第1節 FE名古屋vs名古屋ダイヤモンドドルフィンズ GAME2
GAME1は前半に作ったリードを活かして開幕戦勝利を掴んだFE名古屋。
これから続いていく長いレギュラーシーズンに向けて弾みをつける為にも何とか2連勝をもぎ取りたいGAME2。
並里成をはじめとした新戦力と既存戦力の融合、そしてチーム戦術への理解度を深めて「FE intensity」を貫いて勝利を掴んで欲しいところです。
前日のGAME1、攻撃面では色々な手を駆使して得点、守備面では動き回って相手を封殺に成功…ただドルフィンズの出来の悪さ(というか運の悪さ?)に助けられた部分も大きかっただけに、「今日も勢いでいける」などと慢心した日には呑まれることが確実。
それだけに1Qの入りから全力でやれるかどうかがキーポイントでした。
対する名古屋Dは前日FE名古屋のディフェンスを前に69PTSに抑えられ、攻撃力を持ち味とするチームとしては悔しい結果だったことでしょう。
如何にFE名古屋守備陣を崩すか、前日不安定だったルーク・メイとザイラン・チータムのシュートタッチが戻るのかが勝敗の鍵と予想しました。
試合前には大栄食品さんの飛騨牛丼でパワーチャージ…やっぱ肉ですよ、肉🍖←
そして清須和菓子工房うめざわさんのくずひやでクールダウン…今節は季節外れの暑さでくずひやもよく売れていたようです☺
腹が減っては戦が出来ぬ、です。
FE名古屋には沢山美味しいアリーナグルメが出店していますので、未体験の皆さんは是非会場で飲食物を買ってみてくださいね!
今節はブースター有志の方の発案で故障者リスト入りしているアーロン・ヘンリーを励ます為に「#11」のタトゥーシールを身に着けて「共に闘っているよ!」という意思をHennyに届けようという企画が実施され、私も微力ながら協力させて頂きました。
一連の活動はどうやらHenny本人にも届いたようで本当に良かったです。
とても心の温かくなる企画を企画してくださった発案者の方にこの場を借りて御礼申し上げます🙇
そして1日でも早く、Hennyがコートに戻ってくる日が訪れることを願ってやみません。
そして今節はお隣のドルフィンズとの対戦ということもあり、このnoteの最多友情出演回数を誇る『名古屋Dのヤベー奴』ことSくんも稲永に来場してくれました。
彼とはかれこれ10年近くの付き合いになるのですが、今でも仲良くしてくれていることに感謝しかありません…直接対決では負けんけどの😤
それとSくんと場内で話していたところ、Sくんの知人である別のドルファミさん(SNSで存在は知ってた人)と初エンカウントを果たして相互フォローさせて頂く運びとなりました。
また、FE Familyの方でも今節の間に新たにSNSをフォローして頂ける方が複数いらっしゃり、新しい縁が増えていくことはとても嬉しいですね☺
ただひとつ、何故かドルフィンズ界隈で私の事が『FEのヤベー奴』と認識されているのだけは納得出来ませんのでそこはドルファミの皆様には認識を改めて頂きたく…🙇
人類皆やべー奴ですよ←(多方面から叱られそう)
そんなこんなでなんだか楽しい気分で迎えたGAME2ではありますが、何と言っても共に名古屋市を本拠地とする両チームのバチバチのダービーマッチ。
『名古屋のプライド』をかけた名古屋ダービーGAME2を振り返ります🔥
#試合全体雑感
ジャンプボールはショーン・オマラが制してFEが先攻、ファーストポゼッションから佐土原遼のスリーが突き刺さりFEが先制!
しかし「お返しだ!」と言わんばかりのスコット・エサトンの豪快なダンクが決まり、お互いに立ち上がりはバチバチ。
FEはシュートタッチが好調そうな佐土原を中心に攻撃を組み立てますが、これに対してDは前日比較的静かだったルーク・メイと齋藤拓実が序盤から得点。
守備に関しても前日よりハードな守備を序盤から展開してきており、ショーン・デニスHCから相当お灸を据えられたのだと察しました😅
FEが決めればDも決め、Dが決めればFEも決め…立ち上がりはシーソーゲームの様相を呈します。
ところが1Q残り5:30『JACK』こと曾祥鈞のFからのターンオーバーを坂本聖芽にスリー、続けざまに並里成のパスを坂本がスティール→ザイラン・チータムが豪快なダンクで押し込んで12-17と一気に逆転されてしまいます。
ここで泰三HCは堪らずタイムアウト。
得点は出来ているものの、どこかフワッとした立ち上がりで前日ほどの強度があるか微妙なところ。
「緩く入ったら呑まれる」という懸念が的中してしまい頭が痛いです()
タイムアウト明け、FEの攻撃は失敗。
そしてあろうことか直後にチータムのファストブレイク(ダンク)を許して失点。
前日はどこか空回りをしていたチータムですが、この日はアグレッシブに動き回っておりインサイドで彼を自由にさせるのは非常に危険だと認識しました。
その危惧は悪い形で的中。
FEの攻撃が上手くいかない間にチータムに3連続得点を許すなどジリジリ引き離されます。
間違いなく彼は「調子に乗らせてはいけないタイプ」の選手であり、目覚めさせてしまったのは失策でした。
FEも何とか喰らいつきますが、1Q終了間際にアイザック・バッツのターンオーバーからエサトンに冷静に沈められて21-30と昨日とは真逆の追いかける展開です。
FEの強度が著しく落ちた訳ではなさそうで、前日の敗戦で尻に火がついたDの底地を感じるような立ち上がりでしたね。
昨季の西地区王者、敵ながら天晴の修正具合いです。
2Qに入ると流れは一転。
FEは並里のフローター、杉本天昇のスリーと一気呵成の攻めで26-30まで追い上げ、これを見てDベンチはすぐさまタイムアウト。
FEの攻撃が急に良化した訳ではなく、Dの守備に穴があった訳でもなく…スポーツの「流れ」というのは本当に不思議です。
ただ前日からFEの守備の圧力が強いこともあってかちょっとやそっとのことでは相手に流れを渡しきらずに済んでいるのかな?と。
タイムアウト明け、先にスコアを動かしたのはD。
ジャスティン・ハーパーのターンオーバーからメイが切り込んで得点。
好機と見るやそこを逃さないあたりにDの強さを感じます。
このままDにまた流れが行くのか…という不安が過りますが、これを振り払ったのは直前にパスミスでターンオーバーを誘発したハーパー。
内尾がディフェンスREBを確保する間に前線へ斬り込み、バッツからのアシストを受けて2Q残り6:08、ペイントからのシュート。
これがメイのファールを誘い、バスケットカウントエンドワン!
ハーパーはワンスローも決めて29-32。
更に2Q残り4:58、またしても中に斬り込んだハーパーに菊池真人が堪らずファールでバスケットエンドワン!
ここもワンスローを成功させ、遂に32-32のイーブンに。
ミスをした直後というのは誰しも落ち込むものですが、ハーパーは下を向かず得点を重ねるという自分の『仕事』を黙々と遂行。
バッツや並里、笹山貴哉とはまた違ったタイプですが、頼りになるベテランです✨
オフィシャルタイムアウト明けは坂本にこの日2本目となるスリーを献上しますが、2Q残り3:04に保岡のディフェンスREBから速攻に走った並里が決めて34-35。
続けざまにバッツのスティール→並里が再びのファストブレイクで2Q残り2:41に36-35と逆転!
DのデニスHCはこれを危険な兆候と見たか、チャージドタイムアウト。
コート上はもちろん両ベンチも慌ただしく動くという開幕シリーズから総力戦のような様相を呈するという、正に『ダービー』に相応しい展開に胸が熱くなります🔥
タイムアウト明け、Dはメイ、エサトンが連続してゴール下で仕事をして36-39と再逆転。
その後はお互いに決め手を欠いてそのままハーフタイムに突入します。
ハーフタイムもぐもぐのお供は清須和菓子工房うめざわさんの栗バターどら焼きです🌰
栗とバターとどら焼きの主張度合いが程良く秋の和菓子ですね…気候はまだ夏みたいですが😇
捲り差しで連勝を決めたいFE、このリードを更に拡大させて前日のリベンジを果たしたいD。
ハーフタイムでの両HCのゲームプランの修正がどう影響してくるか、選手たちのコンディションも含めて後半がどのような展開になるのかワクワクゾクゾクします。
3Qは立ち上がりからDのペース。
早々に齋藤→エサトンのホットラインで得点。
FEの攻撃が停滞する間にメイのスリー、佐藤卓磨のツーと加点し36-46と2桁点差まで拡大。
FEベンチはやや強引になり始めた攻撃を危惧して早くもタイムアウトのカードを切ります。
これで好転するかと思われましたが、直後の内尾聡理のフローターはネットを揺らせず。
逆にチータムにREBを確保され、佐藤のアシストを受けてエサトンに沈められて36-48と更にリードを拡大され我慢の時間帯となります。
それでもその直後の3Q残り5:41、内尾はスリーを沈めてルーキーながら打たれ負けしないハートの強さを披露。
持ち味のディフェンスの上手さだけでなく、相手に競り負けない勝ち気さなども表現してくれており、今後の成長が楽しみでしかありません。
その後は点の取り合いの展開となり、10点前後の点差で推移。
FEも中村浩陸のスリースローや杉本天昇のカットインからのショットなどで追撃を試みますが、Dも張本天傑のスリーなどで対抗。
47-59とやや点差を開かれて3Qが終了。
12点という点差であれば残り10分で充分に射程圏内…なのですが、4Q開始早々に佐土原のスリーが落ちると張本にREBを確保され、齋藤にファストブレイクされて失点するという流れの悪さ。
更に1段ギアの上がったD守備陣の牙城を崩せず24秒バイオレーションでターンオーバー→インサイドに斬り込んできたチータムを止める為に立ちはだかったオマラがファールを取られたところでFEベンチはすかさずタイムアウト。
この2日間通してなのですが、相手の強度的にもオマラがやらねばならないタスクが多く、彼への負担が心配となる展開です。
特にオマラはそういった時にレフェリーと闘ってしまう悪い癖があるように見えますし、この日は連日の疲労からかいつもよりイライラしている感じもしましたので…。
心配は悪い形で的中。
4Q残り7:16、エサトンをマークしたオマラに対して笛が吹かれ4つ目の個人ファール…こうなるとベンチへ下げざるを得ずバッツと交代します。
インサイドの大黒柱が下がってしまうとエサトン、メイ、チータムというD自慢の外国籍トリオを抑えるのに難儀することとなり、失点ペースが加速。
FEもハーパーの連続得点などで必死の抵抗を見せますが、チームファールが重なってきたこともあり強気に攻め切れず、徐々に開いていく点差。
Dの強度の高さがボディーブローのように効いてきます😱
すると4Q残り3:52、突撃してきたエサトンを止めにかかったハーパーがファールでチームファールが5つに到達。
エサトンは当然の如く2本揃えて58-74。
こうなってしまうとFEベンチは大黒柱を欠いた状態での逆転は厳しいと判断、ファールトラブルのオマラを再投入して捨て身覚悟の勝負をかけます。
するとオマラは起用の意図を理解し、インサイドのパワープレーでメイのファールを誘い出してツースローを獲得。
Dブースターの大ブーイングの中で落ち着いて2本揃えたのは流石でした👏
「この勢いに乗って逆襲を…」となりかけたのですが、4Q残り3:01佐藤にこの日2本目のスリーを沈められて60-74。
佐藤のような実力者が6THマンとして出てくるDのベンチ層は本当に厚いですね…。
これで集中の糸が切れてしまったのか、4Q残り2:21にリバウンド争いでチータムと競り合ったオマラがこの日5つ目のファール…ファールアウトとなってしまいます。
勝負どころでオマラを欠いた状態では強敵に立ち向かうのは厳しく、JACKのファストブレイク以外は一方的にDの得点を許してしまい点差が拡大。
最終的には62-83まで点差を開かれてノーサイド。
開幕2連勝を狙った一戦は前日とは逆の展開を相手に許してしまい、悔しい敗戦となってしまいました。
FEとしてはシュート精度やチームとして連携などの修正すべき問題は多々あったもののチーム状態が特別に悪かった訳ではなく、前日からきちんと修正してギアを上げてきたDを褒めるべきでしょう。
逆に言えば修正できるところ、つまり『伸び代』が沢山あるということですし、今後の成長に期待しかありません!(ポジティブ思考)
Dは前日の悔しい負けから一転、自分達の持ち味を発揮して昨季西地区王者の貫禄をみせつけてくれました。
同じ名古屋市内のチームということで沢山のドルファミさんたちも稲永に駆けつけてダービーを共に盛り上げてくれました。
今季初勝利おめでとうございます💎🐬…次は負けないけどね?😎
今季初の名古屋ダービーは1勝1敗の痛み分け…この試合の悔しさを次節以降の結果に繋げていってもらいましょう📣
#個人雑感
並里 6.5
今日は彼の日ではなかった…とはいえ、8ASTに6REBは流石の働き
バッツ 6.0
己の役割をこなすベテランの味
佐土原 6.0
前日よりミスは減ったが得点も伸び悩む
天昇 6.0
スリーの調子はいまひとつ、でもその分伸び代は大きいぞ
浩陸 6.0
短時間も効果的な働き
もう少し使って欲しかった
神田 ー
練習などでは良いモノを見せてくれているのでそれを試合で出せるレベルになりたい
内尾 6.5🔥
闘志を前面に出したルーキーらしからぬハートの強さ、今後に期待大
保岡 6.5
得点は全てスリー、撃ち続けよう!
スティールふたつはお見事👏
ハーパー 7.0👑
19PTS、3AST、7REB、1BLKと攻守共に存在感を発揮
オマラ 6.5
ファールが嵩み今季初のファールアウト
こんな日もあるさ
JACK ー
前日よりPT減もしっかり得点したのは○
山崎 ー
なかなか出番が得られないが、やってる方向性は間違っていないはず
泰三 6.5
一時は逆転まで持ち込むも終盤の劣勢を覆せず
名古屋D MIP
チータム 7.5
高い身体能力を活かしてインサイドを制圧
豪快なダンクには敵ながら痺れたよ
2日間通して怪我人が出なかったのは良かったです。(佐藤卓磨選手が痛めた時はヒヤッとしましたが。)
#次節に向けて
開幕カードからの「名古屋ダービー」を1勝1敗。
下馬評的には苦戦を予想している有識者が多かっただけに、決して悪い結果ではなかったと思います。
しかし強敵を相手にホームで連勝出来なかったことも事実であり、今後はそこの部分を埋めて連勝をもぎ取れるように成長していきたいところです。
次節はアウェイ・舞洲に乗り込んで大阪エヴェッサとの対戦となります。
今節の大阪は滋賀との「関西ダービー」を連勝して最高のスタートを切っています。
要注意プレイヤーとしては名古屋Dから移籍したフィリピン代表のレイ・パークスjr.が挙げられます。
彼のシュート力の高さ、ディフェンスの粘っこさは周知の事実ですが、6THマン的なポジションだった昨季までとは変わって大阪ではSGのスターターを務めています。
彼のようなタイプはノッてくると厄介で、そんな選手が長時間出てくるのは脅威以外のナニモノでもありません。
いかにパークスjr.を抑えられるか、また彼に気を取られて他の選手のマークが疎かにならないか…FE守備陣の真価が問われる一戦となりそうです。
また大阪には2020-21シーズンに特別指定選手としてFEに在籍していた土家大輝がいます。
大輝は島根を経て、昨季まではB2の福島に在籍。
昨季は福島のメインのPGとなるまでに急成長し、今季から大阪でB1復帰を果たしています。
自ら得点も取れるスコアリングガードに成長した彼が強固なFE守備陣をどう打破してくるのか注目したいですね。
シーズン序盤、まずは連敗をせずにひとつでも多く貯金を作っていく為にもチームの奮起を期待します💪
お土産は勝利以外要りませんからね!
大阪へは行けるか微妙(行けてもGAME1だけ)なので欠席する公算が強いです。
現地ブーストは現地組の皆さんに託します📣
留守番組の皆さん、共に大阪へ向かって念を飛ばしましょう🔥
それでは次回noteで。アディオス👍
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?