初めての韓国凸ポーカー旅行(2/3)
はじめに
note の記事、2つめは、やはり前回の、韓国凸の続きです。早く書いておかないと記憶があいまいになっちゃう。
まだ前回を読んでいない方はこちらから。
https://note.com/rock_meganex/n/nb25286176bc0
自己紹介
昔、最高位戦でプロとして麻雀をしてましたが、10年以上前にやめてポーカーへ転向。エンジニアを本業としながら、ポーカーと麻雀となんとなく YouTube の動画を作る日々。
一応、ポーカーのトーナメントの実績を以下に。優勝だけはないんですよね。。。
JOPT(Japan Open Poker Tour) 2023 Grand Final
Main Event 9 位 / 1392 人
WPT (World Poker Tour) Tokyo 2023
PLO Championship 3 位 / 160 人くらい
JOPT(Japan Open Poker Tour) 2024 Tokyo #1
PLO Championship 4 位 / 229 人
GGMaster Asia
2 位 / 1968 エントリー
あからさまな宣伝
YouTube チャンネルあります。
よければこの先読む前に Subscribe してくれたらうれしいです。
韓国2日目の朝 - ともかく飯を目指して
9/5 12:30
あれ、なんか、見出し、12:30 になってんじゃん。
ホテルのチェックアウト、12時だよね。おかしくね?
はい、ホテルのフロントからの電話で目が覚めましたよ。
前日のおっさんとは違うおばさんの声が「ワンデイ?ワンデイ?」と電話の向こうで繰り返すが、こっちは1日もいらない、なんならすぐ出るから「ワンアワー!ワンアワー!」と言っても「ワンデイ?」としか返してこない。
いやいや負けんよ俺は。
「ワンデイ!?」「ジャストワンナワー!」
としばらくお互い押し問答が続き、結局相手が折れて、「ワンサウザンド」と言う。
ん??1000 ウォン?( 100 円くらい )
いやいや、まあ、安いのはいいけど、たぶん間違ってるよね。
「ワン、サウザンド??」
と聞き返すと、慌てて「テンサウザンズ(汗)」と言い直す。
そりゃそーだよ。1000円くらいくれてやるわ、というかそもそも遅れてんの俺だし、OKと言うと、電話をブチっと切られる。
なんかイラっとしたから、前日の無言だけど天使のようなおじさんが貸してくれた電源の変換プラグを借りパクすることに決めてリュックに押し込む。
ともかく急いで準備し、12:55にはエレベーターに乗れた。
チェックアウト時に10000ウォンを現金で払って、何事もなくチェックアウト。
9/5 13:00
ホテルのドアを開けたらめっちゃ雨。
そもそも、昨日は帰ってきて疲れて何も考えることができず、そのまま寝てしまったので、今日どうするか、何も考えていない。そして外は酷い雨。とりあえずおなかがすいているが、どこで何を食べられるのかもわからないし、雨が酷くて動くに動けない。
てーか前日、寝るとき、エアコンに何が書いてあんのかわかんなかったんで、Google のアプリでエアコンを写して翻訳してみたんだけど、全然わかんなくて、唯一わかった「猛烈冷房」って書いてあったところを押してそのまま寝たんだけど、まあ多分というかほぼほぼ、猛烈な冷房よね。外はまあまあ暑いんだけど、体が冷えてしまってあちこち凝ってとても辛い。そのうえ前日にカジノでカレーを食べてから水しか飲んでないから空腹この上ない。
なんか、韓国きてから、腹減ってばっかのような気がする。
昨日はポーカーでひどい負け方をするし。
雨はめっちゃ降ってるし。
体は痛いし。
めちゃめちゃ空腹だし。
もう泣きそうです。韓国に来たことをかなり後悔しています。
なんで俺、韓国に行ったんだろう。
note を書いている今もよくわかりません。
友人に LINE したら、「広蔵市場ってとこで俺たち食べましたよ!アーケードなんで濡れないっすよ!」というので、そこへ向かう方法を Google Map で調べる。
結構近くの駅から電車で行けそう。
韓国で Google Map を使うと、歩いたら何分くらいなのかまでは教えてくれないから、最寄りの駅からどれくらいなのかはわからないけど、ともかくその市場の近くまで行けば、Uber で安くつけそう。
つーかさ、そこまでしんどいなら、ホテルからもう Uber 使えばいいじゃない俺。
いやいやそこは俺は曲げんよ。
ハワイいっても $2.50 × 2 で、ホノルルからノースショアいって帰ってきたり、カイルア往復したりするのが俺のYARIKATA。
ロサンゼルスからサンディエゴまで、飛行機なんか乗んないで電車で往復するのが俺のYARIKATA。
ロサンゼルスからラスベガスまで、飛行機なんか乗んないで現地のバスで$70 くらいで行くのが俺の YARIKATA。
ラスベガスにヒルトンのタイムシェアを、なんなら2つ買ってめっちゃ金使ってるくせに楽な移動手段を使わず、現地の方法で移動するのが俺のYARIKATA。
タバコを吸いながら、雨が若干落ち着いてきたあたりのタイミングを見つけて、若干濡れながらもスマホの Google Map を頼りに最寄りの駅まで歩く。
9/5 13:15 頃
何ていう名前の駅に着いたのかわからないし、何ていう名前の駅に向かうのかもわからないけど、ともかくホテルからの最寄りの駅につく。
改札を眺めていると、みんな、何かのカードを使って改札を通り、日本みたいに切符のようなものを入れるような場所はない。ともかく何かのカードが必要らしい。売り場のようなものがないか見渡すが、券売機らしきもの以外、スタッフさんがいるような売り場はない。
券売機が多国語に対応していたので何とかなるかなと思うが、日本語で操作すると、到着すべき駅がどれなのか分からない、英語にしてもわからない、韓国語にすると操作の仕方がわからない。途方にくれる。
誰か助けてくれないものかと見渡すと、改札の内側にスタッフが常駐するガラス張りの小部屋があり、そこに男性スタッフがいるのを見つける。改札の内側だけど、その小部屋近くの改札はオープンになっていて通れそうなので、ともかくスタッフさんに聞くしかないと思って、えいやっと改札を抜けてガラス張りの部屋の入口をノック。
男性スタッフが顔を出すので、自分は日本人で、日本語か英語は離せないか、と質問すると English a little と返ってくるので、英語でスマホを見せながら、ここに行きたいけどどうやって切符を買えばいいのかわからないし、どれに乗ればいいのかわからない、と言う。
その男性スタッフさんは a little どころか結構英語が通じたので、すぐに券売機に僕を連れて行き、駅までの切符の操作をしてくれる。
それを眺めながらどうやって買うのか記憶しつつ、なんとか 1 回の使い切りの電車用のカードの購入に成功。
多分次は自分でも操作できそうな気がこの時はしたが、のちに全く役に立ちませんでしたが、それは後の話し。
スタッフさんに乗るべき電車が入るホームを教えてもらってお礼をいい、改札にカードをタッチしてゲートを通過して、ホームへ。
韓国の地下鉄は、本当に東京にそっくり。というか、街並みもかなり東京に似ていたけど。文字は全然読めないけど。降りるべき駅は、幸い韓国語で2文字程度だったので、ハングル文字の形状で路線の案内から駅を見つけて、数駅程度でつくことが分かる。
到着した電車に乗って、列車の中の雰囲気も、乗ってる人の雰囲気も、まるっきり東京と同じだなー、と思いながら、止まる駅の名称が、降りるべき駅のハングル文字の形状に一致しているか比較しながら若干緊張しながら、なんとか文字の形状が一致した駅で降りる。
9/5 13:30頃
電車から降りたけど、東京でもそうだけど、出口がどこかって話しよね。Google Map みたら出口が 8 個もあるんだけど、一番近いのは 1 番か 2 番のような気がする。さすがにそれくらいは英語で書いてあるので、それをたどって出口から出る。お腹すいた。
外は依然、どしゃ降り。
でもここからは Uber の予定だったから、もう余裕ですよ。
Uber で車をつかまえようとします。お腹すいた。
全然つかまんねーYO!
なんなら一番高いやつにしてもつかまんねーし!
クレジットカード利用のスマホへの通知とそのキャンセルの通知が繰り返される。お腹すいた。
なんでよ!????
周囲を見渡してみます。そして Google Map を見てます。
なんか、ここ、車、止まりにくくない?お腹すいた。
そうか。この 1 番 2 番ってあたりがきっと、とまりにくいんだ。
6 番あたりならきっと車は止まれるだろう。お腹すいた。
と思って、地下に戻って出口を 6 番から出て、ふたたび Uber と格闘再開。
いやもーほんと、全くつかまんない。
雨だから混んでる?ここじゃダメ?お腹すいた。
もう、天を仰ぎます。なんでよ?お腹すいた。
わかったよもー。歩いてどれくらいかかるかわかんないけど、歩くしかないなら歩くよもーお腹すいた。
ほんと、ソウルって、東京みたいだなーお腹すいたなーって思ってたら、なんなら5分くらいて着きましたよ。ええ。
なんかね、まっすぐ歩いたら、着いたの。
こんな感じで。
そりゃーこんな近い距離、Uber 来るわけないよね・・・お腹すいた。
9/5 昼過ぎ - 飯を食う
9/5 14:20 頃
中に入って、ともかくお腹が満たされるものを探します。
でもさ、いくらお腹すいてても、よくわからんものは怖いのよ。
しかもなんか、入口付近のお店は、なんかこー、お酒飲みながらつまむみたいな、歩きながら食べる、みたいな。
違うのよ。
俺はこー、飯がくいたいのよ。なんかの足?みたいなのとか、よくわからん惣菜とか、ジュースとか、そういうんじゃないのよ。
ともかくお腹が満たされそうなものを探して奥に入ります。
よく考えたらさ、アーケードで屋根があるような地域で、食べ物屋さんなんか、奥にあるわけがないのよ。奥に行けば行くほど、食べ物から遠くなっていくようなお店が並びます。
こりゃいかん、と思って、ともかく出口を探します。
迷子になるとか今どこにいるとか、もう知らない。ともかく食い物。
9/5 15:15 頃
ここ、めっちゃ並んでた。たぶんおいしいのでしょう。
でも今の俺に、並んで待つ気力も体力もない。
なんか、屋台でなんかこー屋台にいたらとてもいい感じな雰囲気のお姉さんの声に引かれて行ってみてメニューを見ると、コレコレ、こういうやつなのよ!
よくわからないから、無難そうな右下の冷麺をお姉さんに指さして 8000 ウォン出して、もしおいしかったらなんなら同じのおかわりするつもりで、注文して屋台の席に座って、テーブルに突っ伏しました。
お姉さんに笑われましたよええ。
お姉さんと写真撮ってくればよかった。
ともかく食い物!
この冷麺がうめーのよ。スープまで飲み干した。
2杯目を頼もうかどうしようか考えたけど、お腹いっぱいになれたし、道々なにか面白いものあったら口にしようと決める。
9/5 16時頃
明日の帰国のフライトは朝早いので、嫁さんから磁石のお土産をと頼まれていたので、ここで買えるかもしれないと思ってお店のいい感じのおねえさんに尋ねようと思うが、日本語も英語もだめだ・・・
ここにきてやっと、Google 翻訳使えばどうとでもなることを思い出す。
なんで俺は、いままでこれを使わなかったん?
確かにね、アメリカ行ってもマニラ行っても、英語で話すから、つかったことなんかなかったのよ・・・
初めて英語圏じゃない国にきて、すっかりこれを忘れてましたよ。
Google 翻訳で「私は日本人で、日本語と英語しかわかりません。磁石のお土産を探しています」と入れて韓国語にして、お姉さんに声をかけてスマホを見せたら、めちゃくちゃいい笑顔で左を指さされる。
みたら、ええ、俺の背中のお店で売ってましたよ。
おねえさんにお礼を言って、磁石のお土産を物色。
2つで 7000 ウォン。
他の屋台でスイカのジュースを買って飲んで、とてもおいしかった。
9/5 16:30 頃
さて、ともかくお腹が満たされたし、本当はもう少しブラブラしたいところだったけど、まーどしゃ降りですよ。
諦めて、仁川のパラダシスシティ近くのホテルにチェックインして、パラダイスシティでポーカーを目指します。
Google Map で調べると最寄りの駅から、ソウル駅経由で仁川まで行けそう。そこまで行けばもう、さすがに Uber でいいし、なんとかなるでしょ。
電車の乗り方ももー、きっと次はうまくいくはず。
とうことで、次回、韓国旅行のエピソード、最終回へ続く。
総括
ともかく、お腹すいてばかりでした。
屋台で冷麺を出してくれたお姉さんが女神のように今でも思い出します。
単に冷麺を売っただけなんだけどね。
当たり前なんだけど、次の日どうするかとか、どこいくか、どうやっていくかとか、少しは事前に考えようよ俺・・・
逆恨みもいいとこで変換プラグは持ち帰ってきちゃうし。
日本の恥だ俺は。
ああいいさ。なんとでもいうがいい。ないと困るんだよ。
続く!
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