧倒的にカッコ良かった。以降は名前だけがデカくなって、いつの間にか伝説。でもファーストアルバム聴くとカッコ良いと思えるからロックだ。「Welcome To The Jungle」の華と毒はいつまでも健在。あと10年くらいしたらオリジナルメンバーで再結成すると良いと昨今の大物バンドの再結成を見ていると思う。

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